vim ======== テキストエディタ vim の使い方 -------- {{toc 2-}} ### インストール ### # apt-get install vim [[http://www.vim.org/ vim公式サイト]] ### ヘルプ ### vim コマンドのヘルプ $ vim -h vimエディタ起動してからのヘルプは :help ### alias ### 設定しなくても良いかもしれませんが、個人的には vim とタイプせず vi でvim を起動している。 [.bashrc] alias vi=vim ### 起動と終了 ### 起動 $ vim 編集ファイルを指定して起動 $ vim hoge.txt 編集中のファイルの保存(コマンドモード(後述)で操作) :w (エンター) 保存せずに終了(コマンドモード(後述)で操作) :q! (エンター) 保存して終了(コマンドモード(後述)で操作) :wq! (エンター) ### モード ### vim(vi) にはいくつかのモードがあります。 * コマンドモード(ノーマルモード) * 挿入モード * ヴィジュアルモード 基本となる「コマンドモード」が起動時のデフォルトです。
他のモードと切り替えるときは i (挿入モード) や v (ヴィジュアルモード) をタイプします。
コマンドモードに戻る時は ESC をタイプします。 ### カーソル移動 ### vim のカーソル移動は、カーソルキーでも可能ですが、ホームポジションから指を動かさずに行えるようになっています。 コマンドモードで [h] [j] [k] [l] キーを押すと、それぞれ [左] [下] [上] [右] に移動できます。
つまり、右手だけでカーソル移動が行えます。 PageUP/PageDown ももちろん可能です。 * Ctlr + D : 半画面下 Down * Ctlr + U : 半画面上 Up * Ctlr + F : 全画面下 Forward * Ctlr + B : 全画面上 Back ### 文字の削除 ### 以下はコマンドモードでの操作です。 * [x] 1文字削除 * [dd] 1行削除 ### コピー&ペースト ### 以下の手順で簡単なコピー&ペーストが可能ですが、 1. v をタイプしてヴィジュアルモードにします 1. カーソルを移動して選択範囲を決める 1. y をタイプしてヤンク(コピー)する 1. 貼り付け位置に移動して p をタイプする ### .vimrc ### ユーザのホームディレクトリに .vimrc を置くとデフォルトで読み込まれます。 もしくは、起動時に `$ vim -u /path/to/.vimrc` として、適用する .vimrc を明示することができます。 参考:.vimrc " .vimrc by bayashi " 非コンパチモード set nocompatible " シンタックスハイライト有効 syntax on " 自動インデントしない set noautoinent " Tab set tabstop=4 set softtabstop=4 set shiftwidth=4 set noexpandtab " 横幅無効 set textwidth=0 set wrap " コマンドライン補完 set wildmenu " 表示まわりいろいろ set number set ruler set title set showcmd set laststatus=2 " タブ文字・行末の表示 set list set listchars=tab:>-,extends:<,trail:-,eol:~ set backspace=indent,eol,start " 上書き時にバックアップを作成し、書き込みが成功したらバックアップを削除する set nobackup set writebackup " 検索まわり set smartcase set hlsearch set noignorecase set wrapscan