2024/02/13 22:13:39

ファンクションキーを Fn 押さなくても使えるようにする

ブラウザで F5 押しても再読み込み(リロード)されない

Windows PC で、キーボードに並ぶ F1, F2, F3, F4, F5 などのファンクションキーを押すとき、Fn キーと同時押ししなければならない場合がある。

そういう設定になっていると、ブラウザの F5 ボタンを押すのにいちいち Fn ボタンと同時押しになって非常に面倒くさい。カタカナ変換するのに F10 キー押す場合にも Fn + F10 になって面倒くさい。このブラウザの F5 や F10キーが Fn キーと同時押しでないと有効になってない状態はファンクションキーのマルチメディアキーがデフォルトの状態というらしい。ブラウザのF5更新より、ファンクションキーで音量調整したりする機能が優先されている状態。

PCやキーボードによるが、このファンクションキーの設定は反転することができる。

Fn 押さないでもファンクションキーがきく設定

Fnボタンとセットでファンクションキーを押さなくてもよくするための設定はいくつか方法がある。

BIOS設定で変更する

PC の BIOS 設定を変更することでファンクションキーの振る舞いが変更できる。

  1. PC を再起動します
  2. PC が再起動しているときに F2 ボタンを押しっぱなしにしておきます
  3. BIOS という文字だけの画面が立ち上がります
    1. 普通に windows が起動してしまったらやり直し
    2. PC によっては F2 キーではないかもしれません
      • 再起動中に Setup / Boot 的なガイド表示がある場合、Setup の方で示されるボタン
      • たいてい F2 か F1 か Del か F1 + F2 とか
  4. BIOS 設定でカーソルキーとエンターでタブ/項目を選び以下の設定のどれかを探します
    • Hotkey mode
    • Action Keys Mode
    • Fn Key Switch
    • Function Key Behavior
    • Fn Lock Option
  5. 設定が enable になっていれば disable にする、又は 現在の設定の逆の方を選ぶ
    • 例えば Dell XPS 9300 だと Lock Mode Enable/Secondary
  6. F10 キーを押して BIOS での編集内容を保存する
    • 保存方法はBIOSのGUIによって異なる

以上で、ファンクションキー(例えばブラウザのF5リロード)が単発で機能するようになったと思います。

この場合、ファンクションキーにもともと割り当てられたマルチメディア機能(音量設定や画面の明るさの変更など)は、Fnキーとのセットが反転しているので、Fn キーと同時押しで機能します。

また、BIOSで設定した状態はPCを再起動しても有効ですが、外付けキーボードには反映されないことがあるようです。

Fnキーロック機能

最近のキーボードだと、このFunctionキーのマルチメディア機能とファンクション機能を動的に反転させる Fnキーロックなる機能が搭載されているものがあるようです。Fnキーロックが使えるPC/キーボードの場合は、たいていどこかのキーに鍵のマークに Fn と書かれた印がついています。

Fnキーロック機能が搭載されていれば使い方は超簡単で、例えば Dell XPS ならESCキーにこのFnキーロックがあるので、FnキーとESCキーを同時押しするとファンクションキーとマルチメディアキーのアサインが反転します。

ただし、この動的なFnキーロックは、再起動したりすると元に戻ってしまうようです。また、ノートPCなどの場合、本体のキーボードでは反転しても、外付けキーボードだと、反転しないことがあるようです。

外付けキーボードの Fnキー反転

外付けキーボードのファンクションキーとマルチメディアキーの反転は、外付けキーボード自体に Fnキーロック機能があれば動的に切り替えることが可能ですが、たいていはキーボードに付随するソフトウェアに設定があり、そこで設定すればPCを再起動しても有効なので動的な切り替えよりも便利です。

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