あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書

unfitness の意味

unfitness とは?

unfitness(発音:アンフィットネス)は、英語の名詞です。「不適合」「不適切さ」「不健康」「無能」などを意味します。接頭辞 un-(〜でない)+ fitness(適切さ・健康・適性)から構成された語です。


unfitness の品詞

名詞(noun)

unfitness は名詞です。

複数形

通常、unfitness不可算名詞 として使われることがほとんどです。抽象概念(状態・性質)を表すためです。

His unfitness for the job was obvious from the start. (彼の仕事への不適性は最初から明らかだった。)

複数形(unfitnesses)は文法的には存在しますが、日常的にはほとんど使われません。


多義語としての用法

コンテクストによって意味が異なります。

コンテクスト 意味 例文
健康・体力 身体的な不健康さ、体力のなさ His unfitness became apparent when he couldn't climb the stairs without gasping. (階段を息を切らさずに上れないことで、彼の体力のなさが明らかになった。)
能力・適性 ある役割・仕事への不適性 The committee discussed her unfitness for the leadership role. (委員会は彼女のリーダー職への不適性について話し合った。)
道徳・法律 道徳的・法的な不適格さ The court ruled on the father's unfitness as a parent. (裁判所は父親の親としての不適格性について判決を下した。)
環境・状態 ある目的に対する不適合な状態 The unfitness of the old building for modern use was a major problem. (その古い建物の現代的用途への不適合は大きな問題だった。)

unfitness の派生語・関連語

  • fit … 形容詞「適切な・健康な」、動詞「合う・適合する」
  • fitness … 名詞「適切さ・健康・体力」
  • unfit … 形容詞「不適切な・不健康な」
  • fitly … 副詞「適切に」(やや古風)
  • fitting … 形容詞「適切な」、名詞「取り付け・試着」
  • misfit … 名詞「場違いな人・不適合者」

unfitness の注意点

乱暴・不道徳な表現?

特に問題のある言葉ではありませんが、「親としての不適格性(parental unfitness)」 という文脈では、法的・社会的に非常に重い意味を持つため、使い方に注意が必要です。


unfitness の類語

  1. inadequacy …「不十分さ・不適切さ」。能力や資質が不十分であること。

    His inadequacy as a manager led to the team's failure.(彼のマネージャーとしての不十分さがチームの失敗につながった。)

  2. incompetence …「無能・不適格」。スキル・能力が欠如していること。

    The project failed due to the incompetence of the team leader.(プロジェクトはチームリーダーの無能さにより失敗した。)

  3. unsuitability …「不適合・ふさわしくないこと」。特定の目的や役割に合わないこと。

    The unsuitability of the venue was clear after the first event.(その会場の不適合さは最初のイベントの後に明らかだった。)

  4. incapacity …「無能力・能力のなさ」。肉体的・精神的な能力がないこと。

    Her incapacity to make decisions slowed everything down.(彼女の決断力のなさがすべてを遅らせた。)

  5. disqualification …「失格・資格剥奪」。資格を満たさないこと、またはそれを正式に取り消すこと。

    His disqualification from the race shocked everyone.(彼のレースからの失格は全員を驚かせた。)

フレーズ的に類する表現

  • not up to the mark (水準に達していない)

    He was simply not up to the mark for such a demanding role.(彼はそのような要求の高い役割には単純に水準に達していなかった。)

  • lack of qualification (資格の欠如) Her lack of qualification made her application weak.(彼女の資格の欠如が応募を弱いものにした。)

unfitness の反対語

  1. fitness …「適性・健康・体力」

    Regular exercise is the key to fitness.(定期的な運動が健康の鍵だ。)

  2. suitability …「適合性・ふさわしさ」

    We need to assess the suitability of each candidate.(各候補者の適合性を評価する必要がある。)

  3. competence …「能力・適格性」

    Her competence in the field is widely recognized.(その分野での彼女の能力は広く認められている。)

  4. qualification …「資格・適格性」

    He has the necessary qualifications for this position.(彼はこのポジションに必要な資格を持っている。)

フレーズ的に反対の意味を表す表現

  • well-suited for (〜に適している)

    She is well-suited for a career in medicine.(彼女は医療の分野のキャリアに向いている。)

  • in good shape (体調・状態が良い) After months of training, he was in good shape for the marathon.(数か月のトレーニングの後、彼はマラソンに向けて体調が整っていた。)

unfitness の語源

  • un-:古英語・ゲルマン語由来の接頭辞。「〜でない・〜の反対」を意味する。
  • fitnessfit(適切な・健康な)に接尾辞 -ness(〜の状態・性質)が付いたもの。
    • fit はもともと中英語(14〜15世紀ごろ)の語で、「適切に合う」「ふさわしい」という意味。スカンジナビア語(古ノルド語)の fitja(編む・まとめる)に由来するとも言われます。
  • したがって unfitness は「適切でない状態・性質」を意味します。

時代による意味の変化

  • fit および fitness は、もともと「適切さ・ふさわしさ」という意味が中心でしたが、19世紀後半〜20世紀以降、特に「身体的健康・体力」という意味が強く前面に出るようになりました。これはダーウィンの進化論("survival of the fittest"「最適者の生存」)の影響や、近代的なスポーツ・健康文化の普及によるものです。
  • それに伴い、unfitness も現代では「体力のなさ・不健康」という意味で使われることが増えています。

unfitness の英英辞書での意味

unfitness (noun) The state or quality of being unfit; lack of physical health, suitability, or competence for a particular purpose, role, or task.

「不適合の状態または性質。特定の目的・役割・任務に対する身体的健康、適合性、または能力の欠如。」


unfitness の具体例

利用頻度の高い例文 5文

  1. The doctor noted his unfitness for strenuous physical activity. (医師は彼の激しい運動への不適性を指摘した。)

  2. Her unfitness for the managerial position became clear after the first week. (管理職への彼女の不適性は最初の週に明らかになった。)

  3. The court determined the parent's unfitness and granted custody to the grandparents. (裁判所は親の不適格性を判断し、祖父母に親権を与えた。)

  4. The building's unfitness for habitation led to its demolition. (その建物の居住への不適合が取り壊しにつながった。)

  5. Physical unfitness among young people is a growing public health concern. (若者の体力のなさは、公衆衛生上の関心事として増大している。)


イディオム・ことわざ

unfitness 単独のイディオムは少ないですが、関連する有名フレーズとして:

  • "survival of the fittest"(最も適したものだけが生き残る=適者生存) — ハーバート・スペンサーが提唱し、チャールズ・ダーウィンも使用した概念。unfitness はその対義概念として理解できます。

unfitness が用いられている名言

"The price of unfitness is paid in the currency of failure." — 出典は特定の著名人ではなく、軍事・スポーツコーチングの世界でよく引用される格言。

意味:「不適性・体力のなさの代価は、失敗という通貨で支払われる。」 → 準備不足や適性のなさは、必ず失敗という形で報いを受けるという教訓。

また、法律・倫理的文脈では:

"Unfitness to plead is not the same as innocence." — イギリスの法律論文でよく引用される表現。

意味:「訴訟無能力(精神的に裁判を受けられない状態)は、無罪と同じではない。」 → 法廷での unfitness は「無能力」という法律的な専門用語として使われます。


特定の業界での使われ方

業界 意味・用法
法律 unfitness to plead(訴訟無能力)、parental unfitness(親権不適格)など、正式な法的用語として使用される。
医療・軍事 unfitness for duty(職務不適格)。身体的・精神的に職務を遂行できない状態を指す。
スポーツ・フィットネス 単純に「体力のなさ・不健康な状態」として使われる。
建築・不動産 unfitness for habitation(居住不適合)。建物が居住できない状態を示す法的・行政的用語。

中学・高校受験での頻出用法

unfitness 自体は中学・高校受験には頻出ではありませんが、以下の関連語・フレーズはよく出題されます:

  • fit の形容詞用法:「〜に適している」"be fit for ~"

    This water is fit for drinking.(この水は飲むのに適している。)

  • be unfit for ~(〜に適していない)という表現は高校レベルで出題されることがあります:

    The food was unfit for consumption.(その食べ物は消費に適していなかった。)

  • fitnessunfitness の対比も読解問題で問われることがあります。


面白い会話:unfitness

A: Do you know what "unfitness" means?

B: Hmm... is it like, when your WiFi doesn't fit in your pocket?

A: No, no. It means not being suitable or healthy for something.

B: Oh! So when I tried to run a marathon last year and quit after 200 meters...

A: Yes, that's a perfect example of physical unfitness.

B: Great. So I'm not lazy. I'm just experiencing "unfitness." It sounds so much more sophisticated!

A: Well... it's the same thing, really.

B: Don't ruin it for me.


(和訳)

A:「"unfitness" ってどういう意味か知ってる?」

B:「うーん…WiFiがポケットに入らないこと?」

A:「違う違う。何かに適していない、または健康でないってこと。」

B:「あ!じゃあ去年マラソンに挑戦して200メートルでリタイアした私は…」

A:「うん、それは身体的なunfitnessのまさに完璧な例だね。」

B:「やった!つまり私は怠け者じゃないんだ。ただ"unfitness"を経験しているだけ。なんかすごく高尚に聞こえる!」

A:「まあ…実際は同じことだけどね。」

B:「台無しにしないでよ。」


unfitness が登場する短い文章

The Day I Discovered My Unfitness

Last summer, I decided to join my friends for a hiking trip in the mountains. I was confident. "I walk to the convenience store every day," I told myself. "How hard can it be?"

Very hard, it turned out.

After just thirty minutes on the trail, my legs were burning and my lungs felt like wet paper bags. My friends were chatting cheerfully ahead of me, barely breaking a sweat. I, on the other hand, was gasping for air like a fish on dry land.

"Are you okay?" my friend Keiko called back.

"Fine!" I wheezed. I was not fine.

By the time we reached the halfway point, I had drunk all my water, eaten both my snacks, and seriously considered calling a helicopter. My unfitness was no longer a private secret — it was a very loud, very public embarrassment.

That evening, sitting with aching legs at the mountain lodge, I made a decision. I would start exercising. Not because I wanted to look good, but because I never wanted to feel that level of unfitness again.

The next Monday, I joined a gym. I lasted twenty minutes on the treadmill.

But hey — it's a start.


(和訳)

私のunfitnessを発見した日

去年の夏、友人たちと山のハイキング旅行に参加することにした。私は自信満々だった。「毎日コンビニまで歩いているし」と自分に言い聞かせた。「どれほど大変なことがあるだろう?」

かなり大変だった、ということが判明した。

登山道を歩き始めてわずか30分で、脚は燃えるように痛く、肺は濡れた紙袋のように感じた。友人たちは私の前でほとんど汗もかかずに楽しそうに話していた。一方の私は、陸に上がった魚のようにゼイゼイと息をしていた。

「大丈夫?」と友人のケイコが振り返って聞いた。

「平気!」と私はぜーぜー言いながら答えた。全然平気じゃなかった。

中間地点に着く頃には、水を全部飲み干し、おやつも両方食べてしまい、本気でヘリコプターを呼ぶことを考えていた。私の*unfitness*はもはや個人的な秘密ではなく、非常に大きく、非常に公開された恥だった。

その夜、山の宿で痛む脚を引きずりながら、私は決意した。運動を始めよう。かっこよく見せたいからではなく、二度とあのレベルの*unfitness*を感じたくないからだ。

翌月曜日、ジムに入会した。トレッドミルで20分もった。

でも、まあ——始まりとしては悪くない。

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