あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書

extravagance の意味

extravagance の品詞と基本的な意味

"extravagance" は主に 名詞 として使われます。

意味は「浪費・ぜいたく・過度な出費・度を超した行為」です。


extravagance の名詞としての詳細

複数形

extravagances

Her extravagances included designer clothes, expensive cars, and luxury vacations. (彼女の浪費には、ブランド服、高級車、豪華な休暇が含まれていた。)


可算名詞・不可算名詞

両方の用法があります。

不可算名詞(浪費・ぜいたくという概念・状態)

His extravagance eventually led him to bankruptcy. (彼の浪費癖はついに彼を破産に追い込んだ。)

可算名詞(個々の浪費行為・ぜいたくなもの)

Buying a yacht was just one of his many extravagances. (ヨットを買うのは、彼の多くのぜいたくのひとつに過ぎなかった。)


多義語としてのコンテキスト別の意味

コンテキスト 意味 例文
お金・経済 浪費、無駄遣い Extravagance is the fastest way to lose your savings.(浪費は貯金を失う最速の方法だ。)
行動・態度 度を超した行為、やりすぎ The director's extravagance on set made the production costs skyrocket.(監督の撮影現場での過剰な演出が製作費を急騰させた。)
表現・言葉 誇張、大げさな表現 His speech was full of extravagance and lacked substance.(彼のスピーチは誇張に満ちていて、中身がなかった。)
思想・想像力 奇抜さ、常識を超えた発想 The architect's extravagance of vision produced a truly unique building.(その建築家の奇抜な発想がユニークな建物を生み出した。)

extravagance の派生語

単語 品詞 意味
extravagant 形容詞 浪費する、ぜいたくな、過度な
extravagantly 副詞 浪費して、過度に、ぜいたくに
extravaganza 名詞 豪華絢爛なショー・イベント(派生語というより姉妹語)

extravagance の注意点・俗語的用法

特に乱暴・不道徳・公序良俗に反する言葉ではありませんが、否定的なニュアンスで使われることが多いです。ただし、文脈によっては「豪華さ・華やかさ」を好意的に表現することもあります。

The wedding was a beautiful extravagance that everyone remembered. (その結婚式は、誰もが記憶に残る美しい贅沢なものだった。)


extravagance の類語

単語 意味
lavishness 惜しみない豪華さ・気前のよさ
wastefulness 無駄遣い・もったいない使い方
excess 過剰・度を越すこと
indulgence 甘やかし・欲求に従うこと
prodigality 放蕩・散財(やや古風)

フレーズ的に類する表現

He lived a life of excess, never thinking about tomorrow. (彼は明日のことを考えず、過剰な生活を送っていた。)

She allowed herself the indulgence of a five-star hotel stay. (彼女は五つ星ホテルに泊まるという贅沢を自分に許した。)

The party was marked by sheer lavishness, with gold decorations everywhere. (そのパーティーは、至る所に金の装飾が施された純粋な豪華さが際立っていた。)


extravagance の反対語

単語 意味
frugality 節約・倹約
thrift つましさ・倹約
moderation 節度・ほどほど
austerity 緊縮・質素
restraint 自制・控えること

フレーズ的に反対の意味を表す表現

She practiced frugality and saved half of every paycheck. (彼女は倹約を実践し、毎回の給料の半分を貯金した。)

After years of overspending, he embraced a life of austerity. (何年も使いすぎた後、彼は質素な生活を受け入れた。)

Living in moderation is the key to long-term financial stability. (節度ある生活が、長期的な経済的安定の鍵だ。)


extravagance の語源

ラテン語 が起源です。

  • extra-(「外へ・超えて」を意味する接頭辞)
  • vagari(「さまよう・うろつく」を意味する動詞)

→ 合わせると「普通の範囲をさまよい出る」というイメージ。

中世ラテン語 extravagari(限度を超えてさまよう)→ フランス語経由で英語に入ってきました(14〜15世紀頃)。


時代による意味の変化

もともとは「教会法の範囲外にある(正規の教令集に含まれない)文書」という法律・宗教的な意味で使われていました(中世)。時代とともに一般化し、「常識の外にはみ出すこと=浪費・過度な行い」という現在の意味に変化しました。


extravagance の英英辞書的な意味

extravagance (noun) 1. The quality of spending much more money than is necessary or wise; lack of financial restraint. 2. Something that costs a lot of money and is not essential; a luxury. 3. The quality of being excessive, exaggerated, or going beyond what is reasonable.


extravagance の一般知識・用例

よく使われる例文 5文

  1. His extravagance was well known — he once spent $10,000 on a single dinner. (彼の浪費癖はよく知られており、一度の夕食に1万ドルを費やしたこともあった。)

  2. We can't afford such extravagance when the company is losing money. (会社が赤字のときに、そんな浪費はできない。)

  3. The extravagance of the royal wedding amazed the whole world. (その王室の結婚式の豪華さは世界中を驚かせた。)

  4. Buying organic coffee every morning is my one small extravagance. (毎朝オーガニックコーヒーを買うのが、私の小さなぜいたくのひとつだ。)

  5. The film's extravagance — its sets, costumes, and special effects — won it several awards. (その映画のセット・衣装・特殊効果といった豪華さが、いくつかの賞を受賞させた。)


イディオム・ことわざ

"extravagance" そのものを含む有名なイディオムは多くありませんが、関連する表現として:

  • "live beyond one's means"(収入以上の生活をする=extravagance と同義)

    If you keep living beyond your means, you'll end up in debt. (収入以上の生活を続ければ、借金まみれになる。)

  • "splash out"(大金を奮発する、英国英語的な口語表現)

    They splashed out on a luxury cruise to celebrate their anniversary. (記念日を祝って豪華クルーズに大金を奮発した。)


extravagance が使われた名言

"Elegance is not about being noticed, it's about being remembered." — Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)

("extravagance"の直接引用ではありませんが、ファッション界では elegance と extravagance はしばしば対比されます)

名言として直接 "extravagance" が使われているものでは:

"Extravagance is the luxury of the poor; penury is the luxury of the rich." — Oscar Wilde(オスカー・ワイルド)

意味:「浪費は貧しい者の贅沢であり、倹約は裕福な者の贅沢だ。」 ワイルドらしい逆説的な表現で、豊かさと倹約の皮肉な関係を鋭くついています。


特定の業界での使われ方

業界 使われ方
ファッション・ラグジュアリー ブランドの「豪華さ・非日常感」を表すポジティブなキーワードとして使われることがある
映画・エンタメ 大規模な製作費・セット・衣装の豪華さを表す(必ずしも批判的ではない)
経済・金融 個人・企業の無駄遣い・過剰支出を批判的に表すときに使われる
建築・インテリア デザインの過剰な装飾性・豪華さを指すことがある

中学・高校受験でよく出る用法

"extravagance" 自体は受験英語でそこまで頻出ではありませんが、形容詞形 extravagant は高校受験・大学受験レベルで登場します。

よく問われる形: - "an extravagant lifestyle"(ぜいたくな生活スタイル)

He was known for his extravagant lifestyle, always driving the latest sports cars. (彼は最新スポーツカーを常に乗り回す、ぜいたくな生活スタイルで知られていた。)

  • 長文読解で「浪費・無駄遣い」の文脈で登場することが多く、frugality(倹約)との対比で意味を問われる設問が見られます。

面白いオチのつく会話

"Do you know what 'extravagance' means?"

Alex: Do you know what "extravagance" means? (「extravagance」ってどういう意味か知ってる?)

Mia: Hmm... something like spending too much money on things you don't need? (うーん…必要のないものに使いすぎるってこと?)

Alex: Exactly! Like buying a gold-plated toilet seat. (そう!金メッキのトイレの便座を買うとかね。)

Mia: Ha! Who would do something that crazy? (はは!そんなおかしいことをする人がいるの?)

Alex: Well... I just bought one. That's actually why I'm asking. I looked up the word to describe myself. (実は…さっき買ったんだよね。だから聞いたの。自分を表す言葉を調べてたんだ。)

Mia: You are the living definition of extravagance. (あなた、extravagance の生き見本ね。)


extravagance が登場する短い物語

A Taste of Extravagance

Kenji had always lived simply, eating convenience store lunches and riding his old bicycle to work every day.

One day, his boss handed him a surprise bonus. "You've worked incredibly hard," she said. "Treat yourself."

For the first time in his life, Kenji decided to experience extravagance. He booked a table at the most expensive restaurant in the city. The menu had no prices — a sign, he later learned, that meant everything cost a fortune.

He ordered a tiny piece of wagyu beef the size of a matchbox. It arrived on a black stone plate, decorated with gold leaf and a single flower petal. He ate it in two bites.

The bill arrived: ¥80,000.

Kenji stared at it for a long time. Then he smiled, paid quietly, and rode home on his old bicycle.

Back home, he made a cup of instant noodles.

"Extravagance," he thought, slurping happily, "is best enjoyed just once."


和訳:贅沢の味

ケンジはずっと質素な生活を送っていた。昼食はコンビニ弁当、通勤は古い自転車だった。

ある日、上司が思いがけないボーナスを渡してきた。「本当によく頑張ってくれたわ。自分へのご褒美にしなさい。」

生まれて初めて、ケンジは*贅沢*というものを体験してみようと決めた。市内で一番高いレストランを予約した。メニューには値段が書かれていなかった――後で知ったことだが、それはすべてが法外な値段であることを意味していた。

彼はマッチ箱ほどの大きさの和牛を注文した。黒い石のプレートに乗って運ばれてきたその肉には、金箔と一枚の花びらが添えられていた。二口で食べ終わった。

請求書が届いた。8万円。

ケンジは長い間、それをじっと見つめた。それから静かに微笑んで会計を済ませ、古い自転車に乗って家に帰った。

家に帰ると、インスタントラーメンを一杯作った。

贅沢というものは」と彼はスープをすすりながら思った。「一度だけ経験するのが一番いい。」

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