# ファンクションキーを Fn 押さなくても使えるようにする {{tag: windows}} ## ブラウザで F5 押しても再読み込み(リロード)されない Windows PC で、キーボードに並ぶ F1, F2, F3, F4, F5 などのファンクションキーを押すとき、Fn キーと同時押ししなければならない場合がある。 そういう設定になっていると、ブラウザの F5 ボタンを押すのにいちいち Fn ボタンと同時押しになって非常に面倒くさい。カタカナ変換するのに F10 キー押す場合にも Fn + F10 になって面倒くさい。このブラウザの F5 や F10キーが Fn キーと同時押しでないと有効になってない状態はファンクションキーのマルチメディアキーがデフォルトの状態というらしい。ブラウザのF5更新より、ファンクションキーで音量調整したりする機能が優先されている状態。 PCやキーボードによるが、このファンクションキーの設定は反転することができる。 ## Fn 押さないでもファンクションキーがきく設定 Fnボタンとセットでファンクションキーを押さなくてもよくするための設定はいくつか方法がある。 ### BIOS設定で変更する PC の BIOS 設定を変更することでファンクションキーの振る舞いが変更できる。 1. PC を再起動します 1. PC が再起動しているときに F2 ボタンを押しっぱなしにしておきます 1. BIOS という文字だけの画面が立ち上がります 1. 普通に windows が起動してしまったらやり直し 1. PC によっては F2 キーではないかもしれません * 再起動中に Setup / Boot 的なガイド表示がある場合、Setup の方で示されるボタン * たいてい F2 か F1 か Del か F1 + F2 とか 1. BIOS 設定でカーソルキーとエンターでタブ/項目を選び以下の設定のどれかを探します * Hotkey mode * Action Keys Mode * Fn Key Switch * Function Key Behavior * Fn Lock Option 1. 設定が enable になっていれば disable にする、又は 現在の設定の逆の方を選ぶ * 例えば Dell XPS 9300 だと Lock Mode Enable/Secondary 1. F10 キーを押して BIOS での編集内容を保存する * 保存方法はBIOSのGUIによって異なる 以上で、ファンクションキー(例えばブラウザのF5リロード)が単発で機能するようになったと思います。 この場合、ファンクションキーにもともと割り当てられたマルチメディア機能(音量設定や画面の明るさの変更など)は、Fnキーとのセットが反転しているので、Fn キーと同時押しで機能します。 また、BIOSで設定した状態はPCを再起動しても有効ですが、外付けキーボードには反映されないことがあるようです。 ### Fnキーロック機能 最近のキーボードだと、このFunctionキーのマルチメディア機能とファンクション機能を動的に反転させる Fnキーロックなる機能が搭載されているものがあるようです。Fnキーロックが使えるPC/キーボードの場合は、たいていどこかのキーに鍵のマークに Fn と書かれた印がついています。 Fnキーロック機能が搭載されていれば使い方は超簡単で、例えば Dell XPS ならESCキーにこのFnキーロックがあるので、FnキーとESCキーを同時押しするとファンクションキーとマルチメディアキーのアサインが反転します。 ただし、この動的なFnキーロックは、再起動したりすると元に戻ってしまうようです。また、ノートPCなどの場合、本体のキーボードでは反転しても、外付けキーボードだと、反転しないことがあるようです。 ### 外付けキーボードの Fnキー反転 外付けキーボードのファンクションキーとマルチメディアキーの反転は、外付けキーボード自体に Fnキーロック機能があれば動的に切り替えることが可能ですが、たいていはキーボードに付随するソフトウェアに設定があり、そこで設定すればPCを再起動しても有効なので動的な切り替えよりも便利です。