# Perl: 不可逆ハッシュ値に変換するダイジェストモジュールを利用する ## CPANモジュール逆引きガイド ### ハッシュ関数 セキュアなハッシュ値としてダイジェスト関数の値を利用するには注意がいる。いくらかのダイジェスト関数には脆弱性があったり破られていたり、破られることが目に見えていたりする。利用には十分な調査が必要である。 逆に、クローズドでチェックサムとして利用するだけのダイジェスト関数では、計算量が少なく要求に耐える衝突回避性能があれば十分なので、そうしたダイジェスト関数を選択すれば良い。 * {{cpan: Digest::MD2}} * {{cpan: Digest::MD4}} * {{cpan: Digest::MD5}} * {{cpan: Digest::SHA3}} * {{cpan: Digest::SHA2}} * {{cpan: Digest::SHA256}} * {{cpan: Digest::SHA1}} * {{cpan: Digest::SHA}} * {{cpan: Digest::HMAC}} * {{cpan: Digest::Tiger}} Crypt::SaltedHash は乱数 salt を利用して {{rfc: 3112}} 互換のパスワードを生成できる。 * {{cpan: Crypt::SaltedHash}} MurmurHash algorithm はデータを数値化してまんべんなく分散するダイジェスト関数 * {{cpan: Digest::MurmurHash}}