Windowsの右クリック コンテクストメニューから.mdファイルを新規作成する
.md ファイルを新規作成するのに、ながらくデフォルトで用意されているテキストファイルを新規作成して、ファイル拡張子ごと変名するというやり方をとっていたのですが、やっぱり .md をいきなり作成できるようにしたいなと思ってしまったのでやってみた。
レジストリをいじります
Windowsでこの手のをやるには定番の regedit ですね。スタートメニューで「レジストリ」と検索すると出てきます。
ちなみに、レジストリの書き換えはOSレベルで破壊的なことがありえるので、ご利用は自己責任で。
HKEY_CLASSES_ROOT
HKEY_CLASSES_ROOT の直下に .md を見つけます。存在しなければ新規キーとして作成します。
.md エントリの設定
.md の (既定)
の値は markdownfile
としておきます。
さらに、.md の中に ShellNew
というキーを作成します。
ShellNew に NullFile
という文字列値を作成します。値は不要です。
markdownfile の設定
.md の存在する HKEY_CLASSES_ROOT 直下に markdownfile
というキーを作成します。
そして、その markdownfile の (既定)
の値を markdown file
とします。
以上の設定ができたら、右クリックのコンテキストメニューの新規作成に「markdown file」というものが追加されていると思います。
新規ファイルにテンプレートを適用する
新規作成するファイルにテンプレートを適用することができる。
テンプレートとなるファイルを C:\Windows\ShellNew
の中に用意する。例えば template.md
というファイルで用意したとする。
つぎに、先ほど作った .md のエントリに作成した NullFile
を削除する。
代わりに、FileName
という文字列値を作成して、値にテンプレートファイル名 template.md
を設定する。
以上で、.md ファイルを新規作成すると、テンプレートが適用されたファイルが作成できる。
便利。