あたらしい学校の辞書(あた辞書): 英和辞書
master の意味
"master" の品詞は?
名詞として
複数形: masters
例文:The masters of the school met to discuss new policies. (学校の校長たちが新しい方針について話し合うために集まった。)
可算名詞と不可算名詞での利用:
可算名詞 として利用(複数形あり)
- 意味:熟練者、師匠、主人、校長、船長、マスター
- 複数形例:The masters taught their apprentices with great patience.(その熟練者たちは大きな忍耐強さで見習いを教えた。)
不可算名詞 として利用
- 意味:熟練、習得、支配
- 例:He has shown master of the art.(彼はその芸術の習得を示した。)
多義語としてのコンテクストと用例:
熟練者、エキスパート
- He is a master of chess. (彼はチェスの達人だ。)
師匠、先生
- The master taught his student for many years. (その師匠は何年間も学生を教えた。)
主人、支配者
- The master of the house was very strict. (その家の主人はとても厳しかった。)
船長
- The master ordered the sailors to raise the sails. (船長は船乗りたちに帆を上げるよう命じた。)
修士号
- She earned her master's degree in biology. (彼女は生物学の修士号を取得した。)
マスターコピー、原版
- We kept the master copy in a safe place. (私たちは原版を安全な場所に保管した。)
動詞として
変化形: masters / mastered / mastering
意味:習得する、熟達する、支配する、克服する
基本形: master
- To master a language takes time and effort. (言語を習得するには時間と努力がかかる。)
三人称単数現在形: masters
- She masters new skills quickly. (彼女は新しいスキルを素早く習得する。)
過去形: mastered
- He mastered the piano after years of practice. (彼は何年もの練習の後、ピアノを習得した。)
進行形: mastering
- They are mastering the art of negotiation. (彼らは交渉の技術を習得しつつある。)
形容詞として
意味:熟練した、主要な、マスターの、指導的な
原級: master
- He is a master craftsman. (彼は熟練した職人だ。)
比較級: more master(一般的ではなく、むしろ文脈で表現)
- He is more master than his brother. (彼は兄弟より熟練している。)※実際にはこの用法は稀
最上級: most master(一般的ではなく、むしろ文脈で表現)
- 形容詞としては比較級・最上級が一般的ではなく、むしろ別の表現を使う
派生語: - mastery(名詞:習得、熟達) - masterful(形容詞:熟練した、見事な) - masterless(形容詞:主人のない) - masterly(形容詞・副詞:熟練して)
"master" について
乱暴、不道徳、公序良俗に反する言葉である場合
特に注意なし。 master は標準的で礼儀正しい言葉です。歴史的には奴隷制度の文脈で使用されることもあり、その場合は慎重な扱いが必要ですが、現代では通常の学術的・日常的な文脈で用いられます。
俗語としての意味
特に顕著な俗語用法はありませんが、スラング的な用法: - Master it! (やってのけろ!得意になろう!) - 若者向けのゲーム・スポーツ文脈で「完全に支配する、圧倒する」という意味で使われることもあります。
類語とその意味
expert:専門家、その分野に深い知識を持つ人
- She is an expert in marine biology. (彼女は海洋生物学の専門家だ。)
expert:達人
- He is an expert at solving puzzles. (彼はパズルを解くのが得意だ。)
guru:精神的な指導者、大家
- He is considered a guru in the field of technology. (彼はテクノロジー分野の大家と見なされている。)
virtuoso:大音楽家、名手
- The pianist was a virtuoso of extraordinary talent. (そのピアニストは並外れた才能を持つ名手だった。)
authority:権威者、専門家
- He is an authority on ancient history. (彼は古代史の権威である。)
フレーズ的に類する意味のもの: - be good at: ~が得意である - She is good at playing the violin. (彼女はバイオリンを弾くのが得意だ。) - be skilled in: ~に熟練している - He is skilled in carpentry. (彼は大工仕事に熟練している。) - have a knack for: ~の才能がある - She has a knack for languages. (彼女は言語の才能がある。)
反対の意味の言葉
novice:初心者、新人
- As a novice, he made many mistakes. (初心者として、彼は多くの間違いを犯した。)
amateur:素人、アマチュア
- The amateur golfer practiced every day. (そのアマチュアゴルファーは毎日練習した。)
beginner:初級者
- The beginner struggled with the basics. (その初級者は基本に苦労した。)
ignorant:無知な
- He was ignorant of the facts. (彼はその事実について無知だった。)
slave:奴隷、支配される人
- He was no longer a slave to his fears. (彼はもはや恐怖の奴隷ではなかった。)
フレーズ的に反対の意味を表すもの: - be out of one's depth: 力不足である、対応できない - He felt out of his depth in the advanced class. (彼は上級クラスで力不足に感じた。) - be in the dark: 暗い中にいる、無知である - She was in the dark about the project. (彼女はそのプロジェクトについて無知だった。)
語源
ラテン語の magister(より大きい者、より優れた者)に由来。
- magister → Old French maistre → Middle English maister → Modern English master
- もともとは「より大きい、より優れた」という意味の比較級形から発展し、「支配者、指導者」を意味するようになりました。
時代によって言葉の意味が変わった場合
特記すべき変化:
- 中世~近世: 奴隷制度の文脈で「奴隷所有者、主人」という強い意味合いがありました。
- 産業革命期以降: より広く「熟練工、職人の親方」という意味が強調されるようになりました。
- 現代: 学位(修士号)の意味が増し、学問的な文脈での使用が顕著です。
"master" の英英辞書での意味
- A person with great skill and knowledge of something(何かに関して大きなスキルと知識を持つ人)
- A man who has control of something or someone(何かまたは誰かに対して支配を持つ男性)
- A copy from which other copies are made(他のコピーが作られる元のコピー)
- To learn or become skilled at something(何かを学ぶ、または何かに熟練する)
- To control or have power over something(何かをコントロールする、または何かに対して力を持つ)
"master" の一般的な知識
利用頻度の高い例文5文とそれぞれの意味
Master the basics first. (まず基本をマスターしなさい。)
- 何かを習得する際に、基礎から始めることの重要性を強調します。
He is the master of his own fate. (彼は自分の運命の主人である。)
- 自分の人生に対して責任と支配力を持つことを表現します。
She mastered three languages. (彼女は3つの言葉を習得した。)
- 複数の言語に完全に習熟していることを示します。
The master craftsman trained many apprentices. (その熟練職人は多くの見習いを訓練した。)
- 経験豊富な職人が下の世代を指導する関係を表します。
Don't worry; I have it under master. (心配しないで。私はそれをコントロール下に置いている。)
- 状況を完全に掌握していることを示します。※正確には "I have it under control" ですが、master の支配的用法を示します。
イディオムやことわざ
Jack of all trades, master of none. (何でも少しはできるが、何の専門家でもない。)
- 器用貧乏を表すことわざです。
Be master of your own destiny. (自分の運命の主人になる。)
- 人生の選択肢に対して責任を持つべきだというメッセージ。
Master of ceremonies(MC) (式典の司会者、マスターオブセレモニー。)
- 式典やイベントを進行させる人。
"master" が用いられている名言と言った人、その意味
"In order to master an art, it is necessary to understand, remember and cultivate it." - Ludwig van Beethoven (芸術をマスターするためには、それを理解し、記憶し、育成することが必要である。ベートーベン)
- 習得には単なる技術だけでなく、深い理解と継続的な努力が必要だということを示唆しています。
"Master your thoughts, and you will master your world." - Unknown (あなたの思考をマスターしなさい。そうすればあなたは世界をマスターするだろう。)
- 内面的なコントロールが外部の状況を支配することを示唆します。
特定の業界でよく使われる、または意味が異なる場面
学術分野: - Master's degree(修士号)- 学位の名前として使用されます。 - She is pursuing her master's in Computer Science. (彼女はコンピュータサイエンスの修士号を取得しようとしている。)
音楽業界: - Master recording(マスター録音) - 販売用に複製される元の録音。 - The master recording was made in a professional studio. (マスター録音はプロフェッショナルスタジオで作成された。)
美術・工芸業界: - Master copy(マスターコピー)- 美術作品の原本。 - The master copy is displayed in the museum. (マスターコピーは美術館に展示されている。)
デジタル・IT業界: - Master branch(マスターブランチ)- バージョン管理における主要なコードベース。 - Always test before pushing to the master branch. (マスターブランチにプッシュする前に必ずテストしなさい。)
武道・格闘技: - Judo Master, Karate Master など、段位の高い指導者。 - The judo master demonstrated the perfect technique. (そのジュドーマスターは完璧なテクニックを示範した。)
中学受験、高校受験の英語でよく出題される意味や用例、フレーズ
よく出題される意味:
「習得する、マスターする」という動詞の用法
- He mastered English through hard work. (彼は懸命な努力で英語を習得した。)
- 出題形式:「空欄補充」「文法問題」でよく問われます。
「熟練者、達人」という名詞の用法
- The master of calligraphy taught us. (その書道の達人が私たちに教えてくれた。)
- 出題形式:「意味補充」「読解問題」に登場します。
修士号の意味での master
- She has a master's degree. (彼女は修士号を持っている。)
- 出題形式:「単語の意味」を直接問う問題。
高頻出フレーズ:
master + 名詞: ~をマスターする
- master English (英語をマスターする)
- master the art (その芸術をマスターする)
be a master of + 名詞: ~の達人である
- be a master of piano (ピアノの達人である)
- be a master of languages (言語の達人である)
master's degree: 修士号
- これは試験によく出題される表現です。
面白い会話
"Do you know what does 'master' mean?" "Yeah, it's like a judo champion, right?" "No, no, I meant like someone really good at something." "Oh, so... a judo champion?" "Um... technically yes, but also teachers, skilled workers, and even ship captains!" "So basically anyone who's better than me at anything?" "Well, now you're getting it!"
(「'master'が何を意味するか知ってる?」「ああ、柔道チャンピオンみたいなことでしょ?」「いや、何かすごく上手な人のことだよ。」「あ、だからジュドーチャンピオン?」「技術的には yes だけど、先生、熟練した職人、それから船長もいるんだ!」「つまり、俺より何でも上手な奴のこと?」「まあ、今やっと分かったな!」)
面白い文章
Meeting the Master
When Sarah walked into the traditional woodworking studio, she felt nervous. The master craftsman, Mr. Yamamoto, had been training apprentices for fifty years. She wanted to master the ancient art of Japanese joinery, where wooden pieces fit together without nails. "First," said the master, "you must understand the wood itself." For six months, Sarah learned to select timber, study its grain, and feel its texture. She watched the master's hands move with precision and grace. Slowly, she began to see the connection between patience and skill. One day, her own wooden joint fit perfectly without any glue. The master nodded silently—the highest praise. Sarah finally understood: mastering a craft wasn't just about technique; it was about respect for the material and devotion to the process. She was becoming a master too.
日本語訳:
伝統的な木工スタジオにサラが入ってきた時、彼女は緊張していた。master職人の山本さんは50年間見習いを訓練してきた。彼女は日本の伝組み(くみ)という釘を使わずに木の部分を組み合わせる古い芸術を*masterしたかった。「まず」masterは言った。「木そのものを理解しなければならない」。6ヶ月間、サラは木材を選び、その木目を研究し、その質感を感じることを学んだ。彼女はmasterの手が正確さと優雅さで動くのを見守った。徐々に、彼女は忍耐とスキルの間の関係を見始めた。ある日、彼女自身の木の継手は接着剤なしで完璧に合った。masterは静かに頷いた—それは最高の賛辞だ。サラはついに理解した:工芸をmasteringすることは、単なる技術ではなく、素材への尊重と過程への献身についてだったのだ。彼女もmaster*になりかけていた。