あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書
plausible の意味
plausible の品詞と基本的な意味
"plausible" は 形容詞 です。
「もっともらしい」「信じられそうな」「一見して正しそうな」という意味です。
何かを聞いたときに「なるほど、そうかもしれない」と思わせるような、表面上は説得力があるように見えるさまを表します。ただし、必ずしも本当のことを言っているわけではないというニュアンスを含むことが多いです。
plausible の変化形(比較級・最上級)
| 形 | スペル |
|---|---|
| 原級 | plausible |
| 比較級 | more plausible |
| 最上級 | most plausible |
例文
原級: His explanation sounds plausible, but I'm not completely convinced.
「彼の説明はもっともらしく聞こえるが、完全には納得していない。」比較級: Her theory is more plausible than his.
「彼女の理論の方が、彼のものよりももっともらしい。」最上級: This is the most plausible explanation I've heard so far.
「これは今まで聞いた中で最も信憑性のある説明だ。」
plausible の派生語
| 単語 | 品詞 | 意味 |
|---|---|---|
| plausibly | 副詞 | もっともらしく |
| plausibility | 名詞 | もっともらしさ、信憑性 |
| implausible | 形容詞 | もっともらしくない、信じがたい |
| implausibly | 副詞 | 信じがたいほど |
| implausibility | 名詞 | 信じがたさ |
plausible の注意点・俗語的用法
特に乱暴・不道徳な意味はありません。ただし、「実際には嘘かもしれないけれど、一見もっともらしい」 という含みで使われることが多く、若干ネガティブなニュアンスを帯びる場面があります。
俗語・口語的な使われ方
特定の俗語的意味はありませんが、日常会話では「それ、ありえる話だよね」というカジュアルな意味合いで使われることもあります。
- "Yeah, that's plausible." 「うん、それはあり得るね。」
plausible の類語
| 単語 | 意味 |
|---|---|
| credible | 信頼できる、信憑性がある |
| believable | 信じられる、納得できる |
| convincing | 説得力がある |
| reasonable | 合理的な、筋の通った |
| conceivable | 考えられる、ありうる |
フレーズ的に類する表現
- "That makes sense." — 「それは筋が通っている。」
- "It sounds convincing." — 「説得力がある。」
- "I can see where you're coming from." — 「あなたの言いたいことはわかる。」
plausible の反対語
| 単語 | 意味 |
|---|---|
| implausible | もっともらしくない、信じがたい |
| unbelievable | 信じられない |
| incredible | 信じがたい |
| dubious | 疑わしい |
| far-fetched | こじつけの、無理のある |
フレーズ的に反対の意味を持つ表現
- "That doesn't add up." — 「それは辻褄が合わない。」
- "That's a stretch." — 「それは無理がある。」
- "Nobody would buy that." — 「誰もそれを信じないだろう。」
plausible の語源
ラテン語 "plausibilis" に由来します。これは「拍手喝采に値する」という意味で、動詞 "plaudere"(拍手する) から派生しています。
つまり、「人々が拍手したくなるほど良さそうに見える」というのが元々の意味で、そこから「一見もっともらしい」という意味へと変化しました。
同じ語源を持つ言葉に "applaud"(拍手する) や "applause"(拍手) があります。
時代による意味の変化
16世紀ごろは「賞賛に値する、称賛される」という純粋にポジティブな意味で使われていました。しかし時代が進むにつれ、「表面上は良さそうに見えるが、実際はどうかわからない」というやや懐疑的なニュアンスが加わるようになりました。現代では「もっともらしいが、本当かどうかは疑わしい」という含みを持つことが多いです。
plausible の英英辞書での意味
plausible (adjective):
Seeming reasonable or probable; appearing to be true or valid, even if it may not actually be so.
「合理的または確からしく思われる。実際にはそうでないかもしれないが、正しいまたは妥当であるように見えること。」
plausible を使った頻出例文5文
The detective found the suspect's alibi plausible, but decided to investigate further.
「刑事は容疑者のアリバイをもっともらしいと感じたが、さらに調査することにした。」It's plausible that the project will be finished by Friday if everyone works hard.
「全員が頑張れば、金曜日までにプロジェクトが終わることはあり得る。」She gave a plausible excuse for being late, but her boss wasn't entirely satisfied.
「彼女は遅刻についてもっともらしい言い訳をしたが、上司は完全には納得しなかった。」Scientists say it is plausible that life once existed on Mars.
「科学者たちは、かつて火星に生命が存在した可能性はあり得ると言っている。」His story sounded plausible at first, but the details didn't add up.
「彼の話は最初はもっともらしく聞こえたが、細部が辻褄の合わないものだった。」
plausible を使ったイディオム・ことわざ
特定のことわざはありませんが、よく使われる表現として:
- "plausible deniability"(もっともらしい否認)
政治や法律の文脈でよく使われるフレーズ。責任を問われた人が「知らなかった」「関与していない」と主張できる状況を意図的につくっておくこと。
例文: The politician was accused of creating plausible deniability to avoid responsibility.
「その政治家は責任回避のために"もっともらしい否認"の状況をつくったと非難された。」
plausible が登場する名言
"The most erroneous stories are those we think we know best — and therefore never scrutinize or question."
— Stephen Jay Gould(スティーヴン・ジェイ・グールド、古生物学者)
これは直接 "plausible" という単語を使った名言ではありませんが、「もっともらしく聞こえる話ほど、実は間違っている可能性がある」 という plausible の本質的なテーマを言い表しています。
直接 "plausible" を使った引用としては:
"A plausible impossibility is better than a convincing possibility."
— Aristotle(アリストテレス)
「もっともらしい不可能は、説得力のある可能よりも優れている。」
※フィクションや物語においては、実際に起こりうることより、内部的に筋の通ったドラマチックな話の方が人を引き込むという意味。
plausible が特定の業界で使われる場面
| 業界 | 使われ方 |
|---|---|
| 法律・政治 | "plausible deniability"(もっともらしい否認)という形でよく使われる |
| 科学・学術 | 「この仮説は plausible か?」という形で、証拠はないが否定もできない仮説に使われる |
| ビジネス | プレゼンや提案が「現実的に見えるかどうか」を評価する文脈で使われる |
| フィクション・創作 | 物語の設定やキャラクターの動機が「納得できるかどうか」を表す |
受験でよく出る plausible の用法
中学・高校受験では直接出題される頻度は高くありませんが、大学受験・英検準1級〜1級レベルでよく登場します。
よく問われるポイント:
- 「もっともらしい」「一見正しそうに見える」 という意味の形容詞であること
- 必ずしも本当のことではないというニュアンスがあること
- 副詞形 plausibly や名詞形 plausibility に変化できること
頻出フレーズ:
"a plausible explanation" — もっともらしい説明
例文: He came up with a plausible explanation for the missing money.
「彼はなくなったお金についてもっともらしい説明を考え出した。」"plausible argument" — 説得力がありそうな主張
例文: She made a plausible argument, but the judges were not convinced.
「彼女は説得力がありそうな主張をしたが、審査員たちは納得しなかった。」
面白い会話
"Do you know what does 'plausible' mean?"
Alex: Hey, do you know what does 'plausible' mean?
「ねえ、'plausible' ってどういう意味か知ってる?」
Ben: Hmm, I think it means something sounds believable, even if it might not actually be true.
「うーん、実際には本当かどうかわからないけど、信じられそうに聞こえる、ってことだと思う。」
Alex: Exactly! Like when I told my teacher I was late because a cow was blocking the road.
「そう!たとえば僕が先生に、牛が道を塞いでたから遅刻した、って言ったときみたいに。」
Ben: Ha! Did she believe you?
「へえ!先生は信じたの?」
Alex: She said it was "plausible"... since we live on a farm.
「先生は「もっともらしい」って言ってたよ……農場に住んでるからね。」
Ben: Wait, you actually DO live on a farm?
「ちょっと待って、本当に農場に住んでるの?」
Alex: No. But she didn't know that.
「いいや。でも先生はそれを知らなかったんだ。」
Ben: ...That's not plausible. That's just a lie!
「……それはもっともらしいんじゃなくて、ただの嘘だよ!」
plausible が登場する短い物語
The Perfect Excuse
Tom was late for school again. He needed a plausible story — fast.
As he walked through the school gate, he thought hard. "A dog stole my bag." No, too silly. "I helped an old lady cross the road." Better, but too slow.
Then he saw a fallen tree near the school gate. It had blown down in last night's storm.
Tom walked into the classroom and said, "I'm sorry I'm late. A big tree fell across the road, and I had to take a long way around."
His teacher looked at him carefully. Then she looked out the window at the fallen tree by the gate.
"That," she said slowly, "is a very plausible excuse."
Tom smiled.
"And it also happens to be true," he added.
His teacher laughed. "Well, that makes a nice change, Tom."
Tom sat down, feeling very pleased with himself. Sometimes, the most plausible story really is the true one — you just have to be lucky enough to find it waiting for you at the school gate.
完璧な言い訳
トムはまた学校に遅刻した。彼には、急いで*もっともらしい*話を考える必要があった。
校門を歩きながら、彼は必死に考えた。「犬がカバンを盗んだ」——いや、馬鹿げすぎる。「老婦人の道路を渡るのを手伝った」——まあいいが、遅すぎる。
そのとき、校門近くに倒れた木が目に入った。昨夜の嵐で倒れたものだ。
トムは教室に入り、言った。「遅刻してすみません。大きな木が道路を塞いでいて、遠回りしなければなりませんでした。」
先生はじっと彼を見た。それから、校門近くの倒れた木へと視線を移した。
「それは」と先生はゆっくり言った。「とても*もっともらしい*言い訳ですね。」
トムはにっこりした。
「しかも、本当のことでもあります」と彼は付け加えた。
先生は笑った。「まあ、それは珍しいことね、トム。」
トムは座りながら、とても満足した気分だった。ときに、最も*もっともらしい*話こそが本当のことで——ただ、それが校門の前で待っていてくれるくらい運が良ければいいのだが。