あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書
roguishness の意味
roguishness の品詞と基本的な意味
roguishness は 名詞 です。
「いたずらっぽさ」「悪戯心」「ちょっとした悪ふざけをするような性質」を意味します。悪い意味だけでなく、むしろ*愛嬌のある、茶目っ気たっぷりな性格や雰囲気*を指すことが多い言葉です。
roguishness の名詞としての解説
複数形
roguishness は基本的に 不可算名詞 として使われます。抽象的な「性質・特質」を表すためで、通常複数形にはなりません。
There was a roguishness in her smile that made everyone laugh. (彼女の笑顔には茶目っ気があり、みんなを笑わせた。)
roguishness の派生語・関連語
| 単語 | 品詞 | 意味 |
|---|---|---|
| rogue | 名詞 | 悪党、いたずら者、ならず者 |
| roguish | 形容詞 | いたずらっぽい、茶目っ気のある |
| roguishly | 副詞 | いたずらっぽく、悪戯げに |
roguish(形容詞)の比較級・最上級:
- 原級:roguish
- 比較級:more roguish
- 最上級:most roguish
He was more roguish than his brother. (彼は兄よりもいたずらっぽかった。)
She was the most roguish student in the class. (彼女はクラスで一番茶目っ気のある生徒だった。)
roguishness の注意点・俗語
⚠️ 注意: もともと rogue(ならず者・悪党)という語が語源のため、文脈によっては「ずる賢さ」「少し悪い性質」を意味することもあります。ただし現代の日常的な使われ方では、悪いニュアンスよりも「愛嬌のある悪戯っぽさ」 として肯定的に使われることがほとんどです。
roguishness の類語
mischievousness — いたずらっぽさ。子どもっぽい悪戯心のニュアンスが強い。
His mischievousness always got him into trouble at school. (彼のいたずらっぽさは、いつも学校でトラブルを引き起こした。)
playfulness — 遊び心、おどけた性質。より無邪気でポジティブ。
Her playfulness made every meeting fun. (彼女の遊び心は、どんな会議も楽しくさせた。)
impishness — 小悪魔的な悪戯っぽさ。elfやimpのようなファンタジー的イメージも含む。
There was a certain impishness about the way he teased his friends. (友達をからかう様子には、小悪魔的な茶目っ気があった。)
cheekiness — 生意気さ、図々しいほどの茶目っ気。主にイギリス英語でよく使う。
I love the cheekiness of his humor. (彼のユーモアの生意気っぽい茶目っ気が好きだ。)
waggery — おどけた言動、ひょうきんさ。やや古風な表現。
The comedian's waggery delighted the audience. (そのコメディアンのひょうきんさが観客を喜ばせた。)
フレーズ的に類する表現:
He had a twinkle in his eye. (彼の目はいたずらっぽく輝いていた。)
She always had a trick up her sleeve. (彼女はいつも何かしら悪戯を仕掛けていた。)
roguishness の反対語
seriousness — まじめさ、真剣さ
His seriousness made it hard to joke around him. (彼の真剣さのせいで、冗談が言いにくかった。)
solemnity — 厳粛さ、荘厳さ
The solemnity of the ceremony left no room for humor. (式典の厳粛さは、ユーモアの入る余地がなかった。)
graveness — 重々しさ、深刻さ
propriety — 礼儀正しさ、品行方正さ
フレーズ的に反対の意味を表すもの:
He kept a straight face throughout the meeting. (彼は会議を通じてずっと真剣な顔をしていた。)
She was always by the book. (彼女はいつも規則通りだった。)
roguishness の語源
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| ラテン語 | rogare(乞う、たずねる)→ 乞食・放浪者のイメージ |
| 16世紀英語 | rogue(浮浪者、ならず者)として登場 |
| その後 | roguish(形容詞)→ roguishness(名詞)へと派生 |
16〜17世紀には「犯罪者・詐欺師」という強い否定的な意味でしたが、時代とともにやわらかくなり、現代では*愛嬌のある悪戯っぽさ*という意味で使われることが多くなりました。
時代による意味の変化
🕰️ 特記事項: rogue という語はもともと非常に否定的な意味(浮浪者・詐欺師・ならず者)でした。そのため roguishness も当初は「悪どさ・ずる賢さ」を意味していました。しかし現代英語では、特に文学や日常会話において、チャーミングで愛嬌のある悪戯っぽさという肯定的なニュアンスで使われることがほとんどです。
roguishness の英英辞書的な意味
roguishness (noun) The quality of being roguish; a playful, mischievous, or slightly dishonest character or manner, often considered charming or endearing rather than truly harmful.
(いたずらっぽい性質、遊び心があり少しずる賢い性格や態度。真に有害というよりも、魅力的で愛らしいとみなされることが多い。)
roguishness の一般的な知識
よく使われる例文5つ
There was a roguishness in his grin that made him impossible to stay angry at. (彼のニヤリとした笑みには茶目っ気があり、怒り続けることができなかった。)
Her roguishness was part of what made her such a lovable character. (彼女の悪戯っぽさは、彼女をとても愛すべきキャラクターにしている要素の一つだった。)
The actor captured the roguishness of the pirate perfectly. (その俳優は海賊のいたずらっぽさを完璧に表現した。)
Despite his age, there was still a roguishness about him that charmed everyone. (年をとっても、彼にはみんなを魅了する茶目っ気が残っていた。)
The puppy's roguishness made it hard not to forgive his little accidents. (子犬の悪戯っぽさのせいで、ちょっとした粗相を許さないわけにはいかなかった。)
イディオム・ことわざ
roguishness 単体のイディオムはあまりありませんが、関連する rogue を使ったものがあります。
a rogue's gallery もともとは警察の犯罪者写真集のこと。現在は「問題のある人物の集まり」を軽くユーモラスに指す表現。
Our office is a real rogue's gallery of eccentric personalities. (私たちのオフィスは、個性的な人ばかりが集まる場所だ。)
roguishness が用いられている名言
"There is a roguishness* about great poets that prevents their becoming respectable."* — G.K. Chesterton( G・K・チェスタートン、イギリスの作家・批評家)
意味:「偉大な詩人には茶目っ気があり、それが彼らを"まともな人"にはならせない。」 →型にはまらない自由な精神こそが真のクリエイターの特質だ、という意味を込めています。
特定の業界での使われ方
| 分野 | 使われ方 |
|---|---|
| 文学・映画批評 | キャラクターの魅力を描写する際によく使われる。特にヒーローが少し悪戯っぽい「アンチヒーロー」の性質を表すのに好まれる。 |
| 演劇・演技指導 | 役の性格付けとして "show more roguishness" のように演技指導に使われることがある。 |
| ファッション・広告 | 「ちょっと悪っぽい魅力」「反骨精神」を表すブランドイメージの説明に使われることもある。 |
中学・高校受験での注意
📝 受験ポイント: roguishness 自体は中学・高校受験には出にくい単語ですが、語幹の rogue(ならず者・悪党)および形容詞 roguish(いたずらっぽい)は、長文読解で登場することがあります。特に*小説・物語文*で登場人物の性格を説明する際に出てくるケースがあります。
The boy's roguish smile told me he was hiding something. (その少年の悪戯っぽい笑みは、何かを隠していることを示していた。)
-ness という接尾語は「~な性質・状態」を表し、形容詞を名詞に変える働きをします(例:kind → kindness、dark → darkness)。この知識は受験でも役立ちます。
面白い会話:roguishness を使って
Tom: Do you know what "roguishness" means?
Yuki: Hmm… is it something about being rough? Like, being tough?
Tom: Not exactly! It means being playfully mischievous — like when someone winks at you before pulling a prank.
Yuki: Oh! Like when my cat knocks my coffee off the table and just stares at me?
Tom: Ha! That's actually the perfect example of roguishness.
Yuki: So my cat isn't just evil — she's charming?
Tom: Exactly. She's a rogue with style.
Yuki: Great. Now I feel like I should be thanking her.
和訳:
トム: "roguishness" ってどういう意味か知ってる?
ユキ: うーん…なんか「rough(荒っぽい)」に関係してる? タフってこと?
トム: 惜しい!遊び心のある悪戯っぽさって意味だよ。たとえば、いたずらを仕掛ける前にウインクするような感じ。
ユキ: あ!うちの猫がコーヒーを机から落として、ただじっと私を見てくるやつ?
トム: それはまさに roguishness の完璧な例だね!
ユキ: じゃあうちの猫は邪悪なんじゃなくて、魅力的ってこと?
トム: そう。スタイルのある悪党だよ。
ユキ: なるほど。じゃあ感謝しないといけないかな……。
roguishness が登場する短い物語
The Old Shopkeeper's Secret
Everyone in the small town knew Mr. Hale, the old shopkeeper with the silver hair and the warm laugh. He had run the same little candy shop for fifty years.
What made Mr. Hale special was not just his candy. It was the roguishness that sparkled in his eyes every time a child walked through the door. He would pretend he had run out of their favorite sweets, and then — just as the child's face began to fall — he would pull a big bag from behind the counter with a grin.
"Fooled you!" he would say, and the whole shop would fill with laughter.
Some of the parents in town thought his tricks were a little too mischievous for a man his age. But the children loved him for it. To them, Mr. Hale's roguishness was the best part of visiting the shop — even better than the candy itself.
One day, a young boy asked him, "Mr. Hale, why are you always so tricky?"
The old man winked. "Because," he said, "a little roguishness keeps the heart young."
The boy didn't fully understand at the time. But years later, when he became a grandfather himself, he remembered those words — and smiled.
和訳:
老店主の秘密
小さな町のみんなが知っていた。銀髪の温かい笑い声を持つ老店主、ヘイルさんのことを。彼は50年間、同じ小さなキャンディショップを営んでいた。
ヘイルさんが特別だったのは、キャンディだけではなかった。子どもが扉をくぐるたびに目にきらりと光る roguishness(茶目っ気) があったのだ。彼は子どもたちの大好きなお菓子が売り切れたふりをする。そして、子どもの顔が曇り始めたちょうどそのとき——ニヤリと笑いながらカウンターの後ろから大きな袋を取り出すのだ。
「騙したよ!」彼はそう言い、店中に笑い声が広がった。
町の親たちの中には、あの年齢の男性にしてはちょっとやりすぎな悪戯だと思う人もいた。でも子どもたちは大喜びだった。子どもたちにとって、ヘイルさんの roguishness は、お店に来る一番の楽しみだった——キャンディよりもずっと。
ある日、一人の男の子が尋ねた。「ヘイルさん、どうしていつもそんなに意地悪するの?」
老人はウインクした。「なぜかって?」と彼は言った。「少しの roguishness は、心を若く保ってくれるからさ。」
その時は意味がよくわからなかった少年も、何年も後に自分がおじいさんになったとき、その言葉を思い出した——そして、微笑んだ。