あたらしい学校の辞書(あた辞書): 西和辞書
arisco の意味
arisco の品詞は?
arisco は 形容詞 です。 意味は「人見知りな」「よそよそしい」「近づきにくい」「気難しい」「野性的でなつかない(動物について)」です。
arisco の変化形
| 性・数 | スペル | 例文 |
|---|---|---|
| 男性単数 | arisco | El vecino es muy arisco y nunca saluda.(その隣人はとても人見知りで、決して挨拶しない。) |
| 女性単数 | arisca | La gata nueva es arisca y se esconde debajo de la cama. (新しい猫はなつかなくて、ベッドの下に隠れてしまう。) |
| 男性複数 | ariscos | Los niños ariscos a veces solo necesitan más tiempo para confiar. (人見知りな子どもたちは、時に信頼するのにもっと時間が必要なだけだ。) |
| 女性複数 | ariscas | Las gallinas ariscas no se dejan agarrar fácilmente. (なつかないニワトリたちはなかなか捕まえさせてくれない。) |
arisco の派生語
- ariscamente(副詞):よそよそしく、近�づきにくい様子で
- ariscarse(再帰動詞・方言):よそよそしくなる、近づきにくくなる(一部のスペイン語圏で使用)
arisco についての補足情報
俗語・特記事項
特に乱暴・不道徳な言葉ではありませんが、人に対して使うとやや否定的なニュアンスになることがあります。動物(特に犬・猫・馬など)に対して使うことも非常に多く、その場合は「なつかない」「野性的」という意味合いが強くなります。
類語とその意味
- huraño:人嫌い、非社交的な(arisco よりやや強い孤立感を持つ)
- antipático:感じが悪い、人に好かれない
- reservado:内向的な、控えめな(中立的なニュアンス)
- hosco:不愛想な、ぶっきらぼうな
- esquivo:よけるような、近づきにくい、とらえどころのない
フレーズ的に類する意味の例文:
- Es una persona que no se abre fácilmente.(彼女はなかなか心を開かない人だ。)
- Se mantiene siempre a distancia de los demás.(彼はいつも他者から距離を置いている。)
- No le gusta relacionarse con gente nueva.(新しい人と関わるのが好きではない。)
反対の意味の言葉
- sociable:社交的な、人付き合いのよい
- amigable:友好的な、親しみやすい
- afable:温和な、気さくな
- abierto:オープンな、開放的な
- simpático:感じのよい、親しみやすい
フレーズ的に反対の意味を表す例文:
- Mi perro es muy manso y se lleva bien con todos.(うちの犬はとてもおとなしく、みんなと仲よくできる。)
- Ella tiene don de gentes y hace amigos en todas partes.(彼女には人を引きつける才能があり、どこでも友達を作る。)
語源
arisco の語源は諸説ありますが、ラテン語の aries(雄羊)に由来するとする説が有力です。雄羊のような「頑固で近づきにくい」性質から転じたとされています。また、一説にはアラビア語由来とする見方もありますが、定説はありません。スペイン語圏の農村文化の中で、特に家畜が人になつかない様子を表す言葉として使われてきた歴史があります。
時代による意味の変化
もともとは主に 動物が人になつかない・野性的である という文脈で使われていましたが、現代では 人間の性格や態度 に対して使う例も非常に多くなっています。意味の核心(近づきにくい・よそよそしい)は変わっていませんが、適用される対象が広がっています。
arisco の意味をスペイン語で
Arisco/a se dice de una persona o un animal que rehúye el trato con los demás, que es poco sociable, desconfiado o difícil de acercarse. (arisco/a とは、他者との交流を避け、社交的でなく、疑い深く、近づきにくい人や動物を指す言葉です。)
arisco の一般的な知識
利用頻度の高い例文 5 文
Mi perro es muy arisco con los extraños, pero conmigo es cariñoso. → うちの犬は知らない人にはとてもよそよそしいが、私には愛情深い。
El nuevo empleado parece arisco, pero en realidad es tímido. → 新しい従業員は近づきにくそうに見えるが、実は恥ずかしがり屋なのだ。
Ese caballo es arisco y no deja que nadie lo monte. → あの馬はなつかなくて、誰にも乗せてくれない。
Con el tiempo, el gato arisco fue perdiendo el miedo. → 時間が経つにつれ、なつかなかった猫は恐怖心を失っていった。
No te pongas arisco; solo te estoy haciendo una pregunta. → そんなにそっけなくしないで。ただ質問しているだけだよ。
イディオムやことわざ
特に arisco を含む有名なイディオムやことわざは一般的ではありませんが、以下のような表現が口語でよく使われます。
- Más arisco que un gato montés.(山猫より人になつかない。)→ 非常に近づきにくい人や動物を強調する比喩表現。
arisco が用いられている名言
スペインの著名な作家 Benito Pérez Galdós(ベニート・ペレス・ガルドス)の作品には、登場人物の性格描写に arisco が用いられる場面があります。
"Era un hombre arisco y solitario, que encontraba en los libros la compañía que los hombres le negaban." (彼は人見知りで孤独な男で、人間が与えてくれない友を本の中に見出していた。)
この表現は、内向的でありながらも深い知性を持つ人物像を描くのに使われており、arisco が必ずしも否定的な性格のみを意味しないことを示しています。
特定の業界での使われ方
- 畜産・農業分野:馬、牛、犬などが人になつかない、扱いにくいという文脈で頻繁に使われます。
- El toro arisco fue separado del rebaño.(なつかない雄牛は群れから引き離された。)
- 心理・教育分野:子どもや青少年の社交性の問題を話す場面でも使われることがあります。
- El niño arisco puede necesitar apoyo psicológico.(人見知りな子どもには心理的なサポートが必要かもしれない。)
日本のスペイン語資格試験での出題
DELE や実用スペイン語検定(西検)の 中級〜上級レベルでは、性格・気質を表す形容詞の問題が出やすく、arisco はその代表的な語の一つです。
よく問われるポイント: - 類語(huraño, hosco, esquivo など)との意味の違い - 動物と人間、両方に使える形容詞であること - 女性形・複数形の変化(arisco → arisca / ariscos / ariscas)
試験対策例文: - El perro arisco se convirtió en un animal dócil gracias al adiestramiento. (なつかなかった犬は、訓練のおかげで従順な動物になった。)
arisco を使った会話
「arisco の意味を知っていますか?」ではじまる面白いオチのつく会話
— Oye, ¿sabes lo que significa "arisco"? — Hmm… ¿es un tipo de queso español? — No, no. Significa que alguien es poco sociable, que no le gusta acercarse a los demás. — ¡Ah, ya entiendo! Como mi jefe. — Exacto. Tu jefe es muy arisco. — Sí… y lo peor es que él dice que hace un curso de "liderazgo y comunicación". — ¿Y no le sirve de nada? — Al contrario. Ahora evita a la gente con más vocabulario.
和訳: — ねえ、「arisco」ってどういう意味か知ってる? — うーん…スペインのチーズの一種? — ちがうちがう。社交的じゃなくて、人に近づくのが好きじゃないってこと。 — あー、わかった!うちの上司みたいな。 — そうそう。君の上司はすごく arisco だね。 — そうなんだよ…最悪なのは、彼が「リーダーシップとコミュニケーション」の講座を受けてるって言ってること。 — 全然役に立ってないの? — むしろ逆。今はより豊かな語彙で人を避けてる。
arisco が登場する短い文章
タイトル:El perro del abuelo(おじいさんの犬)
En el pueblo donde crecí, mi abuelo tenía un perro llamado Rayo. Era un perro grande, de pelo oscuro y ojos amarillos. Todos en el pueblo decían que Rayo era muy arisco: no dejaba que nadie se le acercara, gruñía cuando alguien entraba al patio y nunca movía la cola.
Yo, de niño, le tenía miedo. Pero un día, mi abuelo me dijo: "Los animales ariscos no son malos. Solo han aprendido a desconfiar porque alguien los lastimó antes."
Decidí intentarlo. Cada tarde, me sentaba lejos de Rayo y simplemente estaba ahí, sin hablarle ni mirarlo. Poco a poco, el perro arisco empezó a acercarse. Primero olió mis zapatos. Luego se sentó a mi lado. Al final del verano, Rayo dormía con la cabeza en mis rodillas.
Aprendí que ser arisco no significa ser malo. A veces, solo significa que alguien necesita más tiempo para confiar. Y eso, creo, también es válido para las personas.
和訳:
私が育った村で、祖父はラジョという名前の犬を飼っていた。それは大きな犬で、暗い毛並みと黄色い目を持っていた。村の誰もがラジョはとても*arisco*(なつかない)だと言っていた。誰にも近づかせず、誰かが庭に入るとうなり声をあげ、尻尾を振ることもなかった。
子どものころ、私はラジョが怖かった。でもある日、祖父が言った。「ariscoな動物は悪くない。ただ、誰かに傷つけられたから、疑うことを覚えてしまっただけなんだ。」
私はやってみることにした。毎夕方、ラジョから遠く離れたところに座り、ただそこにいるだけにした。話しかけも、見つめもしなかった。少しずつ、ariscoだった犬は近づいてきた。最初は私の靴のにおいをかいだ。次に私の隣に座った。夏が終わる頃には、ラジョは私の膝に頭をのせて眠るようになっていた。
ariscoであることは、悪いことじゃないと学んだ。時にそれは、信頼するのにもっと時間が必要だということを意味するだけだ。そしてそれは、人間にも同じことが言えると思う。