奨学金について

奨学金は(本物の)借金について学ぶ良い教材だと思う。

自分の奨学金事情

• 大学時代に育英会から利息無しの奨学金を借りました
• 高校の成績はそこそこでしたが、親の年収はぶっちぎりで低かったので審査余裕でした
• 借りたのは月4万だったかな(6万だったかな、忘れた)
  • まあまあの新車一台ぶんくらいの借金額ですね
• 社会人序盤は手取りが14万でボーナスもなかったので、そこから1万数千円持っていかれるのがものすごくきつかった
• (当然ですが)育英会は表向き決まった額を毎月きっちり返せというスタンスです
• 諸事情で何度か滞納したことがあります
  • 保証人の親のところに育英会から連絡がいきます
    • 一応自分の名誉のためですが、親に払ってもらったのは一円もありません
• ひとたび滞納すると、滞納分と毎月分を一気にきっちり返せというスタンスできます(当然ですね)
• 育英会に電話して事情を話すと、返済額が未記入の振込用紙を大量に送ってくれました
• 少しずつでも返していれば、保証人への連絡はしないでいてくれました
• 最終的には予定よりずいぶん早く全額返済しました
  • 利息のない奨学金だったのでゆっくり返しても良かったのですが、私の返済が次の奨学金につながっているので

返済義務のある奨学金は、間違いなく 借金 です。借金は、下手をすると他人に人生を奪われてしまうものすごくヤバいものだというのが自分の認識です。無い袖は振れません。借金なんて、しなくていいなら絶対にしない方がいいでしょう。とはいえ、自分は育英会の奨学金の返済から学んだことはたくさんあったし、なにより奨学金無しでは大学にいくことはできなかったでしょう。(もっと勤勉にしていれば、奨学金無しでいける大学に合格する余地はあったとは言えますけれど)　

自分は運よく無利息の奨学金だったけど(滞納したときいくらか利息を払いましたが)、利息がつく奨学金の場合、さらに返済額が大きくなるのでそこはよく考えた方がいいのではないかと思います。

(ちなみにいまちょっと検索してみると、いまは 所得連動返還方式という返済方法があるようですね。これは良さそう)

というわけで、以上、かんたんに私の奨学金体験についてまとめてみました。

次回は、消費者金融でお金を借りて滞納するとどうなったかについてまとめてみたいと思います。