Windows 10で .txt ではないテキストファイルをプレビュー表示する
Windows は Windows 10 に限らず、フォルダウィンドウの中にファイルを開かずにファイル内容をプレビュー表示できる。フォルダの「表示」メニューから「プレビュー ウィンドウ」を選択すれば表示されるようになる。ファイルがチラ見できて便利。
このファイルプレビュー機能は非常に便利なのだが、.md とか .conf といったファイル拡張子が .txt でないものは中身がテキストであるにもかかわらずプレビュー表示されなくてちょっと残念だったりする。WSL 2を使い始めると GUI エクスプローラでその辺を触る機会が増えると思うのでプレビュー表示されると生産性が爆上がりする。知らんけど。
というわけで、windowsのレジストリを直接書き換えることで .md や .conf のプレビュー表示が実現できる(レジストリの編集はwindowsの動作に重度の問題を引き起こす可能性があるので自己責任で)。
レジストリの編集は言わずと知れたレジストリエディターを使用する。
コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT
にコンピュータに登録されている拡張子が並んでいるので、目的のものを探す。
例として .md ファイル(中身はmarkdownで書かれたテキスト)だとして、まっさら環境だと (既定)
という項目に .md ファイルを扱うアプリケーションが登録されているのではないかと思います。それ以外にも値があるかもしれませんが、いったんここは無視しておきます。
そして、(既定)
の下行あたりを右クリックしてコンテキストメニューを表示して 新規(N)
そして 文字列値(S)
と選択すると新しい行が表示されるので、そこの名前を PerceivedType
に変更して、値を text
とします。
もし、すでに PerceivedType
が存在する場合は値を書き換えることになりますが、その場合はかなり慎重に問題ないことを確認しつつ書き換えた方がいいかもしれない。
以上、ファイル拡張子のレジストリで PerceivedType
に text
と設定するだけで、フォルダ内でプレビューできるようになりました。超便利。
もちろん、.md 以外の .conf でも、.pl とか .php とか .py とか .rb とかテキストファイルならなんでもできます。もし拡張子自体がキーとして存在しない場合は足せばOK。