あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書

originality の意味

originality とはどんな言葉?

originality(発音:ˌərɪdʒɪˈnælɪti)は、英語で「独創性」「オリジナリティ」「新しさ」を意味する言葉です。何かが他のものの真似ではなく、その人自身の発想から生まれている性質を指します。


originality の品詞

名詞として

originality は 不可算名詞 として使われるのが基本です。「独創性」という概念そのものを指すため、通常は複数形にしません。

不可算名詞としての用例

Her work shows great originality. (彼女の作品は素晴らしい独創性を示している。)

The professor praised the student for the originality of his thesis. (教授はその学生の論文の独創性を称えた。)

ただし、まれに「独創的な点・独自の発想の具体例」を複数指す場合に originalities と使われることもありますが、日常的にはほとんど見られません。


originality の派生語・関連語

単語 品詞 意味
original 形容詞・名詞 独創的な/原本
originally 副詞 もともと、最初は
originate 動詞 生まれる、起源を持つ
origin 名詞 起源、出身

originality の注意点

  • 乱暴・不道徳な言葉ではありません。ポジティブな文脈で使われることが多い言葉です。
  • 俗語としての特別な意味はありません。

originality の類語

  1. creativity ― 創造性。何か新しいものを生み出す能力全般。

    She's known for her creativity* in solving problems.* (彼女は問題解決における創造性で知られている。)

  2. innovation ― 革新。既存のものを新しい形に変えること。

    The company thrives on innovation. (その会社は革新を力に成長している。)

  3. inventiveness ― 発明の才、工夫する力。

    His inventiveness* led to a breakthrough design.* (彼の発明の才が画期的なデザインにつながった。)

  4. uniqueness ― 唯一無二であること、独自性。

    The uniqueness* of her style sets her apart from others.* (彼女のスタイルの独自性が彼女を他と区別する。)

  5. novelty ― 目新しさ、斬新さ。

    The novelty* of the idea caught everyone's attention.* (そのアイデアの斬新さが全員の注目を引いた。)

フレーズ的に類する表現

He always thinks outside the box. (彼はいつも型にはまらない考え方をする。)※独創的な思考を表すイディオム

She brings something fresh to the table. (彼女は新鮮な何かをもたらす。)


originality の反対語

  1. imitation ― 模倣、真似。

    That painting is just an imitation* of a famous work.* (あの絵は有名な作品の模倣に過ぎない。)

  2. conformity ― 従来への同調、型にはまること。

    Conformity kills creativity. (同調は創造性を殺す。)

  3. plagiarism ― 盗作、剽窃。

    The author was accused of plagiarism. (その著者は盗作で非難された。)

  4. conventionality ― 慣習に従うこと、ありきたりであること。

フレーズ的に反対の意味を表す表現

He just follows the crowd. (彼はただ周りに合わせているだけだ。)

It's nothing but a copy-and-paste job. (それはただのコピペ仕事に過ぎない。)


originality の語源

  • origin(起源)+ -al(形容詞化)+ -ity(名詞化)という構造。
  • origin はラテン語の origo(始まり、源)から来ており、さらに oriri(昇る、始まる)に由来。
  • 英語には17世紀ごろから登場し、「何かが最初に生まれたこと」という意味から、「独自に生み出す力・性質」へと意味が広がりました。

時代による意味の変化

もともとは「最初に作られたこと・起源を持つこと」という中立的な意味合いが強かったですが、18〜19世紀のロマン主義の時代に「芸術家の個性・独自の表現」が重んじられるようになり、ポジティブな価値としての「独創性」という意味が強くなりました。現在では「他と違う、新しい、自分だけの」という意味合いで広く使われています。


originality の英英辞書での意味

originality (noun) The quality of being new and not copied from something else; the ability to think independently and creatively, producing ideas or works that are fresh and inventive.

「他のものからコピーされておらず、新しいという性質。独立して創造的に考え、新鮮で独創的なアイデアや作品を生み出す能力。」


originality の使い方・実例

よく使われる例文 5 文

  1. Originality is the key to success in the creative industry. (独創性はクリエイティブ産業での成功の鍵だ。)

  2. The judge was impressed by the originality of her design. (審査員は彼女のデザインの独創性に感銘を受けた。)

  3. His writing lacks originality; it sounds like everything else out there. (彼の文章は独創性に欠ける。世の中にあるものと同じように聞こえる。)

  4. True originality comes from deep observation of the world around you. (真の独創性は、周りの世界を深く観察することから生まれる。)

  5. The company values originality and encourages employees to share new ideas. (その会社は独創性を重んじ、従業員が新しいアイデアを共有することを奨励している。)


originality のイディオム・ことわざ

originality 自体がイディオムになることは少ないですが、関連する表現として:

  • "There is nothing new under the sun."(太陽の下に新しいものは何もない)― 独創性の難しさを皮肉交じりに表すことわざ。
  • "Originality is the art of concealing your sources."(独創性とは自分の出典を隠す技術である)― よく引用されるユーモラスな格言。

originality が用いられている名言

"Originality is nothing but judicious imitation." — Voltaire(ヴォルテール、フランスの哲学者)

「独創性とは、賢明な模倣に他ならない。」

意味:完全に何もないところから独創的なものは生まれず、既存のものをよく観察・吸収し、それを自分なりに昇華させることが独創性だ、というヴォルテールの逆説的な洞察。


"Originality is the one thing which unoriginal minds cannot feel the use of." — John Stuart Mill(ジョン・スチュアート・ミル、イギリスの哲学者)

「独創性とは、独創性のない人間にはその価値がわからないものだ。」


特定の業界での originality

業界 使われ方
法律・著作権 著作権で保護されるには「originality(独自性)」が必要。完全なオリジナルである必要はなく、「作者自身の表現」があればよいとされる。
教育・学術 論文やレポートに originality があるか(自分の主張・分析があるか)が評価される。剽窃(plagiarism)の対義概念として重要。
アート・デザイン 作品が他の誰かの模倣でなく、作者独自のビジョンから生まれているかを示す概念。
ビジネス マーケティングや製品開発で「市場にない新しさ」を意味する文脈で使われる。

中学・高校受験での originality

  • original(形容詞・名詞)の方が受験では頻出ですが、originality も高校受験・大学受験レベルで登場します。
  • よく出るパターン:
    • show originality(独創性を示す)

      Students are encouraged to show originality in their essays. (生徒たちはエッセイで独創性を示すよう促される。)

    • lack originality(独創性に欠ける) The story lacks originality because it follows a very predictable plot. (その物語は非常に予測可能な筋書きをたどっているため、独創性に欠ける。)
    • with originality(独創性をもって) She approached the topic with originality and impressed the examiners. (彼女は独創性をもってそのテーマに取り組み、試験官を感心させた。)

originality が登場する会話・文章

オチのある会話

"Do you know what originality means?"


Kenji: Hey, Mia. Do you know what originality means?

Mia: Of course! It means being unique, having your own fresh ideas that no one else has thought of. Why?

Kenji: I see. Because my teacher said my essay had no originality at all.

Mia: Oh no! What did you write about?

Kenji: I wrote about the importance of originality.

Mia: ...You copied it from the internet, didn't you?

Kenji: Just the introduction. And the conclusion. And everything in between.

Mia: Kenji... that's not an essay. That's a printout.

Kenji: But I changed the font! That's my original touch.


(和訳)

ケンジ: ねえ、ミア。「originality」ってどういう意味か知ってる?

ミア: もちろん!他の誰も思いつかないような、自分だけの新鮮なアイデアを持つこと、つまり独創性ってことよ。どうして?

ケンジ: そうか。だって先生が、僕のエッセイには全く独創性がないって言ったから。

ミア: あらら!何について書いたの?

ケンジ: 独創性の大切さについて。

ミア: ……インターネットからコピーしたんでしょ?

ケンジ: 序論だけ。あと結論も。あと、間の全部も。

ミア: ケンジ……それはエッセイじゃなくて、ただの印刷物よ。

ケンジ: でもフォントを変えたよ!それが僕のオリジナルな工夫だよ。


originality が登場する200語程度の文章

The Power of Being You(自分であることの力)

Many people think that originality means coming up with something completely new — something no one has ever seen or heard before. But that's not quite right.

True originality doesn't mean ignoring the past. Great artists, writers, and inventors all learned from those who came before them. They read books, studied paintings, and listened to music made by others. But then, they mixed all of that together with their own experiences, feelings, and questions about the world — and something new was born.

Think about your favorite musician. They probably grew up listening to other musicians. But when they play, you can feel something that belongs only to them. That's originality.

You don't need to be a genius to have originality. You just need to be honest about who you are and what you think. When you write a story from your own point of view, when you solve a problem in your own way, or when you cook a dish and add your own secret ingredient — that's originality in everyday life.

The world doesn't need more copies. It needs more you.


(和訳)

多くの人は、「独創性」とは誰も見たことも聞いたこともない、まったく新しいものを生み出すことだと思っています。でも、それは少し違います。

真の独創性とは、過去を無視することではありません。偉大な芸術家、作家、発明家たちは皆、先人から学びました。本を読み、絵画を研究し、他の人が作った音楽を聴きました。でもそのうえで、自分自身の経験や感情、世界への問いを混ぜ合わせることで、新しい何かが生まれたのです。

あなたの好きなミュージシャンを思い浮かべてください。その人もきっと、他のミュージシャンの音楽を聴いて育ったでしょう。でも演奏を聴けば、その人だけが持つ何かを感じることができます。それが独創性です。

独創性を持つために、天才である必要はありません。ただ、自分が何者で、何を考えているかについて正直であればいいのです。自分の視点から物語を書くとき、自分なりのやり方で問題を解くとき、料理に自分だけの秘密の材料を加えるとき——それが日常生活における独創性です。

世界はコピーをもっと必要としていません。必要なのは、もっと「あなた」なのです。

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