あたらしい学校の辞書: 英和

robot の意味


robot の品詞

robot は*名詞*です。


robot の複数形と例文

複数形: robots

The robots in the factory work 24 hours a day without any breaks. (工場のロボットたちは、休憩なしに24時間稼働しています。)


robot の可算・不可算名詞としての用法

robot は可算名詞としてのみ用いられます。

不可算名詞としての用法は一般的ではありません。

可算名詞の例文:

A robot was programmed to perform delicate surgery on patients. (そのロボットは、患者に繊細な手術を行うようにプログラムされました。)

We saw three robots competing in the international robotics tournament. (私たちは国際ロボット競技大会で3台のロボットが競い合うのを見ました。)


robot の多義語としてのコンテクスト別意味

robot はコンテクストによって以下のように意味が異なります。

1. 機械・技術的な文脈:自動化された機械・ロボット

人間の代わりに作業を行うよう設計された機械装置。

The car manufacturer replaced many assembly line workers with robots to increase efficiency. (その自動車メーカーは効率向上のために、多くの組み立てライン作業員をロボットに置き換えました。)

2. コンピュータ・インターネットの文脈:ボット・自動プログラム

人間のようにタスクを自動的に実行するソフトウェアプログラム(ボット)。

The website uses a robot to crawl and index new pages every hour. (そのウェブサイトは1時間ごとに新しいページをクロール・インデックスするためにロボット(ボット)を使っています。)

3. 比喩的・人間関係の文脈:感情のない人・機械的に行動する人

感情や自発性がなく、命令通りにしか動かない人を指す比喩的表現。

Stop acting like a robot and tell me what you actually feel! (ロボットみたいに振る舞うのはやめて、本当に何を感じているか教えてよ!)

4. 南アフリカ英語の文脈:信号機(交通信号)

南アフリカでは robot が「交通信号機」を意味する一般的な表現として使われます。

Turn left at the next robot and you will see the school on your right. (次の信号で左折すると、右手に学校が見えます。)


robot の派生語

品詞 意味
robotic 形容詞 ロボットの、ロボットのような、機械的な
robotics 名詞(不可算) ロボット工学
robotically 副詞 ロボットのように、機械的に
robotize 動詞 ロボット化する
robotization 名詞 ロボット化

派生語の例文:

Her robotic voice made it hard to tell if she was joking or serious. (彼女のロボットのような声は、冗談なのか本気なのか判断しにくくしました。)

He answered the teacher's questions robotically, without any enthusiasm. (彼は何の熱意もなく、ロボットのように先生の質問に答えました。)

Robotics is one of the fastest-growing fields in modern engineering. (ロボット工学は現代の工学分野で最も急成長している分野の一つです。)


robot に関する注意(乱暴・不道徳・公序良俗)

特に乱暴・不道徳・公序良俗に反する意味はありません。ただし、比喩的に人を「robot」と呼ぶことは、その人を感情のない機械のように扱う侮辱的なニュアンスを持つ場合があるため、対人関係での使用には注意が必要です。


robot の俗語的な意味

俗語①:感情がない・つまらない人

主に口語で、個性や感情表現が乏しい人を指して使います。

Come on, don't be such a robot — laugh a little! (ねえ、そんなにロボットみたいにならないで——少し笑ってよ!)

俗語②:自分で考えず命令に従うだけの人(職場・政治文脈)

He is just a robot who does whatever his boss tells him to do without any questions. (彼は上司の言うことを何も疑わずに従うだけのロボットに過ぎません。)

俗語③:ダンスの「ロボットダンス」

1970〜80年代に流行したポップダンスムーブメントを指す。

Everyone laughed and cheered when he did the robot at the school dance. (彼が学校のダンスパーティーでロボットダンスをすると、みんな笑って歓声を上げました。)


robot の類語

類語 意味
android 人間に似た外見を持つロボット・人型ロボット
automaton 自動的に動く機械・機械的に行動する人
cyborg 機械と生物が融合した存在・サイボーグ
bot 自動タスクを実行するソフトウェアプログラム
drone 自律・遠隔操作型の無人機・単調な作業をこなす人

フレーズ的に類する意味の例文:

The new android they unveiled at the tech conference could mimic human facial expressions perfectly. (テクノロジー会議で公開された新しいアンドロイドは、人間の表情を完璧に模倣できました。)

He moved like an automaton, repeating the same steps over and over without thinking. (彼はオートマトンのように、何も考えずに同じ手順を何度も繰り返しました。)

The social media platform banned thousands of bots that were spreading false information. (そのソーシャルメディアプラットフォームは、誤情報を拡散していた何千ものボットを禁止しました。)


robot の反対語

反対語 意味
human 人間・人間らしい感情や意思を持つ存在
person 個人・人格・感情と自由意志を持つ人
individual 個性を持つ個人・独自性のある人

フレーズ的に反対の意味を表す例文:

Unlike a robot, a human being makes decisions based on emotion as well as logic. (ロボットと違い、人間は論理だけでなく感情に基づいて決断を下します。)

She is not a machine — she is a real person with real feelings and real dreams. (彼女は機械ではなく、本当の感情と夢を持つ本物の人間です。)


robot の語源

robot はチェコ語の "robota"(ロボタ)に由来します。この語はスラブ語系で「強制労働・骨の折れる仕事・苦役」を意味します。

この語が英語に入ったのは、チェコの作家 カレル・チャペック(Karel Čapek) が1920年に書いた戯曲 "R.U.R."(Rossum's Universal Robots) がきっかけです。この作品で、人工的に作られた労働者を指す言葉として "robot" が初めて使われました。兄のヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)がこの造語を提案したとされています。

その後、1920〜30年代にかけて英語に借入され、現在のような意味で広まりました。


robot の意味の変遷

時代 意味・使われ方
1920年代 チャペックの戯曲に登場した「人工の人間労働者」。機械というより有機的・生物的なイメージ
1940〜50年代 SF文学・映画の影響で「金属製の人型機械」のイメージが定着。アイザック・アシモフの「ロボット三原則」が登場
1960〜80年代 工場自動化が進み、「産業用機械装置」としての意味が主流に。また比喩的に「感情のない人」を指す用法が一般化
1990年代〜現在 コンピュータ・インターネット分野での「ボット・自動プログラム」という意味が加わる。AIの発展により意味がさらに拡張

robot の英英辞書での意味

robot (noun)

  1. A machine that is designed and programmed to perform tasks automatically, especially one that can carry out complex actions typically done by humans.
  2. (Computing) A program that automatically performs repetitive tasks on the internet, such as indexing web pages.
  3. (figurative) A person who seems to act mechanically, without showing emotion or independent thought.
  4. (South African English) A set of traffic lights.


robot の一般的な知識


robot の利用頻度の高い例文 5文

  1. The robot picked up the heavy boxes and moved them to the other side of the warehouse. (そのロボットは重い箱を持ち上げ、倉庫の反対側に運びました。) → 工場・倉庫における産業用ロボットの基本的な用法。

  2. Scientists are developing a robot that can assist elderly people with their daily tasks. (科学者たちは、高齢者の日常的な作業を手伝えるロボットを開発しています。) → 介護・福祉分野でのロボット活用を表す典型的な文。

  3. The website asked me to prove I was not a robot before I could log in. (そのウェブサイトにログインする前に、私がロボット(ボット)でないことを証明するよう求められました。) → CAPTCHA認証などインターネット上の「ボット」を指す現代的な用法。

  4. Robots may replace millions of workers in the manufacturing industry over the next decade. (今後10年でロボットが製造業の何百万人もの労働者に取って代わるかもしれません。) → 自動化・雇用問題についての社会的文脈でよく使われる文。

  5. My little brother built a robot out of cardboard boxes and painted it silver for the school fair. (弟は学校のフェアのために段ボール箱でロボットを作り、銀色に塗りました。) → 子どもの日常・創造的活動の文脈での親しみやすい用法。


robot のイディオムとことわざ

英語には robot を使った確立されたことわざは少ないですが、以下のイディオム的表現がよく使われます。

  • "act like a robot" — 感情なく機械的に行動する

    If you just act like a robot and follow rules blindly, you will never come up with truly creative solutions. (ただロボットのように行動し、盲目的にルールに従うだけでは、真に創造的な解決策は生まれません。)

  • "be a robot" — 自分の意見や感情を持たない人として描写する

    My manager is completely a robot — he never listens to how the team is feeling. (私のマネージャーは完全にロボットだ——チームの気持ちを全く聞こうとしない。)

  • "robots will take your job" — 自動化・AI化による雇用喪失を指す現代的な警句的表現

    People used to laugh when experts said "robots will take your job," but now it is becoming reality. (専門家が「ロボットが仕事を奪う」と言うとき、人々は以前は笑っていましたが、今はそれが現実になりつつあります。)


robot が用いられている名言

1. アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)— SF作家・生化学者

"The robot* is not a thing to be feared, but a tool to be understood."* (ロボットは恐れるべきものではなく、理解すべき道具です。)

→ アシモフはロボットをテーマにした多くのSF作品を書き、「ロボット三原則」を提唱しました。ロボットへの恐怖ではなく、知性と倫理をもって向き合うべきだという姿勢を表した言葉です。


2. エロン・マスク(Elon Musk)— テスラ・SpaceX CEO

"The robot* will do the things that are dangerous, dull, or dirty — and leave the interesting stuff to us humans."* (ロボットは危険で、退屈で、汚れた作業をこなし、面白いことは私たち人間に残してくれるでしょう。)

→ AIとロボットの役割分担について述べた言葉で、技術の進歩と人間の創造性の共存を示唆しています。


3. カレル・チャペック(Karel Čapek)— robot の名付け親

"It was my brother Josef who invented the word robot. I wanted to call them 'Labori,' but that sounded too bookish." (「ロボット」という言葉を考えたのは私の兄ヨゼフです。私は「ラボリ」と呼びたかったのですが、それは本の匂いがしすぎました。)

→ チャペック自身がインタビューで語ったエピソードで、「robot」という言葉の誕生の裏話を明かしています。


robot が特定の業界で使われる場面

業界 意味・使われ方 例文
製造・工場 組み立て・溶接・塗装などを行う産業用機械 The robot arms in this factory can weld metal parts ten times faster than a human worker.(この工場のロボットアームは人間の作業員の10倍の速さで金属部品を溶接できます。)
医療・外科 外科手術支援ロボット(例:ダビンチシステム) The surgeon used a robot to perform a minimally invasive procedure on the patient's heart.(外科医はロボットを使って患者の心臓に低侵襲手術を行いました。)
IT・Web ウェブクローラー、ボット、自動スクリプト The search engine's robot visits millions of websites every day to update its index.(その検索エンジンのロボットは毎日何百万ものウェブサイトを訪れてインデックスを更新します。)
AI・機械学習 自律的意思決定を行うエージェント The trading robot analyzed market data and made 500 transactions in a single second.(その取引ロボットは市場データを分析し、1秒間に500件の取引を行いました。)
教育・STEM プログラミング学習用ロボット Students learned the basics of coding by programming a small robot to navigate a maze.(生徒たちは小さなロボットに迷路を進むプログラムを作ることでコーディングの基礎を学びました。)
南アフリカ英語 交通信号機 Make a right turn at the second robot and then drive straight for two kilometers.(2つ目の信号で右折して、そのまま2キロ直進してください。)

中学・高校受験での robot の出題傾向

よく問われる基本的な意味

  • 「ロボット」という機械・装置を指す名詞としての意味が最頻出。

よく出題される文・フレーズ

  1. 疑問詞 + robot を使った文

    What can a robot do that humans cannot? (ロボットは人間にできないことで何ができますか?) → 「What can ~ do?」の構文とともに出題されることが多い。

  2. 比較構文との組み合わせ

    Robots are faster and more accurate than humans at performing repetitive tasks. (ロボットは反復作業において人間より速く、正確です。) → 比較級(faster / more accurate)の用法と合わせて出題される。

  3. 受動態との組み合わせ

    The robot was designed to help people with disabilities live more independently. (そのロボットは障害

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