2012/01/13

すべらないSEO

SEO の施策について。

PageRank(TM)

まず、検索エンジンに最適化する場合、シェアが最も高い Google を基準にすると思います。 そして、Google に最適化する場合に、もっとも重要なのは PageRank(TM) の仕組みを知ることです。

ページランク (PageRank) とは、ウェブページの重要度を決定するためのアルゴリズムであり、検索エンジンのグーグルにおいて、検索語に対する適切な結果を得るために用いられている中心的な技術。

被リンク数

細かいことは抜きにして、もっとも重要なのは以下の点だけです。

  • 被リンク数が多いほど良いページと評価される

最近は、被リンク数の算出方法がちょいっと変わっている感じがする(同一ドメイン内から大量のリンクをもらっても一定以上の評価をもらえない)が、基本的には被リンク数が多いほど評価は高くなると思って間違いないと思います。

  • 評価の高いページからのリンクのほうがスコアが高い
  • リンクタグで囲まれているテキストについて、重要度が高い
  • リンクを金で買うような行為は ban 対象

というように、狙ったワードで多くのリンクを獲得するのがもっとも重要なことなのですが、外部サイトでの話しなのでコントロールしにくい。だから、SEOに取り組むはじめのころは、ほとんどそうした施策はとれないのです。(だからこそ google は客観的な指標として利用したのでしょう)

ページ最適化

被リンクのコントロールが難しいので、別の手段を考えるわけですが、対象ページ自体の最適化もある一定の効果を得られます。

まず、以下のタグに含まれるテキストは比較的重要度が高く評価されます。

  • title タグ
  • h タグ

狙ったワードを、これらのタグに含めることは被リンク数を増やすことの次に重要です。 昔よく使われていた meta keywordmeta description は、検索結果ページに表示される情報のもとになることはあっても、どこの検索エンジンも検索順の算出には使っていない印象があります。また、title タグと h タグ以外は、それほどスコアに影響しないというのが個人的見解です(頑張って strong タグが少し影響あるかなという程度)。

重要ワードの選択方法

title タグや h タグに含めるワードを選ぶとき、よくある間違いパターンが、自らが狙ったワードにしていまうというものです。 これはよろしくありません。うっかりビッグワード(みんなが上位を狙うカジュアルなワード)を選ぶほど、結果が出にくいのです。

ではどうするかというと、リンク元を取得して集計し、検索ワードを観察します。まずはそこからです。エンジニアの世界で言う推測するな、計測しろ、です。

そうすると、いくらかのワードでページにたどり着いている例が見つかるかと思います。そのワードをフックにします。実際にたどり着いているワードから、狙ってるワードに近いものを選んで最適化を行うのです。

すでにたどり着いているということは、間違いなくインデックスに載っていて、さらにある程度の位置に掲載されていることが保障されているのです。細かく観察すれば、どの位置に掲載されているかもわかるので、その点も考慮するとさらに最適化が可能だと思います。

この最適化のやり方によって、露出を上げます。地味ですが、効果はでます(ワードによって差があります)。さらに言うと、2ワード組み合わせの方が効果は大きい場合が多いです。検索は、案外複数のワードでされているのです。また、1ワードで少ししか順位が上がらないよりも、2ワードで大きく順位を上げた方が、誘導数の上昇には結びつきやすかったりします。

まとめ

というわけで、検索ワードを調べて、そのワードでページを最適化して、順位を上げて露出を増やすのが鉄板。被リンクが増えればビッグワードの上位も夢ではない!(と、思いますよ)

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