minicpan
CPANミラーを手元に構築する
minicpan を利用すると、CPANミラーをローカルに構築して、オフライン時にも CPANモジュールのインストールが出来るようになります。
minicpan インストール
minicpan は、CPAN::Mini というモジュールに付属したコマンドです。
以下のようにすることで、インストールできます。
# cpan -i CPAN::Mini
設定
ローカルのディレクトリを掘っておきます。だいたい 1GB くらいの容量が必要になるかと思います。
# mkdir /var/minicpan
minicpan の設定ファイルを編集します
# vi ~/.minicpanrc
local: /var/minicpan/
remote: http://ftp.jaist.ac.jp/pub/CPAN/
exact_mirror: 1
cron 登録
ローカルのミラーを定期的に更新するように、cron 登録をします。
# crontab -e
0 5 * * * minicpan -r http://www.perl.com/CPAN/ -l /var/minicpan; perl -MCPAN -e 'CPAN::Index->force_reload; my $c = CPAN::CacheMgr->new; $c->{SCAN} = q/atstart/; $c->scan_cache;'
ローカルのミラー更新と、cpanコマンドで起動されたときに使用されるキャッシュの構築を行っています。
cpan設定
cpan コマンド起動時のキャッシュ作成を抑制することと、ローカルのCPANミラーからモジュールをインストールするように設定します。
# cpan
cpan> o conf scan_cache never
cpan> o conf urllist unshift file:///var/minicpan
cpan> o conf commit