あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書

irreligious の意味

irreligious とはどんな言葉?

irreligious は形容詞で、「宗教に無関心な」「宗教を信じない」「不敬な」という意味を持つ英単語です。宗教的な信仰や実践を持たない、あるいは宗教に対して敵対的な態度を示す人や行動を表すときに使います。


irreligious の品詞と変化形

形容詞としての irreligious

変化形 スペル
原級 irreligious
比較級 more irreligious
最上級 most irreligious

比較級・最上級は -er / -est ではなく more / most を使います。

比較級の例文

  • He is more irreligious than his brother. (彼は兄よりも宗教に無関心だ。)

最上級の例文

  • She is the most irreligious person in her family. (彼女は家族の中で最も宗教を信じていない人だ。)

品詞違いの派生語

  • religion — 名詞「宗教」
  • religious — 形容詞「宗教的な」「信心深い」
  • religiously — 副詞「宗教的に」「忠実に」
  • irreligion — 名詞「不信仰」「宗教への無関心」
  • irreligiously — 副詞「不敬に」「宗教を信じないように」
  • irreligiousness — 名詞「不信仰であること」「宗教心のなさ」

irreligious の注意点

⚠️ 公序良俗・宗教的な配慮について

irreligious は直接的に侮辱する言葉ではありませんが、特定の宗教的なコンテクストでは*相手を批判・否定するニュアンス*を含むことがあります。宗教が生活の中心にある社会や文脈では、この言葉を使う際に注意が必要です。


irreligious の俗語的用法

特に広く定着した俗語としての用法はありませんが、口語では「godless(神を信じない)」などがより砕けた類語として使われることがあります。


irreligious の類語

  1. atheistic — 「無神論的な」。神の存在を否定する立場。
  2. agnostic — 「不可知論的な」。神の存在が証明できないと考える立場。
  3. secular — 「世俗的な」。宗教から切り離された、宗教色のない。
  4. impious — 「不敬虔な」。宗教や神に対して敬意を欠く態度。
  5. godless — 「神を信じない」「不信心な」。やや強い否定的ニュアンスを含む。

フレーズ的に類する表現

  • He lives a secular lifestyle, far from any religious practice. (彼は宗教的実践とは無縁の、世俗的な生活を送っている。)
  • She describes herself as spiritually indifferent. (彼女は自分を「精神的に無関心」と表現する。)

irreligious の反対語

  1. religious — 「宗教的な」「信心深い」
  2. devout — 「敬虔な」。深く信仰を持つ様子。
  3. pious — 「信心深い」。宗教的義務に忠実な。
  4. faithful — 「信仰心のある」「忠実な」
  5. godly — 「神を敬う」「敬虔な」

フレーズ的に反対の意味を表す表現

  • She is deeply devout and attends church every Sunday. (彼女は非常に敬虔で、毎週日曜日に教会に通っている。)
  • He leads a pious life guided by his faith. (彼は信仰に導かれた敬虔な生活を送っている。)

irreligious の語源

要素 意味
ir- 「〜でない」「〜に反する」を意味するラテン語由来の否定接頭辞(in- の変形)
religion ラテン語 religio「義務感」「神への敬意」「信仰」から
-ous 「〜の性質を持つ」を表す形容詞語尾

合わせて「宗教の性質を持たない」→「不信仰な」「宗教に無関心な」という意味になります。


時代による意味の変化

中世ヨーロッパでは irreligious は「道徳的に堕落した危険な人物」というほど強い否定的意味を持っていました。現代では、宗教離れが進んだ社会において「単に宗教を実践しない」という中立的な意味合いで使われることも増えています。


irreligious の英英辞書的な意味

irreligious (adjective) Not following or not caring about any religion; showing a lack of religion or of respect for religion. (いかなる宗教にも従わない、または関心を持たない。宗教または宗教への敬意の欠如を示す。)


irreligious の具体的な知識

よく使われる例文 5 文

  1. He is irreligious and never goes to any place of worship. (彼は宗教に無関心で、礼拝所に行くことは一切ない。)

  2. Her irreligious attitude caused tension with her deeply religious family. (彼女の不信仰な態度は、信仰の篤い家族との間に緊張をもたらした。)

  3. The survey found that younger generations are becoming increasingly irreligious. (調査によると、若い世代はますます宗教に無関心になっていることがわかった。)

  4. Some people are irreligious not because they reject God, but because they are simply indifferent. (神を否定するからではなく、単に無関心だから宗教を持たない人もいる。)

  5. He made several irreligious remarks that offended the audience. (彼は聴衆を不快にさせる、宗教を軽んじた発言をいくつかした。)


イディオムやことわざ

irreligious 単体のイディオムやことわざは一般的には存在しませんが、関連する表現として:

  • "There are no atheists in foxholes." (「塹壕の中に無神論者はいない」=極限状態になると、普段 irreligious な人も神に祈るようになる、という意味のことわざ。)

irreligious が使われた名言

"The irreligious man is he who cannot see past the material world." — 思想家・哲学者に帰される格言(特定の人物の確定的引用ではなく、宗教哲学における一般的な言い回し) (「不信仰な人とは、物質的な世界の向こうを見ることができない人だ。」)

また、よく引用されるのは:

"To be irreligious is not the same as being immoral." — 近代自由主義思想に見られる言い回し (「宗教を持たないことは、不道徳であることとは違う。」)


特定の業界・場面での使われ方

場面 使われ方
社会学・宗教学 無宗教人口の増加を示す学術用語として使用される。"irreligious populations are growing in developed countries."
政治・法律 政教分離の文脈で、世俗的な政策や irreligious な立場を持つ政治家への言及として使われる。
メディア・ジャーナリズム 宗教離れを論じる記事で頻出する語。

中学・高校受験での出題ポイント

irreligious は中学受験ではあまり出題されませんが、高校受験〜大学受験レベルでは以下の知識が問われることがあります。

  • 接頭辞 ir- の意味を理解する問題

    • ir- は in-(〜でない)が r の前で変化した形
    • 例:irregular(不規則な)、irresponsible(無責任な)、irrelevant(無関係な)
  • 語彙の文脈判断問題

    • "He is irreligious, so he does not celebrate any religious holidays." (彼は宗教を持たないので、宗教的な祝日を祝わない。)

面白い会話:irreligious って何?

Alex: Do you know what "irreligious" means? Ben: Hmm... something about religion? Alex: Yeah! It means someone who doesn't follow or care about religion. Ben: Oh, like my uncle! He doesn't go to church, doesn't pray, doesn't celebrate Christmas... Alex: Wow, really? Ben: Yeah. But he does celebrate his cat's birthday every year with a full cake and candles. Alex: So he's irreligious... but he worships his cat? Ben: I told you. Everyone believes in something.

和訳:

アレックス:「"irreligious"ってどういう意味か知ってる?」 ベン:「うーん…宗教に関係する何か?」 アレックス:「そう!宗教に従わない、または関心がない人のことだよ。」 ベン:「ああ、うちのおじさんみたい!教会も行かない、祈りもしない、クリスマスも祝わない…」 アレックス:「へえ、本当に?」 ベン:「うん。でもね、毎年ちゃんとケーキとろうそくを用意して、飼い猫の誕生日を盛大に祝うんだ。」 アレックス:「じゃあ彼は irreligious なのに…猫を崇拝してるってこと?」 ベン:「だから言ったじゃない。人は誰でも何かを信じてるんだよ。」


irreligious が登場する短い文章

Title: The Quiet Sunday

Tom was known in his small town as the most irreligious person around. While his neighbors dressed up and walked to church every Sunday morning, Tom stayed home in his old pajamas, drinking coffee and reading the newspaper.

"Don't you feel empty without faith?" his neighbor Mrs. Green asked him one day.

Tom smiled. "Not really," he said. "I find meaning in small things. The smell of coffee. The sound of birds. A good book."

Mrs. Green shook her head. "That's not enough," she said.

But one rainy Sunday, when Mrs. Green slipped on her wet porch and hurt her ankle, it was irreligious Tom who carried her inside, made her tea, and sat with her for hours.

"You know," she said quietly, "maybe being a good person matters more than going to church."

Tom just smiled and poured her another cup of tea.

His irreligious life had no prayers, no hymns — but it had kindness. And perhaps, for Tom, that was enough.


和訳:静かな日曜日

トムは、近所で最も宗教に無関心な人物として知られていました。近所の人たちが毎週日曜の朝に着替えて教会へ向かう中、トムは古いパジャマのまま家にいて、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいました。

「信仰がなくて、心が空っぽにならないの?」と、ある日近所のグリーンさんが尋ねました。

トムは微笑みました。「そうでもないよ」と彼は答えました。「小さなことに意味を見出しているから。コーヒーの香り、鳥の声、良い本。」

グリーンさんは首を振りました。「それだけじゃ足りないわ」と彼女は言いました。

しかし、ある雨の日曜日、グリーンさんが濡れたポーチで足を滑らせて足首を痛めたとき、彼女を助けて家の中に連れ込み、お茶を入れ、何時間もそばに付き添ったのは、宗教を持たないトムでした。

「あなたって」と彼女はそっと言いました、「教会に行くことより、良い人であることの方が大事なのかもしれないわね。」

トムはただ微笑んで、彼女のカップにもう一杯お茶を注ぎました。

彼の信仰を持たない生活に、祈りも賛美歌もありませんでした。しかしそこには、思いやりがありました。そしてトムにとっては、それで十分だったのかもしれません。

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