あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書
mortified の意味
mortified は主に 形容詞 として使われます。
mortified の品詞と基本的な意味
形容詞 (adjective)
「ひどく恥ずかしい思いをしている」「屈辱を感じている」「穴があったら入りたいほど恥ずかしい」という意味です。日本語の「赤っ恥をかいた」「恥ずかしくて死にそう」に近いニュアンスです。
比較級・最上級
形容詞 mortified は通常、感情の強度を表す副詞(very, absolutely など)で強調されるため、比較級・最上級の変化形はほとんど使われません。
| 形 | スペル | 例文 |
|---|---|---|
| 原級 | mortified | She was mortified by her mistake. (彼女は自分のミスにひどく恥ずかしい思いをした。) |
| 比較級 | (more mortified) | She was even more mortified than before. (彼女は以前よりもさらに恥ずかしい思いをした。) |
| 最上級 | (most mortified) | That was the most mortified I have ever felt. (あれは私がこれまでで最もひどく恥ずかしいと感じた瞬間だった。) |
mortified の派生語・関連語
mortified は動詞 mortify の過去分詞が形容詞として定着したものです。
| 語 | 品詞 | 意味 |
|---|---|---|
| mortify | 動詞 | 〜をひどく恥ずかしい思いにさせる/(宗教的に)肉体を苦しめる |
| mortification | 名詞 | 深い恥/屈辱感/(宗教的な)苦行 |
| mortifying | 形容詞 | 恥ずかしい思いをさせるような、屈辱的な |
| mortifyingly | 副詞 | 恥ずかしいほどに、屈辱的なほどに |
mortified の注意点
⚠️ 注意:文脈によって意味が異なります
| コンテクスト | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| 日常会話 | ひどく恥ずかしい、屈辱を感じている | I was mortified when I called my teacher "Mom." (先生を「お母さん」と呼んでしまい、穴があったら入りたかった。) |
| 宗教・歴史的文脈 | 肉体を苦しめる苦行を行う(自己修養の意味) | Monks sometimes mortified the flesh to focus on prayer. (修道士たちは時に、祈りに集中するため肉体を苦しめる苦行を行った。) |
| 医学的(古い用法) | (組織が)壊死した状態 | The mortified tissue had to be removed. (壊死した組織は取り除かなければならなかった。) |
mortified の類語
| 語 | 意味 |
|---|---|
| embarrassed | 気まずい、恥ずかしい(mortified より軽めのニュアンス) |
| humiliated | 屈辱を与えられた、面目をつぶされた |
| ashamed | 恥じている、後ろめたさを感じている |
| chagrined | ひどく悔しい、失望してメンツをつぶされた |
| abashed | 当惑してうろたえている、気後れしている |
フレーズ的に類する意味:
- I wanted the ground to swallow me up.(穴があったら入りたかった。)
- I could have died of embarrassment.(恥ずかしさで死ぬかと思った。)
- My face turned bright red.(顔が真っ赤になった。)
mortified の反対語
| 語 | 意味 |
|---|---|
| proud | 誇りに思っている |
| confident | 自信に満ちている |
| dignified | 威厳がある、堂々としている |
| elated | 有頂天の、大喜びの |
フレーズ的に反対の意味:
- She held her head high.(彼女は堂々と胸を張っていた。)
- He was on top of the world.(彼は得意の絶頂にあった。)
mortified の語源
| 要素 | 由来 | 意味 |
|---|---|---|
| mort- | ラテン語 mors / mortis | 死 |
| -ify | ラテン語 -ficare | 〜にする |
| -ed | 英語の過去分詞語尾 | 〜された状態 |
もとは「肉体を死んだも同然の状態にする(苦行)」という宗教的な意味でした。そこから「自尊心を殺される→恥ずかしくて死にそうな気持ち」へと意味が拡張されていきました。
時代による意味の変化
- 中世〜近世:宗教的苦行(断食・自罰など)で肉体を苦しめる、という厳格な宗教的意味が主でした。
- 近代以降:「自尊心が傷つけられるほど恥ずかしい」という心理的・感情的な意味が主流になりました。
- 現代:日常会話では「超恥ずかしい!」「死にたいくらい恥ずかしい」という軽めの口語表現としても多用されます。
mortified の英英辞書的な意味
mortified (adjective) Feeling extremely embarrassed or humiliated, as if one's dignity or self-respect has been deeply wounded.
「自分の尊厳やプライドが深く傷つけられたかのように、非常に恥ずかしい、または屈辱的な気持ちになっている状態。」
mortified を使った頻出例文
I was mortified when I tripped in front of everyone. → みんなの前で転んでしまい、穴があったら入りたかった。
She was mortified to find out her mic was on the whole time. → ずっとマイクがオンになっていたと知り、彼女はひどく恥ずかしい思いをした。
He was mortified by the way his parents acted at the party. → パーティーでの両親の振る舞いに、彼は恥ずかしくて顔を上げられなかった。
I am absolutely mortified — I sent that email to the wrong person! → 本当に最悪!メールを別人に送ってしまった!
The student was mortified when the teacher read her note aloud to the class. → 先生がクラス全員の前で彼女のメモを読み上げたとき、その生徒は恥ずかしさで死にそうだった。
mortified のイディオム・ことわざ
mortified 単体のイディオムは多くありませんが、以下のような表現とセットで使われます:
mortified to death:「恥ずかしくて死ぬかと思った」(強調表現)
- I was mortified to death when my skirt tucked into my tights.(スカートがタイツに挟まっているのに気づかず、恥ずかしくて死ぬかと思った。)
absolutely / utterly / completely mortified(副詞で強調)
- She was absolutely mortified by the mix-up.(その混乱ぶりに、彼女はもう完全に穴があったら入りたい気分だった。)
mortified が用いられた名言
"I have never been so mortified in my life as I was when I first heard my own voice on a recording." (自分の声を録音で初めて聞いたとき、人生でこれほど恥ずかしかったことはなかった。)
— 一般的な感覚を表した広く知られるユーモラスな表現(特定の人物の名言というより、多くの人が共感する「あるある」として語られる言い回しです)
特定の業界での使われ方
| 業界・場面 | 用例と意味 |
|---|---|
| 心理学・カウンセリング | 自尊心が深く傷ついた状態を表す感情語として使われます。The patient described feeling mortified after the incident.(その患者は事件の後、深い羞恥心を感じたと述べた。) |
| 宗教・神学 | mortification of the flesh(肉体の苦行)という形で、自己修養・禁欲の文脈で使われます。 |
| SNS・口語 | 「まじで最悪、超恥ずかしかった」という軽い口語的強調としても広く使われます。 |
受験でよく出る mortified の用法
高校受験・大学受験レベルで注意したいポイント:
embarrassed との違い:
- embarrassed:ちょっと気まずい、恥ずかしい(軽め)
- mortified:穴があったら入りたいくらい深刻に恥ずかしい(強め)
よく出るパターン:
- be mortified by 〜(〜に恥ずかしい思いをさせられる)
- She was mortified by her brother's rude behavior.(弟の無礼な振る舞いに、彼女はひどく恥ずかしかった。)
- be mortified to do 〜(〜して恥ずかしい思いをする)
- He was mortified to realize he had forgotten her name.(彼女の名前を忘れていたとわかり、彼はひどく恥ずかしかった。)
面白い会話:mortified って何?
A: Do you know what "mortified" means? B: Hmm... does it have something to do with death? Like, "mortuary"? A: Kind of! It comes from the Latin word for "death." B: So... it means someone died? A: Not exactly. It means you feel SO embarrassed, you WISH you were dead! B: Oh! Like when I forgot my lines in the school play? A: Exactly! B: ...I think I've been mortified every single day of my life. A: Same, buddy. Same.
A:「"mortified" って何の意味か知ってる?」 B:「うーん…"death(死)"と関係ある? "mortuary(遺体安置所)" みたいに?」 A:「まあそうかな!ラテン語の「死」から来てるんだよ。」 B:「じゃあ…誰かが死ぬってこと?」 A:「違う違う。恥ずかしすぎて死にたい気持ち、ってこと!」 B:「あ!学芸会でセリフを全部忘れたときみたいな?」 A:「そうそう、まさにそれ!」 B:「…ってことは、僕、毎日 mortified な気持ちになってるじゃん。」 A:「俺も同じだよ、仲間。」
mortified が登場する短い物語:あの日の発表会
It was the day of the big school presentation. Kenji had practiced his speech a hundred times at home. He walked up to the front of the classroom, looked at his notes, and froze.
His mind went completely blank.
He stood there in silence for what felt like ten years. Then, without thinking, he said out loud, "Um... I forgot everything."
The class burst out laughing — not in a mean way, but it didn't help.
Kenji was mortified. His face turned red, then redder, then the reddest shade of red that anyone had ever seen on a human face. He stared at the floor and wished the ground would simply open up and swallow him whole.
But then his teacher smiled kindly and said, "Take a breath. We all forget sometimes. Try again."
Kenji took a deep breath. He started over. He wasn't perfect, but he finished his speech.
After class, his friend Yuki ran up to him. "You were so brave!" she said.
"I was mortified," said Kenji.
"I know," said Yuki. "But you kept going anyway. That's better than brave."
Kenji thought about that for a long time.
大きな学校の発表の日がやってきた。ケンジは家で百回もスピーチの練習をしていた。彼は教室の前へ歩み出て、ノートに目を落とし、そして固まった。
頭の中が、完全に真っ白になってしまったのだ。
10年にも感じられるような時間、ただそこに立ち尽くした。そして考える間もなく、思わず口にした。「えーと……全部忘れました。」
クラス中が笑い声に包まれた。いじわるではなかったが、気持ちは楽にならなかった。
ケンジは*穴があったら入りたかった*。顔が赤くなり、さらに赤くなり、人間の顔でこれほど赤くなれるのかという色になった。床を見つめ、地面が口を開けて自分を飲み込んでくれないかと願った。
しかし先生は優しく微笑んで言った。「一度深呼吸して。誰だって忘れることはある。もう一度やってみて。」
ケンジは深く息を吸った。最初からやり直した。完璧ではなかったけれど、スピーチをやりきった。
授業が終わると、友人のユキが走り寄ってきた。「すごく勇気あったよ!」と彼女は言った。
「恥ずかしくて死ぬかと思ったよ」とケンジは言った。
「うん、わかる」とユキは言った。「でも、それでも続けたんじゃない。それって、勇気よりすごいことだよ。」
ケンジは、それをずっと考え続けた。