あたらしい学校の辞書: 西和

seglar の意味


seglar の品詞について

seglar形容詞 および 名詞 として機能します。


seglar の形容詞としての用法

形容詞としての変化形

スペイン語の形容詞 seglar は、男女同形(invariable en género)です。ただし、数による変化はあります。

単数(男・女共通) seglar
複数(男・女共通) seglares

単数形の例文

  • El sacerdote habló con el hombre seglar* sobre la fe.* (その司祭は信仰について俗人の男性と話した。)

  • Ella lleva una vida seglar, alejada de cualquier institución religiosa. (彼女は宗教的な組織から離れた、俗人としての生活を送っている。)

複数形の例文

  • Los miembros seglares* participaron activamente en la ceremonia.* (俗人の参加者たちがその式典に積極的に参加した。)

  • Las voces seglares* también deben ser escuchadas en estas discusiones.* (こうした議論においては、俗人の声も聞かれるべきだ。)


seglar の名詞としての用法

名詞の性・数による変化

seglar は名詞として用いる場合も、男女同形です。

性・数
男性単数 el seglar
女性単数 la seglar
男性複数 los seglares
女性複数 las seglares

男性単数の例文

  • El seglar* se acercó al altar para recibir la comunión.* (その俗人は聖体拝領を受けるために祭壇に近づいた。)

女性単数の例文

  • La seglar* trabajaba como voluntaria en la parroquia local.* (その俗人女性は地元の教区でボランティアとして働いていた。)

男性複数の例文

  • Los seglares* tienen un papel importante en la Iglesia moderna.* (俗人たちは現代の教会において重要な役割を果たしている。)

女性複数の例文

  • Las seglares* organizaron una colecta para los pobres del barrio.* (俗人の女性たちは地域の貧しい人々のための募金活動を企画した。)

可算名詞・不可算名詞について

seglar可算名詞としてのみ 用いられます。「俗人」という特定の人を指す語であるため、不可算名詞としての用法はありません。


seglar の意味(辞書的説明)

1. 形容詞:俗の、世俗的な、在俗の

聖職者や修道者でない状態・立場に関わる事柄を形容します。宗教的な制度や誓願に縛られていない、一般社会に生きる人や物事に対して用います。

  • El derecho seglar* regulaba asuntos fuera de la jurisdicción eclesiástica.* (俗法は教会の管轄外の事柄を規律していた。)

2. 名詞:俗人(ぞくじん)、在俗者

修道誓願を立てていない、また聖職者でない一般の信者、またはキリスト教と無関係な一般人を指します。

  • Como seglar, él no estaba obligado a seguir las reglas del monasterio. (俗人として、彼は修道院の規則に従う義務はなかった。)

seglar の派生語

seglaridad は「俗人であること・世俗性」を表す名詞で、やや古風な語です。


seglar の注意点(品位・倫理)

seglar は乱暴・不道徳・公序良俗に反する言葉では ありません。宗教的・社会的な文脈で使われる中立的な語です。


seglar の俗語的意味

seglar に俗語(argot)としての特別な意味は ありません


seglar の類語

  1. laico ― 「非聖職者の、世俗の」。seglar とほぼ同義で最も広く使われる語。

    • La educación laica es fundamental en un Estado democrático. (世俗的な教育は民主国家において基本的なものだ。)
  2. secular ― 「世俗的な、宗教に関わらない」。宗教的文脈だけでなく「長期にわたる」の意味でも使われる。

    • La autoridad secular del rey era distinta de la del papa. (王の世俗的な権威は教皇のそれとは異なるものだった。)
  3. civil ― 「市民の、非宗教的な」。法的・行政的な文脈でよく使われる。

    • El matrimonio civil no requiere ninguna ceremonia religiosa. (民事婚には宗教的な儀式は一切不要だ。)
  4. profano ― 「世俗的な、神聖でない」。やや否定的なニュアンスを持つ場合がある。

    • El músico alternaba entre lo sagrado y lo profano en sus composiciones. (その音楽家は作品の中で聖なるものと俗なるものを交互に用いた。)
  5. lego ― 「俗人の、専門外の」。宗教的な意味での在俗者を指すほか、「素人」の意味でも使われる。

    • El hermano lego se encargaba de las tareas domésticas del convento. (その修道士(俗兄弟)は修道院の家事を担当していた。)

フレーズ的に類する表現

  • vivir en el siglo ― 「俗世間に生きる」(修道院の外で生きること)

    • Decidió salir del convento y vivir en el siglo como cualquier persona. (彼は修道院を出て、普通の人として俗世間に生きることを決めた。)
  • pertenecer al mundo civil ― 「世俗の世界に属する」

    • Aunque practicaba su fe, ella pertenecía al mundo civil. (信仰を実践していたものの、彼女は世俗の世界に属していた。)

seglar の反対語

  1. clérigo ― 「聖職者」。叙階を受けたカトリックの司祭・助祭など。

    • El clérigo ofició la misa en ausencia del obispo. (その聖職者は司教の不在の中でミサを執り行った。)
  2. religioso(名詞用法) ― 「修道者」。修道誓願を立てた修道士・修道女。

    • La religiosa pasó toda su vida en la clausura del convento. (その修道女は生涯を修道院の閉鎖生活の中で過ごした。)
  3. eclesiástico ― 「教会の、聖職者の」。教会制度に属する人・事柄。

    • El tribunal eclesiástico se reunió para tratar el caso. (教会裁判所はその案件を扱うために集まった。)
  4. monástico ― 「修道院的な、修道の」。

    • La vida monástica exige silencio, oración y trabajo. (修道院の生活は沈黙、祈り、労働を求める。)
  5. sagrado ― 「神聖な、聖なる」。俗(profano / seglar)の対義語として。

    • Este lugar es considerado sagrado por los fieles de la región. (この場所はその地域の信者たちによって聖地とみなされている。)

フレーズ的に反対の意味を表す表現

  • tomar los hábitos ― 「修道服をまとう、聖職者・修道者になる」

    • A los veinte años decidió tomar los hábitos y entrar al seminario. (20歳のとき、彼は修道服をまとって神学校に入ることを決めた。)
  • vida consagrada ― 「修道誓願による聖別された生活」

    • La vida consagrada implica votos de pobreza, castidad y obediencia. (修道生活は清貧・貞潔・従順の誓願を含む。)

seglar の語源

seglar はラテン語 saeculāris(「時代の、世俗の」)に由来し、さらに saeculum(「時代、世代、世俗の世界」)が語根です。saeculum は本来「約100年の期間」や「世代」を意味し、のちにキリスト教ラテン語において「現世・俗世間」と対比される概念として用いられるようになりました。

スペイン語への移行においては、古期スペイン語 seglar として定着し、英語の secular、フランス語の séculier などとも同じ語源を持ちます。


seglar の意味の時代的変化

中世においては seglar は主に「修道誓願を立てていない在俗の信者(カトリック信者であるが修道士・聖職者でない人)」を指す、教会法的な厳密な意味で用いられていました。

近代以降、特に政教分離(laicismo)の思想が広まるにつれ、laicosecular がより広く使われるようになり、seglar はやや古風・正式・宗教的文脈に限定された語という印象が強まりました。現代のスペイン語では laico の方が一般的です。


seglar の意味をスペイン語で説明

Seglar es un adjetivo y sustantivo que designa a la persona que no pertenece al clero ni a ninguna orden religiosa, es decir, que vive en el mundo civil sin haber tomado votos religiosos.

(Seglar とは、聖職者にも修道会にも属さない、すなわち宗教的誓願を立てずに俗世間に生きる人物を指す形容詞・名詞である。)


seglar の一般的な知識

利用頻度の高い例文5文

  1. Los seglares* pueden colaborar con la Iglesia sin pertenecer a ninguna orden.* (俗人たちはいかなる修道会にも属さずに教会と協力することができる。)

  2. Ella es una mujer seglar* que dedica su tiempo libre a la caridad.* (彼女は空き時間を慈善活動に捧げる俗人の女性だ。)

  3. El Concilio Vaticano II reconoció el importante papel de los seglares* en la Iglesia.* (第二バチカン公会議は教会における俗人の重要な役割を認めた。)

  4. La ley seglar* y el derecho canónico regulaban ámbitos distintos de la vida.* (俗法と教会法は生活の異なる領域を規律していた。)

  5. Como seglar, él tenía libertad para casarse y formar una familia. (俗人として、彼は結婚して家族を築く自由があった。)


イディオム・ことわざ

スペイン語に seglar を含む広く知られたイディオムやことわざは現代では一般的ではありませんが、以下の慣用的な表現が歴史的・宗教的文脈で使われてきました。

  • vivir como seglar ― 「俗人として生きる、世俗の生活を送る」
    • Después de años en el convento, optó por vivir como seglar. (修道院で何年も過ごしたあと、彼は俗人として生きることを選んだ。)

seglar が用いられている名言

"La santidad no es privilegio de los clérigos; también el seglar está llamado a la perfección cristiana."第二バチカン公会議の精神を伝える表現(公会議文書『使徒職に関する教令』Apostolicam actuositatem, 1965 に基づく)

意味:「聖性は聖職者だけの特権ではない。俗人もキリスト教的な完全さへと召されている。」


特定の業界での使われ方

業界・分野 使われ方
カトリック教会・神学 聖職者・修道者と対比した「在俗信者」を指す正式用語として頻繁に使用。
教会法(derecho canónico) 聖職者と区別するための法的概念として登場する。
歴史学・中世史 中世ヨーロッパにおける教会権力と俗世権力の対立を語る文脈で多用される。
宗教社会学 近代化・世俗化(secularización)の過程を論じる際に関連語として登場する。

日本のスペイン語資格試験での出題

日本スペイン語検定(DEL、スペイン語技能検定など)では、seglar は主に 上級レベル(3級以上、特に2級・1級) に対応する語彙として出題される可能性があります。

よく問われる可能性のある知識:

  • laico との違いlaico はより広く「非宗教的」全般に使えるが、seglar は特にカトリックの教会組織・修道制度との対比で用いる。

    • 例題:¿Cuál es la diferencia entre "laico" y "seglar"? (「laico」と「seglar」の違いは何か?)
    • 答え:Seglar se refiere específicamente a quien no es clérigo ni religioso dentro del contexto de la Iglesia católica, mientras que laico tiene un uso más amplio en contextos educativos, políticos y sociales. (Seglar はカトリック教会の文脈において聖職者でも修道者でもない人を特に指すが、laico は教育・政治・社会的文脈でより広く使われる。)
  • 形容詞として男女同形であること(形の変化がない点):

    • un hombre seglar / una mujer seglar(男性俗人 / 女性俗人)

seglar を使った会話:面白いオチ


— ¿Conoces el significado de la palabra seglar? (「seglar という言葉の意味を知っていますか?」)

— Sí, claro. Es alguien que no es cura ni fraile, ¿verdad? (「ええ、もちろん。聖職者でも修道士でもない人のことですよね?」)

— Exacto. ¿Y tú eres seglar? (「その通り。あなたは俗人ですか?」)

— Bueno… depende. En casa, mi mujer dice que soy un santo. Pero en el trabajo, todos dicen que soy un pecador sin remedio. (「うーん…場合によりますね。家では妻が私を聖人だと言います。でも職場では、みんなが私を救いようのない罪人だと言いますよ。」)

— Entonces, ¿eres seglar o no? (「では、あなたは俗人なんですか、そうじゃないんですか?」)

— Soy algo peor: soy casado. (「もっとひどいものですよ:既婚者です。」)


和訳(全体)

seglar という言葉の意味を知っていますか?」「ええ、もちろん。聖職者でも修道士でもない人のことですよね?」「その通り。あなたは俗人ですか?」「うーん…場合によりますね。家では妻が私を聖人だと言います。でも職場では、みんなが私を救いようのない罪人だと言いますよ。」「では、あなたは俗人なんですか、そうじゃないんですか?」「もっとひどいものですよ:既婚者です。」


seglar が登場する200語の文章


En una pequeña ciudad de España, existía un monasterio antiguo rodeado de olivos. Los monjes vivían dentro de sus muros, dedicados a la oración y al trabajo silencioso. Sin embargo, fuera de aquellos muros

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