あたらしい学校の辞書(あた辞書): 西和辞書

laud の意味

laud の品詞

laud は*名詞(masculino)*です。


laud の複数形

スペル
単数 laud
複数 lauds

ただし、スペイン語では通常 laúd(アクセント符号あり)と表記します。以下、laúd で説明します。


laúd としての意味

laúd は主に以下の意味を持つ*男性名詞*です。

1. リュート(弦楽器)

中世・ルネサンス期に広く使われた撥弦楽器。ギターの祖先とも言える楽器。

例文: El músico tocaba el laúd con gran maestría. (その音楽家はリュートを見事な技術で演奏していた。)


2. ラウド貝(地中海の帆船)

スペイン語圏の地中海沿岸地域で使われた伝統的な小型帆船の一種。

例文: Los pescadores usaban un laúd para salir al mar. (漁師たちは海に出るためにラウドという帆船を使っていた。)


laúd の性・数変化

laúd は*男性名詞*のため、冠詞はこうなります。

単数 複数
定冠詞 el laúd los laúds / los laúdes
不定冠詞 un laúd unos laúdes

例文(複数形): En el museo había varios laúdes del siglo XVI. (博物館には16世紀のリュートがいくつかあった。)


laúd の派生語・関連語


laúd についての補足情報

俗語・特別な意味

特に俗語的な意味はありません。音楽・航海の専門用語として使われることがほとんどです。


類語とその意味

  1. guitarra … ギター(現代の代表的な弦楽器)
  2. vihuela … ビウエラ(スペイン発祥のリュート系弦楽器)
  3. bandurria … バンドゥリア(スペインの小型撥弦楽器)
  4. cítara … キタラ(古代ギリシャ・ローマの弦楽器)
  5. arpa … ハープ(竪琴)

フレーズ的に類する例文: - Tocó la guitarra como si fuera un laúd medieval. (彼は中世のリュートのようにギターを弾いた。) - La vihuela y el laúd son instrumentos hermanos. (ビウエラとリュートは兄弟のような楽器だ。)


反対の意味の言葉

直接的な反対語はありませんが、音の性質・演奏形式で対比されることがある言葉:

  • percusión(打楽器類)… 弦ではなく叩いて音を出す
  • viento(管楽器類)… 息を吹き込んで音を出す

語源

laúd は*アラビア語 العود(al-ʿūd)に由来します。 - al(定冠詞)+ ʿūd(木、または木でできたもの)が語源。 - アラビア語からスペイン語に入ったのは中世(8〜15世紀のアル・アンダルス時代)で、イスラム文化を通じてヨーロッパ全土に広まりました。 - 英語の *"lute"、イタリア語の "liuto"、フランス語の "luth" もすべて同じ語源です。


時代による意味の変化

  • 中世〜ルネサンスlaúd は宮廷や教会で最も重要な楽器の一つとして盛んに使われました。
  • バロック期以降:ギターや鍵盤楽器の台頭により、laúd は主役の座を徐々に失いました。
  • 現代:古楽(música antigua)の復興運動により、再び演奏・研究されています。

laúd の意味をスペイン語で

El laúd* es un instrumento musical de cuerda, de forma ovalada y con mástil, originario del mundo árabe y muy popular en Europa durante la Edad Media y el Renacimiento.*

(laúd とは、卵形の胴体と指板を持つ弦楽器で、アラブ世界起源であり、中世とルネサンス期にヨーロッパで広く愛奏された楽器である。)


laúd の一般的な知識

使用頻度の高い例文5文

  1. Aprendió a tocar el laúd* cuando era joven.* (彼は若いころにリュートの演奏を学んだ。)

  2. El laúd* tiene una caja de resonancia muy característica.* (リュートは非常に特徴的な共鳴胴を持っている。)

  3. La música para laúd* de Bach es muy famosa.* (バッハのリュートのための音楽はとても有名だ。)

  4. El laúd* árabe, llamado oud, sigue siendo popular en Oriente Medio.* (ウードと呼ばれるアラビアのリュートは、今でも中東で人気がある。)

  5. En la fiesta medieval, un trovador cantaba acompañado de su laúd. (中世祭りで、吟遊詩人がリュートを伴奏に歌っていた。)


イディオム・ことわざ

現代スペイン語では laúd を使ったイディオムやことわざはほとんどありませんが、音楽一般に関連したことわざとして:

"Quien bien toca el laúd, bien habla al corazón."(民間的な表現) (リュートを上手に奏でる者は、心に上手に語りかける。)


laúd が使われた名言

"El laúd* es la voz del alma que no puede expresarse con palabras."* — 作者不詳(古いスペイン音楽の格言として伝わる)

(「リュートとは、言葉では表現できない魂の声である。」)


特定の業界での使われ方

分野 用例
音楽・古楽 リュートそのものを指す専門用語として頻出
造船・漁業(地中海) 小型の伝統的帆船の名称として使われる
歴史学・文献学 中世イスラム文化とヨーロッパ文化の交流を語る文脈で登場

日本のスペイン語資格試験での出題

laúd は*DELE(スペイン語検定)スペイン語技能検定*において、主に以下のような文脈で出題されることがあります:

  • 文化・音楽に関する読解問題で楽器名として登場
  • 語源・歴史に関する問題で「アラビア語由来の単語」の例として言及されることがある
  • アクセント記号(ú)の正しい使い方の例として文法問題に登場することも

例題イメージ: ¿Qué instrumento es el laúd? (リュートとはどんな楽器ですか?) → Es un instrumento de cuerda de origen árabe. (アラブ起源の弦楽器です。)


会話:laúdの意味を知っていますか?

— Oye, Kenji, ¿sabes qué es un laúd? — ¿Un laúd? Mmm... ¿es una especie de ensalada española? — ¡No, no! Es un instrumento musical. — ¿Ah, sí? ¿Como una guitarra? — Sí, algo así. Es el antepasado de la guitarra. — ¡Qué interesante! ¿Y es difícil de tocar? — Dicen que es bastante difícil... — Vaya. Entonces mejor me quedo con la ensalada.

(和訳) 「ねえ、ケンジ、laúd って何か知ってる?」 「laúd?うーん…スペインのサラダの一種?」 「違う違う!楽器だよ。」 「へえ、そうなの?ギターみたいな?」 「そう、そんな感じ。ギターのご先祖様みたいなもの。」 「おもしろいね!弾くの難しいの?」 「かなり難しいらしいよ…」 「じゃあ、やっぱりサラダにしておくよ。」


laúd が登場する物語

El joven Andrés encontró un laúd viejo en el desván de su abuela. Estaba cubierto de polvo, pero las cuerdas aún sonaban. "¿Qué es esto, abuela?" preguntó. "Es un laúd. Tu bisabuelo lo tocaba cada noche", respondió ella con una sonrisa. Andrés empezó a estudiar el laúd con un profesor de música antigua. Al principio, sus dedos no obedecían, y los sonidos eran extraños. Pero con paciencia, las notas comenzaron a fluir como agua. Un día, tocó una melodía del siglo XVII en un pequeño concierto. El público guardó silencio. Nadie esperaba escuchar un laúd en el siglo XXI. Cuando terminó, todos aplaudieron con emoción. "El laúd tiene una magia especial", pensó Andrés. "Es como hablar con el pasado." Desde ese día, el viejo laúd de su bisabuelo volvió a tener voz.


(和訳)

若者のアンドレスは、祖母の屋根裏部屋で古い*リュートを見つけた。埃をかぶっていたが、弦はまだ音を鳴らした。「おばあちゃん、これは何?」と彼は聞いた。「リュートよ。あなたのひいおじいちゃんが毎晩弾いていたの」と彼女は微笑みながら答えた。アンドレスは古楽の先生にリュートを習い始めた。最初は指がいうことをきかず、音も奇妙だった。しかし辛抱強く続けると、音符が水のように流れ始めた。ある日、小さなコンサートで17世紀のメロディを演奏した。聴衆は静まり返った。21世紀にリュートの音を聞くとは、誰も思っていなかったのだ。演奏が終わると、全員が感動の拍手を送った。「リュートには特別な魔法がある」とアンドレスは思った。「まるで過去と話しているようだ。」その日から、ひいおじいちゃんの古いリュート*は、再び声を取り戻した。

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