2018/12/15

Day 15: Palo Alto生活 子どものことば

40代、妻と3歳の娘と横浜からPalo Altoに引っ越してきて半年、インターネットの情報にすごく助けられたので、自分の場合どうだったかというのも書いておこうと思う。まとめて書くのが難しいので、アドベントカレンダー方式で毎日少しずつ。

というわけで、15日目、子どものことば。

娘は3歳2ヶ月で、こちらのpreschoolに通いはじめました。当然ですがそれまではまったく英語には触れていません。preschoolを選ぶとき、日本語環境のあるところとどうしようか迷いましたが、時間の都合や金銭的な理由によってほとんど選択する余裕など無かったので、預けやすさが最優先され、英語だけのpreschoolになりました。

最初の1ヶ月は、週3日、一日5時間通いました。日本人の子どもが4, 5人いますが、多国籍で共通言語が英語な感じ。先生はみんな英語をしゃべります。もしあわなければ初期費用も安くないけどすぐやめて探しなおすつもりでしたが、幸運なことに素晴らしい学校でした。

通い始めた当初、娘は日本語ですら3語文に毛がはえた程度だったのに「Are you ready?」という英文をひとつ最初に覚えて、それだけでガンガン話しかけて遊んでいました。他の子も母国語が英語ではなかったりするのでそれも良かったのかもしれません。とにかく子どもはpreschoolを大好きになり、休みの日にも行きたいとごねるくらいになったので、翌月からは週4に増やしました。さらに来年には週5に増やす予定です。

通いだしてから4ヶ月くらいたちますが、40歳のおっさんの英語がまったく進歩しないのに、3歳はやばいです。先生の指示はほとんど理解するようになり、しゃべる方も必要に応じてどんどん覚えて、家でやるひとりままごとが全部英語(自分と相手役の両方英語でしゃべっている)になったりして、環境が人をつくるってこういうことかという気がします。40歳のおっさんも毎日英語に囲まれているはずなのに、、、

ちなみに、ほんとうに3歳の何が恐ろしいかというと、そうして日本語に触れる環境はめっきり減っているはずなのに、日本語もメキメキ成長していることです。自分の感覚だけで考えると、複数の言語がいつもそばにある環境で育つというのが想像もつかなかったのですが、それはたまたま自分が育った環境がそうだっただけで、別にそれ自体は恐れることはなさそうだというのが最近の見方です。とはいえたまたま子どもがpreschoolになじんだからそう思うだけかもしれませんが。

ちなみに子どもが最初にpreschoolから覚えてきた英語は「That's mine!」でした。おもちゃ、奪い合ってるのね。

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