社長と代表取締役は何が違うのか
社長と言えば、はじめしゃちょーでしょうか。しかし彼はYoutuberで「しゃちょー」という愛称です。日本では褒めてるのか馬鹿にしてるのかわからないフレーズに「よ!社長!」というものがあります。これは基本的に社長ではない人に対して使います。対して、社長のことを代表取締役といったりします。社長と代表取締役は何が違うのでしょうか。
社長
社長というのは一般的に会社の偉い人、トップ、代表という意味で使われます。業務執行の最高責任者です。しかし、この社長という言葉は通称的であり、一般的に普及していますが、会社法上は代表取締役、代表執行役を指します。会社に代表取締役、代表執行役がひとりというきまりはなく、複数人である場合もあります。社長という肩書きは会社が定める職制に基づく名称で、法律上の用語ではないのです。これは副社長についても同じです。
代表取締役
代表取締役は、会社法第349条により、株式会社を代表する権限(代表権)を有する取締役をいう。代表取締役は、単独で会社を代表して契約等の行為を行うことができる。日常業務については取締役会からその決定権限が委譲されていると考えられており、自ら決定、執行する。
アメリカの企業ではCEO(最高経営責任者)やCOO(最高執行責任者)が一般的に社長にあたる役職である。