あたらしい学校の辞書(あた辞書): 西和辞書
peque の意味
peque の品詞と基本情報
peque は主に 名詞(口語・俗語)として使われますが、動詞 pecar(罪を犯す)の活用形でもあります。それぞれ説明します。
【名詞として】peque の意味
品詞・性・数
- 名詞(口語・俗語)
- 意味:小さな子ども、ちびっ子、坊や、ちゃん
- 性:男性名詞・女性名詞(話す相手によって変わる)
- スペインのくだけた日常会話でよく使われる表現です。
peque の複数形
| 形 | スペル |
|---|---|
| 単数 | peque |
| 複数 | peques |
例文:
Los peques están jugando en el parque. (ちびっ子たちが公園で遊んでいます。)
性による変化
peque は男女ともに同じ形を使います(性による形の変化はありません)。
| 性 | スペル | 例 |
|---|---|---|
| 男性 | peque | El peque duerme. (坊やが眠っている。) |
| 女性 | peque | La peque ríe. (ちびっこちゃんが笑っている。) |
冠詞(el / la)を変えることで性を区別します。
可算名詞・不可算名詞
可算名詞のみで使われます。
Tengo un peque en casa. (家に小さな子どもが一人います。)
Había tres peques en la fiesta. (パーティーに子どもが3人いました。)
【動詞活用形として】peque の意味
動詞 pecar(ペカール)=「罪を犯す、過ちを犯す」の活用形です。
| 活用 | 意味 |
|---|---|
| 接続法現在 1人称単数 | yo peque(私が罪を犯すならば) |
| 接続法現在 3人称単数 | él/ella peque(彼/彼女が罪を犯すならば) |
| 命令法(否定)2人称単数 | no peques(罪を犯すな) |
Espero que no peque de ingenuidad. (純粋すぎる過ちを犯さないことを願っています。)
No peques de vanidad. (うぬぼれという罪を犯すな。)
peque の派生語
- pequeño(形容詞):小さい
- pequeña(形容詞・女性形):小さい(女性・女性名詞に)
- pequeñez(名詞):小ささ、取るに足らないこと
- pequeñito(指小辞):とっても小さい、ちっちゃい
- pecar(動詞):罪を犯す(活用形としての語源)
- pecado(名詞):罪、罪業
- pecador(名詞・形容詞):罪人、罪深い
peque についての補足情報
俗語・口語としての注意
peque は辞書に載らないことも多い*くだけた口語表現(俗語)*です。 フォーマルな場面や書き言葉では使わず、日常会話・家族間・SNSなどで使われます。
類語とその意味
| 単語 | 意味 |
|---|---|
| niño | 子ども(男の子)、一般的な語 |
| niña | 子ども(女の子)、一般的な語 |
| chico | 子ども、若者、男の子 |
| crío | 赤ちゃん、幼い子ども(くだけた語) |
| chaval | 若者、子ども(スペイン口語) |
フレーズ的に類する表現:
El niño pequeño no para de correr. (その小さな子はずっと走り回っています。)
Los críos se duermen enseguida. (幼い子たちはすぐに眠ってしまう。)
反対の意味の言葉
| 単語 | 意味 |
|---|---|
| adulto | 大人、成人 |
| mayor | 年上の、大人の |
| anciano | お年寄り |
| grande | 大きい、年上 |
フレーズ的に反対の意味:
Cuando seas mayor, lo entenderás. (大人になれば、わかるよ。)
Los adultos también necesitan jugar. (大人だって遊ぶことが必要です。)
語源
- 名詞 peque は形容詞 pequeño(小さい)の語幹 pequ- から派生した口語的な短縮形・省略形と考えられています。
- pequeño 自体はラテン語 piccinus や pitinnus(小さい)に由来するとされ、その後スペイン語で pequeño へと変化しました。
- 動詞活用形としての peque は、ラテン語 peccare(過ちを犯す)に由来します。
時代による意味の変化
peque という口語表現は比較的*現代的な新しいスラング*です。 特にSNSや現代のスペイン口語で広まりました。 以前は pequeño/pequeña や crío/cría が同様の意味で使われることが多く、peque は近年定着した表現です。
peque をスペイン語で説明すると
Peque es una palabra coloquial que se usa en España para referirse a un niño o niña pequeña de manera cariñosa. (peque はスペインで使われる口語表現で、小さな子どもを親しみを込めて指す言葉です。)
peque の一般的な知識
よく使われる例文5文
Mi peque acaba de aprender a caminar. (うちのちびっ子、歩き始めたばかりです。)
¿Cómo está tu peque? (お子さん(ちびっこ)は元気?)
Los peques de la clase son muy curiosos. (クラスの子どもたちはとても好奇心旺盛です。)
El peque no quería irse a dormir. (その子は寝ようとしませんでした。)
¡Qué peque tan mono! (なんてかわいいちびっこなんでしょう!)
イディオム・フレーズ
peque 単体の有名なイディオムは少ないですが、関連する表現として:
No peques de exceso de confianza. (過信という過ちを犯してはいけない。) ※動詞 pecar(罪を犯す)の活用形 peque を使ったフレーズ
特定の場面での使い方
| 場面 | 使い方 |
|---|---|
| 子育て・育児 | 「うちの子」を指す愛称的表現としてよく使われる |
| SNS・ブログ | 育児ブログやインスタグラムで #peque というタグがスペインで人気 |
| 学校・幼稚園 | 先生が子どもたちを指す口語表現として |
日本のスペイン語資格試験について
peque は口語・俗語表現のため、DELE(スペイン語能力試験)や日本スペイン語検定の公式問題ではあまり出題されません。 ただし、スペイン口語・会話能力を問う問題(リスニングや読解)では、こうした日常語が出ることがあります。
むしろ試験で重要なのは動詞 pecar の活用(特に*接続法*)で、
No peques de ingenuo. (純粋すぎる過ちを犯すな。=あまりに世間知らずであってはいけない。)
のような文が文法問題として出ることがあります。
peque が登場する会話
— Oye, ¿sabes lo que significa "peque"?
— ¡Claro! Es un pecado muy pequeño, ¿no?
— ...Casi. Es un niño pequeño.
— ¡Ah! ¡Igual que yo de pequeño!
— ...Tú sigues siendo un peque.
和訳:
「ねえ、"peque"ってどういう意味か知ってる?」 「もちろん!すごく小さな罪のことでしょ?」 「…惜しい。小さな子どものことだよ。」 「あ!私が小さいころと同じだ!」 「…あなた、今もpequeのままだけどね。」
peque が登場する短い物語
Una tarde en el parque(公園でのある午後)
Era una tarde tranquila de otoño. En el parque del barrio, varios peques corrían entre las hojas amarillas y rojas que caían de los árboles.
Uno de los peques, llamado Mateo, se paró de repente y miró al cielo con los ojos muy abiertos.
— Mamá, ¿por qué el cielo es azul? — preguntó Mateo.
Su madre sonrió y respondió: — Porque le gusta combinar con tus ojos.
El peque pensó un momento, muy serio, y luego dijo: — Entonces mañana será marrón, porque llevaré mi jersey marrón favorito.
La madre se rió con ganas. A veces, la lógica de los peques es la más perfecta del mundo.
Aquella tarde, mientras los peques seguían jugando sin preocupaciones, los adultos los miraban y recordaban, por un momento, lo bonito que es ver el mundo con ojos de peque.
和訳:
秋のおだやかな午後のことでした。近所の公園では、木々から落ちる黄色や赤の葉っぱの間を、何人かのちびっ子たちが走り回っていました。
そのうちの一人、マテオという男の子が突然立ち止まり、目を大きく開けて空を見上げました。
「ママ、なんで空は青いの?」とマテオは聞きました。
お母さんは微笑んでこう答えました。 「あなたの目の色に合わせたいからよ。」
ちびっ子はしばらく真剣に考えて、それからこう言いました。 「じゃあ明日は茶色になるね。ぼくのお気に入りの茶色のセーターを着るから。」
お母さんは思わず大声で笑いました。子どもたちの論理は、時として世界で一番完璧なのかもしれません。
その午後、ちびっ子たちが何も心配せずに遊び続ける中、大人たちは彼らを眺めながら、ほんのひととき、ちびっ子の目で世界を見ることの美しさを思い出しました。