あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書
sparingly の意味
sparingly とはどんな言葉?
sparingly は副詞(adverb)です。 「節約して」「少量だけ」「控えめに」「けちけちと」という意味です。 何かを 必要最小限しか使わない ようなイメージです。
sparingly の品詞と変化形
sparingly は 副詞 です。副詞なので比較変化はありませんが、参考として関連する形容詞を後述します。
派生語・品詞違いの関連語
| 品詞 | 単語 | 意味 |
|---|---|---|
| 形容詞 | sparing | 倹約な、控えめな、少量の |
| 名詞 | spare | 予備、余裕 |
| 動詞 | spare | 〜を惜しむ、〜を割く、〜を免じる |
| 形容詞 | spare | 予備の、余分の、質素な |
sparing(形容詞)の比較変化
- 原級:sparing
- 比較級:more sparing
- 最上級:most sparing
She is more sparing with her words than her sister. (彼女は姉よりも言葉を慎重に選ぶ)
sparingly の注意点・俗語など
特に乱暴・不道徳な意味はなく、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える安全な語です。
sparingly の類語
- frugally — 質素に、節約して ※ お金や資源全般の節約
- economically — 経済的に、無駄なく ※ 効率を意識した節約
- moderately — 適度に、ほどほどに ※「多すぎず少なすぎず」のニュアンス
- cautiously — 慎重に ※ 行動そのものを抑える場合
- scarcely — ほとんど〜ない ※ 量が極端に少ない場合
フレーズ的に類する表現
in moderation(ほどほどに)
You can enjoy dessert in moderation.(デザートはほどほどに楽しんでいいよ)
little by little(少しずつ)
Add the salt little by little while tasting.(味を見ながら塩を少しずつ加えて)
go easy on 〜(〜を控える)
You should go easy on the sugar.(砂糖は控えめにした方がいいよ)
sparingly の反対語
- lavishly — 惜しみなく、豪勢に
- generously — 気前よく、たっぷりと
- abundantly — 豊富に、ふんだんに
- excessively — 過度に、過剰に
- freely — 自由に、惜しみなく
フレーズ的に反対の意味を表す表現
without restraint(遠慮なく、思う存分)
He ate without restraint at the buffet.(彼はバイキングで思う存分食べた)
to excess(度を超えて)
Drinking to excess is bad for your health.(飲みすぎは体に悪い)
sparingly の語源
spare(古英語:sparian)→「惜しむ、大切にとっておく、免じる」
古英語の sparian が語源で、「何かを使わずにとっておく・惜しむ」という意味から来ています。 ゲルマン語系の言葉で、ドイツ語の sparen(節約する)と同じ語根を持ちます。 そこに形容詞語尾 -ing と副詞語尾 -ly がついて sparingly になりました。
時代による意味の変化
特に大きな意味の変化はありませんが、現代では料理・医薬品・資源など 「使いすぎ注意」 という文脈で非常によく使われます。 また、現代英語では褒め言葉・賛辞などを「控えめにしか使わない」という 比喩的な使い方 も一般的です。
sparingly の英英辞書的な意味
sparingly (adverb): In a way that uses only a small amount of something; in a restrained or limited manner. (何かをほんの少しだけ使う形で;節制した、限られた方法で)
sparingly の例文5文
Use this spice sparingly, as it is very strong. (このスパイスはとても強いので、少量だけ使ってください)
She praised her students sparingly, but when she did, it meant a lot. (彼女は生徒をめったに褒めなかったが、褒めるときはとても意味があった)
Apply the cream sparingly to the affected area. (患部にクリームを少量塗ってください)
He spent his money sparingly during the trip. (彼は旅行中、お金を節約して使った)
This feature should be used sparingly to avoid system overload. (システムの過負荷を避けるため、この機能は控えめに使うべきです)
イディオム・ことわざ
"Spare the rod and spoil the child." (鞭を惜しめば子供は駄目になる / かわいい子には旅をさせよ) ※ spare の動詞用法ですが、sparingly と同じ語根を持つ代表的なことわざです。
"Spare and have is better than spend and crave." (節約してもつ方が、使い果たして欲しがるよりよい) → 倹約の大切さを説くことわざ。
sparingly が用いられている名言
"Praise should be given sparingly; censure, even more so." 「褒め言葉は控えめに与えるべきだ。批判はさらにそうすべきだ。」 — 諸説ありますが西洋の処世訓として広く引用されます。 意味:褒めることも批判することも、乱用すれば価値を失うという教え。
特定の業界での使用
| 業界 | 使われ方の例 |
|---|---|
| 料理・食品 | Apply oil sparingly to the pan.(フライパンに油を少量引く) |
| 医療・薬学 | Use this ointment sparingly.(この軟膏は少量ずつ使用してください) |
| IT・プログラミング | Use global variables sparingly.(グローバル変数の使用は控えめに) |
| デザイン | Use bold fonts sparingly for emphasis.(強調のために太字は控えめに使う) |
| 環境・エコ | Use water sparingly during the drought.(干ばつ中は水を節約して使ってください) |
受験でよく出る使い方
中学・高校受験ではほぼ出題されませんが、高校英語・大学受験レベルでは文脈から意味を推測する問題に出ることがあります。
よく出るポイント: - "use 〜 sparingly" の形で「〜を少量だけ/節約して使う」 - 料理・医療・環境の英文読解で頻出
Doctors recommend using antibiotics sparingly to prevent resistance. (医師は耐性を防ぐため、抗生物質を控えめに使うよう勧めている)
この例のように「なぜ sparingly(控えめに)なのか」という理由とセットで問われることが多いです。
会話:sparingly ってどういう意味?
"Do you know what 'sparingly' means?" asked Tom. (「'sparingly' ってどういう意味か知ってる?」とトムが聞いた)
"Sure! It means using only a little bit of something," said Lisa. (「もちろん!何かをほんの少しだけ使うってことだよ」とリサが答えた)
"Like how?" said Tom. (「たとえば?」とトムが聞いた)
"Like, you should use hot sauce sparingly." (「たとえばホットソースは控えめに使うべき、みたいな感じ」)
"Ah, I see! So… I should NOT have used it sparingly on my ice cream last night?" (「なるほど!…じゃあ、昨夜アイスにホットソースをたっぷりかけたのは間違いだったってこと?」)
"That's… not even the problem here." Lisa sighed. (「それはもはやそういう問題じゃないと思う」リサはため息をついた)
sparingly が登場する短い英文
The Art of Doing Less
My grandmother had a small garden and a big heart, but she always said the same thing every summer: "Use water sparingly."
At first, I didn't understand. I wanted to pour as much water as I could onto every plant. More water means more growth, right?
But she shook her head. "Too much of a good thing can hurt," she said. "Plants need just enough."
Years later, I became a writer. My editor told me something surprisingly similar: "Use adjectives sparingly. Too many, and your writing loses its power."
I thought of my grandmother. She wasn't just talking about water or gardens. She was teaching me a way of living — that restraint, used wisely, can be more powerful than abundance.
Now, I try to apply this lesson to everything: praise, promises, even opinions. When you offer something sparingly, people know it truly matters.
Less, it turns out, really can be more.
訳:少なくすることの美学
祖母は小さな庭と大きな心の持ち主だったが、毎夏いつも同じことを言っていた。「水は節約して使いなさい」と。
最初、私には理解できなかった。すべての植物にできるだけたくさん水をやりたかった。水が多ければ多いほど、よく育つんじゃないの?
でも祖母は首を振った。「良いものでも多すぎると傷つけることがある」と彼女は言った。「植物にはちょうどいい量が必要なの」
何年も経って、私はライターになった。担当編集者が驚くほど似たようなことを言った。「形容詞は控えめに使いなさい。多すぎると、文章の力が失われるから」
私は祖母のことを思い出した。彼女は水や庭のことだけを話していたんじゃなかった。彼女は生き方を教えてくれていたのだ——賢く使われた節制は、豊かさよりも強い力を持つことがある、と。
今、私はこの教えをあらゆることに当てはめようとしている:褒め言葉、約束、そして意見でさえも。何かを控えめに差し出すとき、人はそれが本当に大切なものだとわかってくれる。
結局のところ、少ない方が多いこともあるのだ。