あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書

openness の意味

openness の品詞と基本的な意味

openness名詞 です。

「開いていること」「開放性」「率直さ」「素直さ」「透明性」などを意味します。形容詞 open から派生した抽象名詞で、「閉じていない状態」「隠し事がない状態」を広く表します。


openness の複数形

openness は基本的に 不可算名詞 として使われます。抽象的な概念や性質を表すため、通常は複数形になりません。

Her openness* about her struggles inspired many people.* (彼女が自分の苦労についてオープンに話す姿勢が、多くの人を勇気づけた。)

ただし、複数の「開放的な性質・側面」を指す場合に opennessesと複数形が使われることは稀にありますが、非常にまれです。


コンテクストによる多義性

openness はコンテクストによって意味が変わる多義語です。

コンテクスト 意味 例文
人の性格・態度 率直さ、素直さ I admire his openness* to criticism.* (批判を受け入れる彼の素直さを尊敬する。)
政治・組織 透明性、情報公開 The government promised greater openness* in decision-making.* (政府は意思決定における透明性の向上を約束した。)
新しいことへの姿勢 受容性、柔軟性 Openness to new ideas is essential for innovation. (新しいアイデアへの受容性はイノベーションに不可欠だ。)
地形・空間 広々とした開放感 She loved the openness* of the countryside.* (彼女は田園地帯の広々とした開放感が好きだった。)
コンピュータ・技術 オープン性(オープンソースなど) The openness* of the platform attracted many developers.* (そのプラットフォームのオープン性が多くの開発者を引きつけた。)

openness の派生語・関連語

単語 品詞 意味
open 形容詞・動詞・名詞 開いている、開ける、開放的な
openly 副詞 率直に、公然と
opener 名詞 栓抜き、缶切り、口火を切るもの
opening 名詞・形容詞 開口部、始まり、開幕の

openness の注意点

特に乱暴・不道徳な意味はありません。非常に使いやすい、好意的なニュアンスの多い言葉です。


openness の俗語・カジュアルな使い方

特定の俗語的な意味はありませんが、カジュアルな会話では「何でも話せる雰囲気」「包み隠さない感じ」というニュアンスで気軽に使われます。

I love the openness* of our friendship — we can talk about anything!* (なんでも話せる私たちの友情のオープンさが好き!)


openness の類語

  1. transparency(透明性) 特に組織や情報の公開性を指す。

    The company's transparency* in reporting finances built trust with investors.* (財務報告における会社の透明性が、投資家の信頼を築いた。)

  2. candor(率直さ、正直さ) 意見や気持ちを包み隠さず伝える性質。

    I appreciated her candor* when she told me the truth directly.* (彼女が率直に真実を伝えてくれたことに感謝した。)

  3. frankness(率直さ、遠慮のなさ) candor に近いが、やや直接的・歯に衣着せぬニュアンス。

    His frankness* sometimes surprised people who weren't used to it.* (彼の率直さは、慣れていない人を驚かせることがあった。)

  4. receptiveness(受容性) 新しいアイデアや意見を受け入れる姿勢。

    Her receptiveness* to feedback helped her grow quickly as a professional.* (フィードバックを受け入れる姿勢が、彼女が素早くプロとして成長するのを助けた。)

  5. accessibility(アクセスしやすさ、親しみやすさ) 人や情報に近づきやすい性質。

    The CEO's accessibility* made employees feel comfortable sharing ideas.* (CEOの親しみやすさが、社員がアイデアを共有しやすい雰囲気を作った。)

フレーズ的に類する表現

She wears her heart on her sleeve. (彼女は感情をすぐ顔に出す。/包み隠さない。)

He's an open book. (彼は隠し事がない人だ。)

They run a glass-door policy at the office. (職場はガラス張りの方針を採っている。)


openness の反対語

  1. secretiveness(秘密主義)

    His secretiveness* made it hard to trust him.* (彼の秘密主義は、信頼を難しくした。)

  2. closedness(閉鎖性)

    The closedness* of the organization prevented new ideas from coming in.* (組織の閉鎖性が、新しいアイデアの流入を妨げた。)

  3. opacity(不透明性)

    The opacity* of the government's decision angered citizens.* (政府の決定の不透明さが市民を怒らせた。)

  4. reserve(遠慮がちな態度、無口)

    Her natural reserve* meant she rarely shared personal stories.* (彼女の生来の控えめな性格のため、個人的な話をほとんどしなかった。)

フレーズ的に反対の意味を表すもの

He plays his cards close to his chest. (彼は手の内を明かさない。)

They keep everything under wraps. (彼らは何でも秘密にしておく。)


openness の語源

  • open(古英語: opan)+ -ness(性質・状態を表す接尾辞)
  • 古英語の opan はゲルマン祖語の *upanaz(「上に持ち上がった」)に由来し、「開いている」「閉じていない」という物理的な意味から転じて、「隠し事のない」「受容的な」という抽象的な意味へと発展しました。
  • -ness はゲルマン系の接尾辞で、形容詞を抽象名詞に変える役割を担います(例:kindnesshappiness)。

時代による意味の変化

もともとは主に「物理的に開いている状態・広がり」を指していましたが、時代とともに:

  • 17〜18世紀:「率直さ」「正直さ」という人の性格を表す意味が定着
  • 20世紀後半:政治・行政の文脈で「情報公開」「透明性」の意味で頻繁に使われるように
  • 21世紀:IT・ビジネスの文脈で「オープンソース」「オープンイノベーション」などとセットで「開放性」の意味がさらに重要になっています

openness の英英辞書的な意味

openness (noun) 1. The quality of being open, honest, and willing to talk about one's thoughts and feelings without hiding anything. 2. The quality of being willing to consider new ideas, opinions, or people without prejudice. 3. The quality of being transparent, especially in an organization or government. 4. The condition of a space or landscape that is wide and not enclosed.


openness の具体的な知識

利用頻度の高い例文5文

  1. Openness and honesty are the foundation of a strong relationship. (率直さと誠実さは、強い関係の土台となる。)

  2. The team's openness* to feedback helped them improve quickly.* (フィードバックへのチームのオープンな姿勢が、素早い改善につながった。)

  3. We need more openness* in how the government makes decisions.* (政府が決定を下す方法において、より多くの透明性が必要だ。)

  4. His openness* about his mental health struggles helped break the stigma.* (メンタルヘルスの問題についての彼の率直な発言が、偏見を壊す助けになった。)

  5. The openness* of the vast plains took her breath away.* (広大な平原の広々とした開放感に、彼女は息をのんだ。)


openness を使ったイディオム・フレーズ

特定のイディオムとしては定着していませんが、以下のような定番フレーズがあります。

  • openness to change(変化への受容性)

    A leader must show openness to change* if they want their team to grow.* (チームを成長させたいなら、リーダーは変化への受容性を示さなければならない。)

  • openness of mindopen-mindedness(広い心、柔軟な考え方)

    Openness of mind allows you to learn from people who are very different from you. (心の広さは、自分とはまったく異なる人々からも学ぶことを可能にする。)


openness が用いられている名言

"The measure of intelligence is the ability to change." — Albert Einstein(アルベルト・アインシュタイン)

直接 openness という語は使っていませんが、この言葉は openness to change(変化への開放性)の精神そのものとして繰り返し引用されます。

openness を直接含む有名な言葉としては:

"Vulnerability is the birthplace of innovation, creativity, and change." — Brené Brown(ブレネー・ブラウン、社会研究者)

この言葉は openness(率直さ・心を開くこと)と深く結びついており、「弱さをさらけ出す勇気こそが、革新・創造・変化の出発点だ」という意味です。

"Openness, patience, receptivity, solitude is everything." — Rainer Maria Rilke(ライナー・マリア・リルケ、詩人) 「開放性、忍耐、受容、孤独、それがすべてだ。」 詩人リルケは、心を開き、静かに待つことの大切さをこの言葉で表現しました。


特定の業界での使い方

業界 意味・用法
IT・テクノロジー オープンソースやオープンAPI、標準化への取り組みとして「開放性」を指す。The openness of Linux made it the world's most popular server OS.
ビジネス・経営 組織文化における透明性や、社員が意見を言いやすい環境を指す。
心理学 「ビッグファイブ性格特性」の一つ Openness to Experience(経験への開放性)は、知的好奇心・創造性・新しい体験への興味を表す重要な性格指標。
政治・行政 情報公開法や政府の透明性政策の文脈で頻出。
教育 オープンな学習環境、批判的思考を受け入れる姿勢として使われる。

中学・高校受験での openness

受験英語では openness 単体よりも、形容詞 open や副詞 openly の方が頻出ですが、長文読解や英作文で以下の形は重要です。

  • openness to 〜(〜への受容性・寛容さ)

    Openness to different cultures helps people understand each other better. (異なる文化への開放的な姿勢は、人々がより深く理解し合う助けになる。)

  • with openness(率直に、オープンに)

    They discussed the problem with openness* and found a solution together.* (彼らは率直に問題を話し合い、一緒に解決策を見つけた。)

高校受験・大学受験の英作文テーマ「異文化理解」「グローバル社会」「コミュニケーション」では非常に使いやすい語です。


面白い会話:openness って何?

Alex: Do you know what openness means? Riku: Hmm… does it mean leaving doors open? Like, literally? Alex: Ha! No, it means being honest and not hiding your feelings. Riku: Oh! So my dad has zero openness — he never talks about emotions. Alex: Really? What does he do instead? Riku: He just says, "I'm fine," and eats more rice. Alex: …That's not openness. That's just dinner.

(アレックス:「openness って何か知ってる?」 リク:「うーん… ドアを開けっぱなしにすること?文字通りの意味で?」 アレックス:「笑!違う違う、正直で感情を隠さないことだよ。」 リク:「あー!じゃあうちの父さん、openness ゼロだ。感情の話を全然しないから。」 アレックス:「そうなの?じゃあ代わりに何するの?」 リク:「ただ『大丈夫』って言って、ご飯おかわりするだけ。」 アレックス:「…それは openness じゃなくて、ただの夕飯だね。」)


openness が登場する短い物語:心を開いた日

Maya had always been a quiet person. She never shared her feelings with others. She thought that openness was a weakness — that showing emotions made you look foolish.

One day, her colleague Yuki asked her, "Are you okay? You seem tired lately." Maya almost said, "I'm fine," but instead she stopped and said, "Actually, I'm really stressed about the project deadline."

Yuki smiled. "Me too! Let's figure it out together."

That simple moment of openness changed everything. They worked as a team, shared their ideas freely, and finished the project ahead of schedule. Maya realized that openness wasn't weakness at all — it was the very thing that made people stronger together.

From that day on, Maya chose openness over silence. And she found that the more she shared, the more people wanted to help her — and the lighter she felt inside.


マヤはずっと静かな人でした。自分の気持ちを他の人に話すことはありませんでした。率直さ(openness)とは弱さであり、感情を見せることは愚かに見られると思っていたのです。

ある日、同僚のユキが「大丈夫?最近疲れているみたいだけど」と声をかけました。マヤは「大丈夫です」と言いそうになりましたが、ふと立ち止まって「実は、プロジェクトの締め切りのことでとてもストレスを感じているんです」と答えました。

ユキは微笑んで言いました。「私もそうよ!一緒に解決しましょう。」

その小さな*率直さ*の瞬間が、すべてを変えました。ふたりはチームとして動き、自由にアイデアを出し合い、予定より早くプロジェクトを終わらせることができました。マヤは、openness はまったく弱さではなく、人々を一緒に強くするまさにその力だと気づきました。

その日以来、マヤは沈黙よりも*openness* を選ぶようにしました。そして気持ちを打ち明けるほど、人々が助けたいと思ってくれること、そして自分の心が軽くなることを実感したのです。

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