あたらしい学校の辞書: 西和

criatura の意味


criatura の品詞

criatura女性名詞 です。


criatura の複数形・可算・不可算

複数形

criaturas

Las criaturas del bosque salieron al amanecer. (森の生き物たちは夜明けに出てきた。)

可算名詞・不可算名詞

criatura は主に 可算名詞 として使われます。

用法 スペル 例文
可算(単数) criatura Vi una criatura extraña en el jardín. (庭で奇妙な生き物を見た。)
可算(複数) criaturas Hay muchas criaturas en el océano. (海にはたくさんの生き物がいる。)

不可算名詞としての一般的な用法は通常ありません。


criatura の性変化

criatura は女性名詞ですが、指す対象の性別にかかわらず形は変化しません。ただし冠詞や形容詞が性・数に一致します。

対象 例文
女性的な存在 La criatura era una niña muy pequeña. (その生き物はとても小さな女の子だった。)
男性的な存在 La criatura era un ser poderoso. (その存在は力強い者だった。)
複数 Las criaturas nocturnas se despiertan de noche. (夜行性の生き物たちは夜に目を覚ます。)

※ 名詞形自体(criatura / criaturas)は性によって変化しません。


criatura の多義語としての意味

criatura は多義語であり、コンテクストによって以下の意味を持ちます。

1. 生き物・生命体(一般的な生物)

あらゆる生きている存在、または想像上の存在を指します。

El dragón era una criatura mítica de enorme poder. (ドラゴンは巨大な力を持つ神話上の生き物だった。)

2. 赤ちゃん・幼い子ども

特に 乳幼児や小さな子ども を指す、日常的によく使われる意味です。スペインや中南米で非常に頻繁に使われます。

¡Pobre criatura, tiene solo tres meses! (かわいそうに、まだ3か月しかたっていないのよ!)

3. 神に創られた存在・被造物(宗教的文脈)

神学・宗教的文脈では「神に創られたもの」「被造物」を意味します。

El hombre es una criatura hecha a imagen de Dios. (人間は神のかたちに造られた被造物である。)

4. (比喩的に)誰かに依存したり支配されたりしている人

あまり良い意味ではなく、「誰かの言いなりの人」「操られた存在」のように使われることもあります。

Ese político no es más que una criatura del partido. (あの政治家は党の操り人形に過ぎない。)


criatura の派生語

  • crear — 動詞「創る・創造する」(criatura の語源動詞)
  • creación — 名詞「創造・作品」
  • creador — 名詞・形容詞「創造者・創る」
  • crianza — 名詞「養育・しつけ・育て方」(関連語)
  • criar — 動詞「育てる・養育する」(派生動詞)

criatura に関する補足事項


乱暴・不道徳・公序良俗

特に問題のある表現ではありません。ただし「誰かの操り人形」という意味で使う場合(上記の意味4)は、侮辱的なニュアンスを含む場合があります。文脈に注意してください。


俗語としての意味

スペインの口語では、criatura は驚き・あわれみ・愛情を込めた呼びかけとして使われます。

¡Pero, criatura, ¿cómo has podido hacer eso? (まあ、あなたったら、どうしてそんなことできたの?)

この用法では子どもだけでなく大人に対しても使われ、「まったく、この人は…」「しょうがないわね」といったニュアンスが出ます。特におばあちゃんや目上の人が使うことが多いです。


類語と意味

  1. ser — 「存在・生き物」。より哲学的・抽象的な語。

    El ser humano es un ser racional. (人間は理性的な存在である。)

  2. animal — 「動物」。人間以外の生き物を指すことが多い。

    El gato es un animal doméstico muy común. (猫はとてもよく見られるペットです。)

  3. bebé — 「赤ちゃん」。criatura の「幼い子ども」の意味に近い。

    El bebé llora porque tiene hambre. (赤ちゃんはお腹が空いて泣いている。)

  4. niño — 「子ども」。criatura より年齢が上の子を指すことが多い。

    El niño juega en el parque todos los días. (その子は毎日公園で遊んでいる。)

  5. ente — 「存在・実体」。やや抽象的・文語的。

    Ese ente misterioso apareció de la nada. (その謎めいた存在がどこからともなく現れた。)

フレーズ的に類似した意味の表現:

Todo ser viviente merece respeto. (あらゆる生き物は尊重に値する。) ← criatura の「生き物」の意味に相当

El pequeño vino al mundo sano y salvo. (その小さな子は元気に生まれてきた。) ← criatura の「赤ちゃん」の意味に相当


反対語とその意味

  • creador — 「創造者」。criatura(被造物)の対義語として機能する。

    Dios es el creador, y nosotros somos sus criaturas. (神は創造者であり、私たちはその被造物です。)

  • dios — 「神」。宗教的文脈で「被造物」の反対に位置する。

    Dios creó todas las criaturas del universo. (神は宇宙のすべての被造物を創った。)

フレーズ的に反対の意味を表す表現:

No es una criatura indefensa; es un adulto capaz de tomar sus propias decisiones. (彼は無力な弱い存在ではなく、自分で決断できる大人だ。)


語源

criatura はラテン語 creātūra(「創られたもの」)に由来し、動詞 creāre(「創る」)の過去分詞形 creātus から派生した名詞です。

  • ラテン語 creāre(創る)→ creātūra(創られたもの)→ スペイン語 criatura

同じ語根から英語の creature、フランス語の créature、イタリア語の creatura も生まれています。


時代による意味の変化

もともとは 宗教・神学的文脈 が中心で、「神によって創られた存在=被造物」という意味が主でした。中世スペイン語の文献では主にこの神学的な意味で使われています。

近現代になるにつれ、より日常的な意味が広がり、「赤ちゃん・幼い子ども」 という意味が口語で非常に一般的になりました。現代のスペイン語(特にスペイン本国)では「赤ちゃん」「幼子」の意味での使用頻度がもっとも高いと言えます。

また、ファンタジーやSFの普及とともに「架空の生き物」という意味も現代では広く定着しています。


criatura をスペイン語で説明すると

Una criatura* es un ser vivo, especialmente un niño pequeño o un bebé, o también cualquier ser creado, real o imaginario.* (criatura とは、生きている存在のこと。特に幼い子どもや赤ちゃん、また現実や想像上を問わず創られた存在全般を指す。)


criatura の一般的な知識


利用頻度の高い例文5文

  1. La criatura nació sana y fuerte. (その赤ちゃんは元気に生まれてきた。) → 意味: 赤ちゃんの誕生を表す表現。日常会話でよく使われる。

  2. ¡Pobrecita criatura, no ha comido nada en todo el día! (かわいそうに、一日中何も食べていないの!) → 意味: 哀れみを込めた呼びかけ。子どもだけでなく大人に対しても使われる。

  3. Las criaturas del mar profundo son fascinantes y misteriosas. (深海の生き物たちは魅力的で神秘的だ。) → 意味: 自然界の生き物を表す用法。

  4. En ese videojuego hay criaturas de todo tipo. (そのビデオゲームにはあらゆる種類の生き物が登場する。) → 意味: ゲーム・ファンタジーの文脈での使用。

  5. El hombre es la única criatura capaz de reír. (人間は笑うことができる唯一の存在だ。) → 意味: 哲学的・文学的な文脈での使用。


イディオムやことわざ

スペイン語に criatura を含む有名なことわざはそれほど多くありませんが、以下のような表現があります。

"La criatura llora y la madre no lo oye." (赤ちゃんが泣いているのに、母親は聞こえていない。) → 近くにいるはずの人が気づかない、無関心な状態を皮肉った表現。

"Como una criatura"(赤ちゃんのように) Llora como una criatura cada vez que pierde un partido. (試合に負けるたびに赤ちゃんみたいに泣く。) → 大人が子どもっぽい行動をするときに使う比喩表現。


criatura が用いられている名言

"El hombre es la única criatura que se niega a ser lo que es." — アルベール・カミュ(Albert Camus) (人間は、自分がそうであるものであることを拒む唯一の生き物だ。)

→ 人間は自分の本質や現実を受け入れずに抗う存在であるという、実存主義的テーマを表した言葉。

"Somos criaturas de un día." — マルクス・アウレリウス(Marcus Aurelius)的な思想に由来するラテン語的表現 (私たちは一日限りの存在だ。)

→ 人間の命のはかなさ・無常を表す哲学的表現。


特定の業界での用法

業界・分野 用法・ニュアンス
神学・宗教 「被造物」。神が創ったすべての存在を指す。El ser humano es la más noble de las criaturas de Dios. (人間は神の被造物の中でもっとも高貴な存在だ。)
ゲーム・ファンタジー 「クリーチャー・モンスター」。Debes derrotar a todas las criaturas del calabozo. (ダンジョンのすべてのクリーチャーを倒さなければならない。)
文学・詩 「存在」の哲学的・抒情的表現として。Somos criaturas del tiempo y del olvido. (私たちは時間と忘却の生き物だ。)
医療・育児 「乳幼児」を指す柔らかい表現として。La criatura tiene fiebre y hay que llevarla al médico. (赤ちゃんが熱を出しているので、医者に連れて行かなければならない。)

日本のスペイン語資格試験での出題傾向

日本スペイン語検定(西検)やDELEなどでは、以下のような文脈で criatura が出題されやすいです。

① 「赤ちゃん・幼い子ども」としての意味

La criatura no para de llorar desde esta mañana. (その赤ちゃんは今朝からずっと泣き止まない。)

→ 文脈から「criatura = 赤ちゃん」と判断する読解問題として出題されることがある。

② 「生き物・生命体」としての意味

Las criaturas marinas se ven afectadas por la contaminación del océano. (海洋生物は海の汚染によって影響を受けている。)

→ 環境問題・自然に関する文章の中で頻出。

③ 宗教・哲学的文脈

Toda criatura viviente tiene derecho a existir en este mundo. (あらゆる生き物はこの世界に存在する権利を持っている。)

→ 倫理・哲学的テーマの長文問題や作文問題で使われる。


criatura の会話

"¿Conoces el significado de «criatura»?" ではじまる会話


— ¿Conoces el significado de "criatura"? (「criatura」の意味を知っていますか?)

— ¡Claro! Es un monstruo, ¿verdad? Como en las películas de terror. (もちろん!怪物でしょ?ホラー映画みたいな。)

— Bueno... también puede significar eso. Pero en España, cuando alguien dice "¡pobrecita criatura!", normalmente no está hablando de un monstruo. (まあ……そういう意味もありますね。でもスペインで「¡pobrecita criatura!」と言うとき、普通は怪物の話ではありませんよ。)

— ¿Ah, no? Entonces, ¿de qué está hablando? (え、そうなんですか?じゃあ、何の話をしているんですか?)

— Está hablando de un bebé, o de alguien que da pena. Por ejemplo, una abuela le dice a su nieto de 40 años: "¡Ay, pobrecita criatura, no sabe ni freír un huevo!" (赤ちゃん、またはかわいそうな誰かの話をしているんです。例えば、おばあちゃんが40歳の孫に向かって言うんです。「まあ、かわいそうに、卵一つ炒められないのね!」って。)

— ¡Ja, ja! Entonces, ¿la criatura de 40 años no sabe cocinar? (ははは!じゃあ、40歳の「criatura」は料理ができないんですか?)

— Exacto. Y lo peor es que la criatura de 40 años se llama… Carlos. ¡Y ese Carlos soy yo! (そうなんです。そして最悪なのは、その40歳の「criatura」の名前が……カルロスなんです。そしてそのカルロスとは、私のことです!)


和訳:

「「criatura」の意味を知っていますか?」 「もちろん!怪物でしょ?ホラー映画みたいな。」 「まあ……そういう意味もありますね。でもスペインで『¡pobrecita criatura!』と言うとき、普通は怪物の話ではありませんよ。」 「え、そうなんですか?じゃあ、何の話をしているんですか?」 「赤ちゃん、またはかわいそうな誰かの話をしているんです。例えば、おばあちゃんが40歳の孫に向かって言うんです。『まあ、かわいそうに、卵一つ炒められないのね!』って。」 「ははは!じゃあ、40歳の「criatura」は料理ができないんですか?」

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