Windows の SSH クライアントに Windows Terminal 良い
これまでは RLogin というソフトを使っていたのですが、Windows 10以降だと Microsoft 純正でしかもなんとオープンソースで開発されているというその名も Windows Terminal というシェルが使えると聞いたので Microsoft Store から入れてみました。
v0.11.1251.0 (1.0rc1)
早速 起動すると比較的なじみのある Windows プロンプトが起動します。タブがあったりフォントがモダンになっていてちょっといままでの Windows のコマンドプロンプトとは違った雰囲気です。
以下のように Linuxサーバに ssh してみると、まったく何の違和感もなくログインして使えます。
PS C:\Users\user> ssh foo@XXX.XXX.XXX.XXX -i 'C:\Users\user\.ssh\id_rsa'
期待以上です。
特にデフォルトのフォントが見やすいのが良い。Unicodeによる日本語はいけるようですが、現時点では絵文字は絵文字パッドまでは開くけど入力はできないようでした。絵文字を含んだテキストを cat すると表示はされたのでそのうちフルサポートされる気がしますが。
シェルでは常識(?)の選択範囲を選択しただけでコピーする機能はオプションで設定可能です。
// If enabled, selections are automatically copied to your clipboard.
"copyOnSelect": true,
オプションの変更は今のところテキストファイルをエディタで直接編集します。
あとちょっと気になったのは RLogin と比較するとちょっともっさりしてるかもしれない。個人的にはまったく許容範囲ですが。
一個だけ個人的に改善希望と言えば、前回の起動位置を覚えといてほしいくらいかな。まあでも最近はWindowsもあんまり再起動とかしないからあれだけど。
いずれにしろ、もう間もなく RC の取れた正式 v1.0 が出るのではないかと思われるので、ぜひ試してみることをお勧めします。