新型コロナウィルス SARS-CoV-2 と新型コロナウィルス感染症 COVID-19
新型コロナウィルス SARS-CoV-2
新型コロナウィルス SARS-CoV-2は、2019年11月に中国武漢市で発生が初めて確認されたウィルスの名称。2020年2月11日、国際ウイルス分類委員会(ICTV)が命名した。命名以前は世界保健機関(WHO)が暫定的に2019-nCoV(2019 Novel Coronavirus の略称)と呼んでいた。日本の厚生労働省などでは「新型コロナウイルス」と呼ばれている。
SARS-CoV-2は、SARSコロナウイルス(SARS-CoV)と同じベータコロナウイルス属のSARS関連コロナウイルス(SARSr-CoV)という種に属する。SARS-CoV-2は省略名で、全体は Severe Acute Respiratory Syndrome CoronaVirus 2 である。
新型コロナウィルス感染症 COVID-19
COVID-19 は 新型コロナウィルス SARS-CoV-2 による症状を指す。ウィルス自体は 新型コロナウィルス SARS-CoV-2。症状は急性呼吸器疾患、英語では Coronavirus disease 2019 と言われる。新型コロナウイルス感染症、新型肺炎、などはCOVID-19と同じSARS-CoV-2による急性呼吸器疾患を指している。日本の法令上は新型コロナウイルス感染症と呼ばれる。
WHO-中国合同ミッション報告書」によれば典型的な症状・徴候としては発熱(87.9%)、空咳(67.7%)、疲労(38.1%)、喀痰(33.4%)、息切れ (18.6%)、咽頭痛(13.9%)、頭痛(13.6%)、筋肉痛または関節痛(14.8%)、悪寒 (11.4%)、悪心または嘔吐(5.0%)、鼻詰まり(4.8%)、下痢(3.7%)、および喀血 (0.9%)、結膜充血(0.8%)がある[16]。くしゃみ、鼻水、のどの痛みなどの上気道症状は少ない