釣り場にもっていく道具をいかに軽くするか
釣り場にもっていく荷物はなるべく軽くしたい。軽量化のために自分がやっていることを書いてみます。
磯靴は家から履いていく
これは移動手段によっては不可能な人も多いと思いますが、自分は家からバイクで釣り場まで行き、ひと山を歩きで越えて磯場に入ります。当然、釣り場は磯靴が必要になるのですが、以前は歩きやすい靴で家から磯場まで移動し、その間、磯靴は荷物として持っていき、磯場で履き替えるということをやっていましたが、磯靴はかなり重いので早々に家から履いていくようになりました。履き替えるのもけっこう面倒ですし。磯靴はさまざまなシチェーションに対応できるものを選択する必要がありますが、磯靴を持ち運ばない効果は絶大です。軽量化を考えるとき、磯靴を運ぶのをやめるのはまっさきに検討しましょう。
控えの竿・リール
釣り場で竿が折れてしまったり、ガイドが壊れたり、リールがトラブって使えなくなってしまったりという経験はだれしもあるのではないでしょうか。家から釣り場まで遠い道のりを時間とお金をかけてやっとたどり着いたのに、竿やリールといった肝心の道具が壊れてしまっては、くやんでもくやみきれません。そんな思いをしないために、控えの竿やリールを持っていっている人は多いと思います。私ももって行っています。これは、何か問題が起きたときに、その一回の釣行をあきらめることさえできれば、持っていかずに済むので、それなりに大きい軽量化になるのですが、自分の経験だと、20回に一回くらい問題が起きるイメージで、また釣り場に行ける機会がそれほど多くない自分としては、一回一回をめいいっぱい楽しむために控えの竿とリールを持っていくようにしています。
しかし、わたしはただ単純に控えの竿とリールを持っていくことはしていません。まず、リールに関しては、糸を巻いてあるスプールだけを持って行っています。これは、リール自体が壊れる経験は一度もないため、リール自体が本当に壊れたら、それは諦めようと思っているからです。それよりも頻繁に起きるのはライントラブルで、これは自分自身が気をつけていても人気の釣り場などに行くとキャストが下手な釣り人にお祭りされて仕掛けを切る羽目になることもあったりします(そういうひとには近づかないのが吉です)。なので、そのようなライントラブルに素早く対応するために、糸を巻いた替えのスプールを持って行っています。リール自体を持っていくより軽くておすすめです。
そして竿の控えは、パックロッドを持って行っています。レギュラーの竿に比べると遠投性能が格段に落ちますが、釣りをできないということはありません。十分に楽しめます。また、パックロッドはひとつ持っておくと、ちょっとしたお出かけの際にカバンに忍ばせておいて、釣行チャンスを増やすこともできます。また、自分はほとんどやりませんが、釣り場で2本だしに使ったりもできるためレギュラーの竿とパックロッドの組み合わせで持っていくのは大事な釣行を無駄にしないためにおすすめです。
リールそのもの
竿は軽く性能が良いものとなると、ものすごく高価になるわりに実際に軽くなるグラム数がさほどでもないのであまり軽量なものにこだわりがないのですが、リールは選べば軽いものがあります。特にコスパに優れているのがダイワの LT と付くもので、私はそれしか買いません。4000番台以上の大きいリールになると重さよりも強度などが優先になってくるかもしれませんが、自分は2500番台、最大ドラグ10kg程度のリールをメインに使っているのでDAIWAのLTで完全に満足してしまっています。
ルアー
ルアーは厳選した6本程度しか持っていきません。一回の釣行は長くても5時間程度なので、投げる本数は限られますし、当日の風の強さや波は事前に調べることができるので、それを見越したラインナップに絞って持っていきます。ルアーは油断しているとあれもこれもとなって、トータルでけっこうな重さになったりするので(以前はたくさん持って行っていた)、わたしはルアーケース自体を最小限のものにすることで持っていく本数を絞っています。何度も釣行していると、だいたい釣果の出るルアーは絞られてきますし、どのくらいロストしてしまうかは経験でわかってきます。
ちなみに、ルアーをロストしてしまって投げたいものが投げられないという場面を極力さけるために、初めての釣り場では短いアシストフックをフロントにつけただけのダイソージグを投げて海中を把握するようにします。初めての場所でなくてもたいていはそのジグを投げて潮の流れ具合などを把握してからその日投げるメインのルアーにスイッチしていくのが自分のルーチンです。
それから、自分はスナップ類も5個くらいしかもっていかず、ルアーケースに同居です。ルアーの数より多く交換することはないですし、そんなスナップを伸ばされるほどの大物だったら、最後のスナップを伸ばされたとしてもあきらめがつきます。
あと、絞られた道具しかもっていかない理由に、ロストしたときになくなるのも最低限ですむというのがあります。磯場だとうっかり波にやられたり、うっかり落水させてしまったりというリスクがありますが、持って行っていないものは絶対になくしませんので。
クーラーボックス
ソフトクーラーボックスを愛用しています。釣った魚は基本的にリリースするので、クーラーボックスと言ってもほとんどはギアを運ぶためのものと化していますが、軽さに利点のある布製のソフトクーラーボックスを使っています。もし魚を持って帰ることになったときはジップロックと大きめのビニール袋を用意しているのでそれを使います。また、釣った魚を釣り場で何時間もキープしないので氷も利用していません。帰り道でジュースを買ってそれを魚といっしょに袋に入れてしばらく時間をかせぎ、コンビニで氷を買ったりします。ハードタイプのクーラーボックスは単体で重いですし、持ち運びにも苦労するのでソフトタイプが好みです。ソフトタイプの唯一の弱点は雨です。そもそも自分は雨の日には釣りに行きませんが、小雨が降ったりは何度かあり、そういうときはビニール袋にいれてしのぎましたが、ソフトタイプのクーラーボックスは雨に弱いのはわりとどうしようもないです。でも、とにかく軽いです。
タックルの軽量化まとめ
とにかく不要なものを血眼で探してなくすことに快感を覚えるようになれば最強です。一度釣り場までもっていったけど使わなかったものは必要になる場面が本当にあるか吟味して、もっていかない方向で考え直してみるべきです。私の基本的な考え方は、なくてもどうにかなるものは極力持って行かない、です。太いの細いのリーダーをいくつももってる人を見かけますが、狙ってる魚のサイズってそんなに違うのですか?(竿を複数本だしするなら別)私はリーダーはワンサイズしか持って行かないです。ここがおれの釣り座だという主張のために、実際は使わない竿立てを持っている人がいますが、私は山道で枝を拾っています。それで充分です。最悪なんとでもなります。
まずは基本的な持ち物のラインナップを最少化して、そのあとで一品ずつ軽量化をはかるのがコスパがいいと思います。持ち物の軽量化は釣り場への体力につながります。楽しんで軽量化していきましょう。