あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書

nincompoop の意味


nincompoop の品詞は?

nincompoop名詞 です。

複数形

nincompoops

The classroom was full of nincompoops who couldn't follow simple instructions. (教室には、簡単な指示も理解できないバカばかりだった。)

可算・不可算名詞

nincompoop可算名詞のみ で使われます。

He's a complete nincompoop — he locked his keys inside the car again. (彼はまったくのバカだ。またカギを車の中に閉じ込めてしまった。)


nincompoop の注意点

⚠️ 注意: nincompoop は相手をバカにする言葉です。直接的に侮辱する表現ではありますが、英語ではどちらかというと 古風でユーモラスなニュアンス があり、強い悪意よりも「おっちょこちょい」「とんまな人」という軽いからかいのトーンで使われることが多いです。それでも、相手を傷つける可能性があるため、使う場面には注意しましょう。


nincompoop の俗語的な意味

特別な俗語的意味はありませんが、もともと 口語・俗語的な表現 として使われてきた言葉です。現代では少し古風な響きがあり、ユーモラスに「まぬけ」「アホ」を指す言葉として使われます。

"Don't be such a nincompoop! Just read the manual!" (「そんなマヌケなことしないで!説明書を読めばいいじゃない!」)


nincompoop に似た言葉(類語)

単語 意味
fool 愚か者、バカ(最も一般的)
idiot 間抜け、アホ(やや強め)
blockhead 頭の固いバカ(古風)
dimwit 鈍い人、マヌケ
dunce 勉強のできないバカ、のろま

フレーズ的に類する表現

He's a total fool — he believed everything the scammer said. (彼はまったくのバカだ。詐欺師の言うことを全部信じてしまった。)

Stop acting like a dimwit and think before you speak. (マヌケのように振る舞うのをやめて、話す前に考えなさい。)

She felt like a dunce when she answered the wrong question. (彼女は間違った問題に答えてしまい、まるでバカみたいだと感じた。)


nincompoop の反対語

単語 意味
genius 天才
sage 賢者、知恵のある人
scholar 学者、知識人
intellectual 知識人、インテリ

フレーズ的に反対の意味を表す表現

Unlike the nincompoops on the committee, she was a true genius who solved the problem in minutes. (委員会のマヌケたちとは違い、彼女は数分で問題を解いてしまう本物の天才だった。)


nincompoop の語源

nincompoop の正確な語源は 不明 とされていますが、いくつかの説があります。

  • 17世紀 に英語に登場したとされる言葉です(1676年頃の文献に記録あり)。
  • ラテン語の "non compos mentis"(精神的に健全でない)から派生したという説が有力視されています。「non compos」が訛って「nincompoop」になったとも言われます。
  • 一方で、オランダ語の "nicht om poop" から来たという説もありますが、確証はありません。

時代による意味の変化

  • 17〜18世紀 の英語では、もっと強い侮辱語として使われていました。
  • 現代英語 では、古風でユーモラスなニュアンスが強く、怒りよりも 軽いからかい・冗談 のニュアンスで使われることがほとんどです。子ども向けの本やコメディでよく見かける表現です。

nincompoop の英英辞書での意味

nincompoop (noun): A foolish or stupid person; someone who lacks common sense or good judgment. (愚かな、または間抜けな人。常識や判断力に欠ける人。)


nincompoop の例文 5文

  1. Don't be a nincompoop — always check the expiration date before you eat something. (マヌケなことをしないで。食べる前に必ず賞味期限を確認しましょう。)

  2. Only a nincompoop would forget to bring an umbrella when the forecast says heavy rain. (大雨の予報なのに傘を忘れてくるのは、マヌケ以外の何者でもない。)

  3. The king called his advisor a nincompoop for giving such terrible advice. (王様は、あまりにひどい助言をした顧問をマヌケと呼んだ。)

  4. I felt like a complete nincompoop when I showed up to the party on the wrong day. (パーティーに違う日に来てしまったとき、完全なバカみたいだと感じた。)

  5. Even a nincompoop could figure out that two plus two equals four. (2たす2が4だということは、バカでもわかる。)


nincompoop のイディオムやことわざ

特定のイディオムやことわざとして定着したものはありませんが、以下のような 慣用的な使い方 がよく見られます。

"Stop being a nincompoop and use your common sense!" (「バカなことをするのをやめて、常識を使いなさい!」)


nincompoop が使われている名言

"Any nincompoop can have children, but that doesn't make you a parent."John A. Shedd に近い考え方として引用されることがある表現

(バカでも子どもは持てる。でも、それだけでは親とは言えない。) ※ 子育てには知恵と愛情が必要だというメッセージを込めた表現です。


nincompoop が使われる特定の場面・業界

  • 子ども向け文学・アニメ・コメディ でよく使われます。強すぎず、でも「バカ」を表現したいときに重宝される言葉です。
  • イギリス英語 では特になじみ深い表現で、アメリカ英語でも通じますが、やや古風な響きがあります。
  • 政治的な風刺 にも使われることがあります。

The newspaper called the politician a nincompoop for his ridiculous spending plan. (新聞は、その馬鹿げた支出計画のせいで、その政治家をマヌケと呼んだ。)


受験での nincompoop

nincompoop は中学・高校受験の標準的な出題範囲ではありませんが、語彙力を問う難関校の試験英検準1級〜1級レベル の語彙問題で稀に登場することがあります。

  • 意味:「まぬけ、愚か者」
  • ポイント:名詞のみ可算名詞のみであることを覚えておきましょう。
  • 類語の foolidiotdunce との意味の違いも押さえておくと◎

面白い会話:nincompoop って何?

Alex: Do you know what "nincompoop" means? Jamie: Hmm… is it some kind of soup? Alex: No, no! It's a person who does really foolish things. Jamie: Oh! Like the guy who microwaved his metal spoon this morning? Alex: Exactly! A total nincompoop. Jamie: Wait… that was me. Alex: …Yes. Yes, it was.

和訳:

アレックス:「"nincompoop" って何か知ってる?」 ジェイミー:「うーん…なんかのスープ?」 アレックス:「違う違う!すごくバカなことをする人のことだよ。」 ジェイミー:「あ!今朝、金属のスプーンをレンジでチンした人みたいな?」 アレックス:「そう!まさに nincompoop だね。」 ジェイミー:「あ……それ、僕だ。」 アレックス:「……うん。そうだね。」


nincompoop が登場する短い物語

The Village Nincompoop

There was once a small village with a very cheerful man named Harold. Everyone liked Harold because he always smiled. But Harold was, without a doubt, the biggest nincompoop in the whole village.

One winter, the village needed someone to guard the food storehouse at night. Harold volunteered right away. "I'll do it!" he said proudly.

On the first night, Harold decided to light a fire inside the wooden storehouse to stay warm. Luckily, a neighbor smelled smoke and ran over just in time.

"Harold, you nincompoop!" the neighbor cried. "You could have burned everything down!"

Harold scratched his head. "But I was cold," he said with a big smile.

The next night, the village gave Harold a blanket and a very clear note: No fire. No cooking. No ideas.

Harold followed the instructions perfectly. He sat quietly, wrapped in his blanket, and guarded the storehouse all night long. In the morning, everything was safe.

The village chief shook Harold's hand. "Well done, Harold."

Harold beamed. "See? Even a nincompoop can do a great job — as long as someone tells him exactly what not to do."

The whole village laughed. And from that day on, they loved their cheerful nincompoop even more.


和訳:村のマヌケ

むかし、ハロルドという陽気な男が住む小さな村がありました。ハロルドはいつもにこにこしていたので、みんなに好かれていました。でも、彼が村一番のマヌケであることは、誰もが知っていました。

ある冬、村では夜に食料倉庫を見張る人が必要になりました。ハロルドはすぐに手を挙げました。「僕がやる!」と誇らしげに言いました。

最初の夜、ハロルドは暖を取ろうと、木造の倉庫の*中*で火を起こすことにしました。幸い、近所の人が煙のにおいに気づき、ギリギリのタイミングで駆けつけました。

「ハロルド、このマヌケ!」と近所の人は叫びました。「全部燃やしてしまうところだったじゃないか!」

ハロルドは頭をかきながら、満面の笑みで言いました。「でも寒かったんだもの。」

翌晩、村はハロルドに毛布と、はっきりとした指示書を渡しました。火は使うな。料理するな。思いつきで行動するな。

ハロルドは完璧に指示を守りました。毛布にくるまって静かに座り、一晩中倉庫を守りました。朝になると、すべて無事でした。

村長はハロルドの手を握りました。「よくやった、ハロルド。」

ハロルドは誇らしげに笑いました。「ほら、マヌケでも立派にできるんだ。やってはいけないことをちゃんと教えてくれれば、ね。」

村中が笑いました。そしてその日から、みんなはこの陽気なマヌケをますます好きになりました。

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