あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書

salaries の意味

salaries は salary(サラリー)の*複数形*です。まず salary の意味から解説します。


salary の意味

品詞:名詞

salary(サラリー)は、定期的に(通常は月ごとや年ごとに)支払われる給与・給料を意味します。主にオフィスワーカーや専門職などの「サラリーマン的な」職に使われます。


salary の形(複数形・可算/不可算)

複数形

単数形 複数形
salary salaries

例文: The salaries at that company are very competitive. (あの会社の給料はとても競争力がある。)


可算名詞・不可算名詞

salary は主に*可算名詞*として使われます。

可算名詞の例: She received a salary of five million yen per year. (彼女は年間500万円の給料を受け取った。)

ただし、「給与という概念」として不可算的に使うこともあります。

不可算的な使い方の例: He works hard for salary, not for passion. (彼は情熱のためではなく、給与のために働いている。)


多義語としてのコンテクスト別の意味

コンテクスト 意味 例文と和訳
一般的な職場 月給・年収 My salary goes up every year.(毎年給料が上がる。)
人事・HR分野 報酬・給与体系 We are reviewing the salary structure.(給与体系を見直しています。)
経済・会計 人件費の一部 Salaries account for 60% of the costs.(給与がコストの60%を占める。)

salary の派生語・関連語

  • salaried(形容詞):給与をもらっている(例:a salaried employee=給与所得者)
  • wage(名詞):時給や日給など(salary と使い分けに注意)
  • remuneration(名詞):報酬(やや堅い表現)
  • compensation(名詞):補償・報酬(米国では給与全体を指すことも)
  • salary cap(名詞フレーズ):給与上限

salary に関する注意・俗語

⚠️ 乱暴・不道徳な意味はありません。ビジネスで安心して使える中立的な言葉です。

俗語的な使い方

特に俗語としての特別な意味はありませんが、日本語の「サラリーマン」の語源になっています。ただし "salaryman" は和製英語的な表現で、英語圏では "office worker" や "white-collar worker" を使います。


salary の類語

単語 意味
wage 時給・週給など短いサイクルで払われる賃金。ブルーカラー職に多い
pay 給与全般を指す口語的・広い表現
income 給与に限らず、あらゆる収入源を含む所得
earnings 労働によって得た収入(複数形で使われることが多い)
remuneration 報酬(フォーマルな文書や法律用語でよく使われる)

フレーズ的に類する表現

He takes home a good pay. (彼はいい給料をもらっている。)

Her income covers all her living expenses. (彼女の収入は生活費をすべてまかなっている。)

Workers demanded higher wages. (労働者たちはより高い賃金を要求した。)


salary の反対語・対比語

単語・フレーズ 意味
volunteer work ボランティア(無給の仕事)
unpaid work 無報酬の仕事
expense 支出(収入の反対概念)
expenditure 支出・費用(経済用語)

フレーズ的に反対の意味を表すもの

He works as a volunteer, with no salary at all. (彼はボランティアとして働いており、給料はまったくない。)

The internship is unpaid, so you won't receive a salary. (そのインターンシップは無給なので、給料は受け取れません。)


salary の語源

salary はラテン語の "salarium"(サラリウム)に由来します。

古代ローマでは、兵士や労働者への報酬として*塩(sal)*が使われていました(塩は保存食に不可欠で非常に貴重だった)。その「塩として支払われるもの」が語源です。

💡 英語の "salt"(塩)と "salary" は同じ語源を持っています! "He is worth his salt."(彼は給料に見合う働きをしている)というイディオムも、このつながりからきています。


時代による意味の変化

もともとは「塩で支払う報酬」という具体的な意味でしたが、現代では「定期的に支払われる固定給与」という抽象的な意味に変化しました。また、歴史的には「年俸制の専門職への報酬」として wage(時間給)と区別されてきましたが、現代では両者の境界はやや曖昧になってきています。


salary の英英辞書での意味

salary (noun): A fixed regular payment, typically paid on a monthly or annual basis, made by an employer to an employee, especially a professional or white-collar worker.

(雇用主から被雇用者、特に専門職やホワイトカラーの労働者に対して、通常は月次または年次ベースで支払われる一定の定期的な報酬。)


salary の一般的な知識

利用頻度の高い例文 5 文

  1. What is your salary? (あなたの給料はいくらですか?)

  2. She negotiated a higher salary before accepting the job offer. (彼女は内定を受け入れる前に、より高い給料を交渉した。)

  3. His salary was cut due to the economic downturn. (景気後退のため、彼の給料は削減された。)

  4. The company offers a competitive salary and great benefits. (その会社は競争力のある給料と充実した福利厚生を提供している。)

  5. Salaries in the tech industry tend to be higher than in other sectors. (テック業界の給料は他の業種より高い傾向がある。)


イディオム・ことわざ

表現 意味
worth one's salt 給料に見合う働きをしている(語源参照)
on a salary 給与制で働いている
salary cap プロスポーツなどで使われる給与上限の制度
draw a salary 給料をもらう

A good employee is always worth their salt. (良い従業員はいつも給料に見合う働きをするものだ。)


salary が用いられている名言

"Time is more valuable than money. You can get more money, but you cannot get more time." — ジム・ローン(Jim Rohn)、自己啓発家

(「時間はお金よりも価値がある。お金はもっと稼げるが、時間はもっと増やせない。」)

salary を直接使った名言ではありませんが、給与・報酬の本質を問い直す文脈でよく引用されます。

"Don't stay in a job for a salary if it kills your soul." — よく引用される格言(作者不詳)

(「魂を殺すような仕事に、給料のためだけにとどまるな。」)


特定の業界での使われ方

業界 使い方・意味
HR(人事) salary review(給与査定)、salary band(給与帯域)など専門用語が多い
スポーツ salary cap(選手年俸の上限制度)として使われる
会計・経理 salary expense(給与費用)として損益計算書に記載される
法律 雇用契約書に "fixed salary"(固定給)として明記される

中学・高校受験でよく出題される用法

✏️ 中学レベル

  • salary = 「給料」という基本的な意味を問われることが多い
  • get a salary(給料をもらう)、pay a salary(給料を払う)のセットで覚えよう

My father gets a salary every month. (私の父は毎月給料をもらっています。)

✏️ 高校・受験レベル

  • wage との使い分けがよく出題されます
    • salary:月給・年俸制(専門職・ホワイトカラー向け)
    • wage:時給・日給制(肉体労働・アルバイトなど)

He earns a salary as an engineer, while his brother earns hourly wages at a restaurant. (彼はエンジニアとして月給をもらっており、弟はレストランで時給制で働いている。)

  • income・earnings との違いも問われる

salary が登場する面白い会話

Do you know what "salary" means?

Tom: Hey, do you know what "salary" means?

Ken: Of course! It means the money you get from your job every month, right?

Tom: Exactly! But did you know it originally meant salt?

Ken: Salt? Like… the stuff I put on my fries?

Tom: Yes! In ancient Rome, soldiers were sometimes paid in salt. That's where the word comes from.

Ken: Wow, so ancient Romans were literally working for their fries seasoning!

Tom: Ha! You could say that. And that's why we say someone is "worth their salt" when they do a good job.

Ken: That's amazing. So my boss should say, "Ken, you are worth your french fries!"

Tom: I think you might need a raise… or at least more fries.


和訳:

トム: ねえ、"salary" ってどういう意味か知ってる?

ケン: もちろん!毎月仕事からもらうお金のことでしょ?

トム: その通り!でも、もともとは「塩」という意味だったって知ってた?

ケン: 塩?フライドポテトにかけるやつ?

トム: そう!古代ローマでは、兵士は塩で給料をもらっていたんだ。それが語源なんだよ。

ケン: へえ、じゃあ古代ローマ人は文字通りフライドポテトの調味料のために働いてたんだ!

トム: ははは!そう言えるかもね。だから仕事をよくやる人のことを "worth their salt" って言うんだよ。

ケン: すごい。じゃあうちの上司は「ケン、君はフライドポテトに値する!」と言うべきだね。

トム: 君には昇給が必要かも…せめてフライドポテトのおかわりでも。


salary が登場する短い物語

A Pinch of Salt

Kenji had always dreamed of earning a great salary. Every morning, he took the crowded train to his office in Tokyo, hoping that one day his hard work would be rewarded.

One day, his manager called him in. "Kenji," she said, "we are giving you a salary increase starting next month."

Kenji smiled and thanked her. On the way home, he stopped at a small bookshop and found an old book about the history of words. He opened it and read: "The word 'salary' comes from the Latin word 'sal,' meaning salt. Roman soldiers were once paid in salt because it was so valuable."

Kenji laughed quietly to himself. He had spent years chasing a better salary, never knowing it was really just a handful of salt.

That evening, he cooked a simple dinner, added a pinch of salt, and thought: "Maybe the real value of work isn't just the money. It's the taste it adds to life."

He took a bite. It was delicious.


和訳:

一つまみの塩

健二はずっと、高い*給料*を稼ぐことを夢見ていた。毎朝、混んだ電車に乗って東京のオフィスへ向かい、いつか努力が報われることを願っていた。

ある日、上司が彼を呼んだ。「健二さん、来月から*給与*を上げることにしました」と彼女は言った。

健二は微笑んでお礼を言った。帰り道、小さな古本屋に立ち寄り、言葉の歴史についての古い本を見つけた。本を開くと、こう書いてあった。「"salary"(給料)という言葉はラテン語の "sal"(塩)に由来する。古代ローマの兵士たちは、塩が非常に貴重だったため、塩で給料を支払われていた。」

健二は静かに笑った。何年もより良い*給料*を追い求めてきたが、それが本当はひとつかみの塩だったとは知らなかった。

その夜、彼はシンプルな夕食を作り、塩をひとつまみ加えながら思った。「仕事の本当の価値は、お金だけじゃないかもしれない。人生に味を加えることなのかもしれない。」

一口食べた。おいしかった。

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