あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書
rehearse の意味
rehearse とは?
rehearse は「リハーサルをする・練習する・予行演習する」という意味の動詞です。本番前に何かを繰り返し練習したり、確認したりする行為を表します。日本語の「リハーサル」はまさにこの単語が語源です。
rehearse の品詞と変化形
rehearse は 動詞 です。
変化形
| 形 | スペル |
|---|---|
| 原形 | rehearse |
| 三単現 | rehearses |
| 過去形 | rehearsed |
| 過去分詞 | rehearsed |
| 現在分詞 | rehearsing |
変化形の例文
rehearses
She rehearses her speech every morning. (彼女は毎朝スピーチの練習をしています。)
rehearsed
We rehearsed the play three times last week. (私たちは先週、劇を3回リハーサルしました。)
rehearsing
The band is rehearsing for their concert tonight. (バンドは今夜のコンサートに向けてリハーサル中です。)
多義性について
rehearse はコンテクストによって少しニュアンスが異なります。
| コンテクスト | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| 演劇・音楽 | 本番前に舞台や演奏の練習をする | They rehearsed the scene until it was perfect.(完璧になるまでそのシーンをリハーサルした。) |
| スピーチ・プレゼン | 発表内容を事前に練習する | He rehearsed his presentation in front of a mirror.(彼は鏡の前でプレゼンを練習した。) |
| 繰り返し述べる(やや古風) | 過去のことや議論を繰り返し話す | She rehearsed the same complaints again and again.(彼女は同じ不満を何度も繰り返した。) |
rehearse の派生語
| 単語 | 品詞 | 意味 |
|---|---|---|
| rehearsal | 名詞 | リハーサル、予行演習 |
| rehearsed | 形容詞(過去分詞由来) | 練習済みの、入念に準備された |
| rehearser | 名詞 | リハーサルをする人 |
rehearse に関する補足情報
俗語・特殊用法
特に乱暴・不道徳な意味はありません。ただし、やや皮肉的な文脈で「何度も同じことを繰り返し言う(うんざりするほど)」という意味で使われることがあります。
He rehearsed every detail of his argument, and nobody wanted to listen anymore. (彼は自分の主張の細かい点を何度も繰り返し、もう誰も聞きたくなかった。)
rehearse の類語
practice — 練習する(最も一般的な類語)
She practices the piano for two hours every day. (彼女は毎日2時間ピアノを練習します。)
prepare — 準備する
He prepared his speech carefully before the event. (彼はイベントの前にスピーチを入念に準備した。)
drill — 反復練習する(繰り返しによる習得)
The teacher drilled the students on vocabulary. (先生は生徒たちに単語を反復練習させた。)
run through — ざっと通して練習する
Let's run through the scene one more time before the show. (公演前にもう一度そのシーンを通してやってみましょう。)
train — 訓練する(より広い文脈で)
The coach trained the athletes for months before the competition. (コーチは大会前に何ヶ月も選手たちを訓練した。)
rehearse の反対語・反対の意味
| 単語・フレーズ | 意味 |
|---|---|
| improvise | 即興でやる(練習なしに) |
| wing it | ぶっつけ本番でやる(口語) |
| perform | 本番を行う(練習の対義として) |
- improvise の例文:
Instead of rehearsing, she decided to improvise her speech. (リハーサルをする代わりに、彼女はスピーチを即興でやることにした。)
- wing it の例文:
He forgot to rehearse and had to wing it on stage. (彼はリハーサルを忘れて、舞台でぶっつけ本番でやるしかなかった。)
rehearse の語源
rehearse は中英語の rehercen に由来し、さらに古フランス語の rehercier(「もう一度耕す・ならす」)から来ています。
- re-(再び)+ hercier(熊手でならす、= to harrow)
もともと農業用語で「土を熊手でかき直す」という意味でした。そこから「同じことを繰り返す→繰り返し練習する」という意味に転じました。
時代による意味の変化
古い英語では rehearse は「繰り返し述べる・列挙する」という意味でも使われており、演劇や音楽の練習という現代的な意味よりも広い使い方でした。現代英語では「本番前の練習」という意味が中心になっています。
rehearse の英英辞書的定義
rehearse (verb): To practice a play, piece of music, speech, or other performance in preparation for a public presentation; also, to repeat or go over something again, especially in detail. (劇・音楽・スピーチ・その他のパフォーマンスを公開の発表に向けて練習すること。また、何かを、特に詳細にわたって繰り返し述べること。)
rehearse の具体的な用例
よく使われる例文5文
The actors rehearsed the final scene for hours. (俳優たちは最終シーンを何時間もリハーサルした。)
She rehearsed her job interview answers the night before. (彼女は前夜、就職面接の回答を練習した。)
The choir rehearses every Tuesday evening. (合唱団は毎週火曜の夜にリハーサルをします。)
He rehearsed his lines so many times that he could say them in his sleep. (彼はセリフを何度も練習して、眠りながらでも言えるほどになった。)
Let's rehearse the emergency evacuation plan before the drill. (訓練の前に緊急避難計画を予行演習しましょう。)
イディオム・フレーズ
| フレーズ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| rehearse one's lines | セリフを練習する | She rehearsed her lines every night before the opening.(彼女は初日の前、毎晩セリフを練習した。) |
| dress rehearsal | 本番さながらの最終リハーサル | The dress rehearsal went perfectly, so everyone felt confident.(最終リハーサルは完璧にいき、全員が自信を持った。) |
rehearse が用いられた名言
"You can't rehearse life." — Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)
「人生はリハーサルできない。」
ファッションデザイナーの巨匠ラガーフェルドの言葉。人生は一度きりであり、本番の前に練習する機会はない――だからこそ今この瞬間を大切に、という意味を持ちます。
特定の業界での使われ方
| 業界 | 用法 |
|---|---|
| 演劇・映画 | 最も典型的な使用場面。台本の読み合わせから、衣装をつけた通し稽古まで rehearse という |
| 音楽 | バンドやオーケストラが本番前に楽曲を rehearse する |
| ビジネス | プレゼンや交渉の前に rehearse することが推奨される |
| 軍・緊急対応 | 避難訓練や作戦の予行演習を rehearse と表現することがある |
受験でよく出る用法
rehearse は中学・高校受験の英語でも頻出ではありませんが、practice との違いがポイントです。
- practice:広く「練習する」全般
- rehearse:本番に向けた、より具体的な予行演習
The students practiced English every day, but they rehearsed their skit only on the day before the festival. (生徒たちは毎日英語を練習したが、お祭りの前日だけ寸劇のリハーサルをした。)
また、名詞形 rehearsal と一緒に覚えておくと便利です。
We had a rehearsal before the school play. (学芸会の前にリハーサルがありました。)
会話:rehearse って何?
Alex: Hey, do you know what rehearse means?
Ben: Hmm… is it like, practicing something before the real thing?
Alex: Exactly! Like actors rehearse before a show.
Ben: Oh, so I should rehearse before I ask my boss for a raise?
Alex: Definitely! Practice what you're going to say.
Ben: Okay... (whispering to himself) "Sir, I deserve a raise because I am amazing..."
Alex: Great start!
Ben: (next day) I rehearsed for two hours. I walked in, opened my mouth, and said... "Can I have the day off instead?"
Alex: 🤦 That's not what we rehearsed!!
アレックス: ねえ、「rehearse」ってどういう意味か知ってる?
ベン: うーん…本番前に何かを練習するってこと?
アレックス: そう!俳優が公演前にリハーサルするみたいにね。
ベン: じゃあ、上司に昇給のお願いをする前にもリハーサルした方がいい?
アレックス: もちろん!言うことを練習しておいて。
ベン: わかった…(ひとりごと)「部長、私は素晴らしいので昇給が必要です…」
アレックス: 上々のスタートだ!
ベン:(翌日)2時間もリハーサルしたよ。部屋に入って、口を開いたら…「代わりに休みをもらえますか?」って言っちゃった。
アレックス: そんなのリハーサルしてないよ!!
rehearse が登場する短編:舞台の裏側
The school play was only three days away, and Emma was nervous.
"We need to rehearse again," she said to her classmates.
"We've already rehearsed five times this week!" said Tom, dropping into a chair.
"But I keep forgetting my lines in the second act," Emma replied.
Their teacher, Mr. Sato, smiled. "Rehearsing is not just about memorizing words. It's about feeling comfortable on stage."
They rehearsed once more. This time, something was different. Emma didn't just say her lines — she felt them. Tom forgot one word but kept going without stopping. The whole class moved together like a team.
On the day of the show, the curtain rose. The audience was quiet. Emma stepped forward and began to speak clearly and confidently.
After the show, Mr. Sato said, "Do you see? Every time you rehearsed, you became a little better. That's the secret — not perfection, but progress."
Emma smiled. She had learned something bigger than her lines. She had learned that rehearsing anything in life — a speech, a skill, even an apology — makes you braver.
学校の劇まであと3日。エマは緊張していた。
「もう一度リハーサルしなきゃ」と彼女はクラスメートに言った。
「今週もう5回もリハーサルしたじゃないか!」とトムは椅子にどかっと座りながら言った。
「でも第2幕でセリフをいつも忘れちゃうの」とエマは返した。
先生のサトウ先生は微笑んだ。「リハーサルは言葉を暗記するためだけじゃない。舞台の上で心地よくいられるようになるためのものだよ。」
もう一度リハーサルが始まった。今回は何かが違った。エマはセリフをただ言うのではなく、感じていた。トムは一語忘れたけれど、止まらずに続けた。クラス全員がチームのように動いた。
本番当日、幕が上がった。観客は静まり返った。エマは前に出て、はっきりと自信を持って話し始めた。
公演の後、サトウ先生は言った。「わかったかな?リハーサルをするたびに、少しずつ上手くなっていく。それが秘訣だ――完璧じゃなくて、成長することが大事なんだよ。」
エマは微笑んだ。彼女はセリフ以上の何かを学んだ。スピーチでも、スキルでも、謝罪でも――人生の何事においてもリハーサルすることが、あなたをより勇気ある人にする、ということを。