2024/02/13 22:13:39

台風とハリケーンとサイクロンと竜巻(トルネード)

台風 Typhoon

台風は北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気圧で、かつ低気圧域内の最大風速が約17 m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものを指す。強風域や暴風域を伴って強い雨や風をもたらすことが多く、反時計回りの積乱雲の渦からなる。

ハリケーン Hurricane

ハリケーンは以下の地域で発生した熱帯低気圧で、最大風速が64ノット(約33メートル毎秒、約119キロメートル毎時)以上のもの。

  • 大西洋北部(カリブ海・メキシコ湾を含む北大西洋)
  • 大西洋南部 (ただし、ほとんど発生しない)
  • 太平洋北東部(西経140度より東の北太平洋)
  • 太平洋北中部(180度~西経140度の北太平洋

サイクロン Cyclone

サイクロンはインド洋北部・インド洋南部・太平洋南部で発生する熱帯低気圧。

台風とハリケーンとサイクロン

台風とハリケーンとサイクロンの物理現象は同一。発生している位置に依存して呼び名が変わる。したがって、熱帯低気圧が地理的な境界線を越えた場合は呼び方が変わる。2006年に北東太平洋で発生したハリケーン・イオケは、西進して経度180度を越えたため台風12号になった。区域を跨って台風に変わったものを越境台風と呼ぶ。2019年の台風1号は、マレー半島付近で東経100度線を越えたことによりサイクロンに変わった。

竜巻 トルネード Tornado

積乱雲の下で地上から雲へと細長く延びる高速な渦巻き状の上昇気流。竜巻は、台風・熱帯低気圧や温帯低気圧に比べてはるかに規模が小さく寿命が短い割に、猛烈な風を伴う。ときには鉄筋コンクリートや鉄骨の建物をも一瞬で崩壊させ、人間を含む動物や植物、大型の自動車なども空中に巻き上げてしまうが、発生のメカニズムならびに発達のきっかけが詳しく解明されていない。

台風の慣用句

激しく動いている物事の中心を「台風の目」という。また、騒動が収まり、晴れ晴れとすることを「台風一過」という。台風が過ぎた後の良い天気からのたとえ。台風一家は誤字。

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