# vl - Makes CUI table vertical {{tag: perl, tool}} 最近のPCモニタってすごい横幅ですよね。横に広いタイプじゃなくてもものすっごいでかい画面のものも増えて、しかも比較的安価に手に入るようになって、その中で使うアプリケーションのウィンドウ領域に気をつかうことはすっかりなくなってしまいました。豊かな時代です。ターミナルの横幅最大80 文字縛りという時代があったことなど、誰が記憶していることでしょう。 まあそんなわけで、最近の `docker images` とか `gcloud` とか `kubectl` とかまじターミナルの横幅無限だと思ってるだろうってレベルのCUIテーブル吐き出してくるコマンド群に嫌気がさして、CUIテーブルを縦並びの表示に切り替えるコマンドを書きました。 $ kubectl get pods -o wide NAME READY STATUS RESTARTS AGE IP NODE hello-web-84bb7495c8-lkn5k 1/1 Running 0 4m 10.60.2.6 gke-hello-cluster-default-pool-a2103b40-sjpd 例えばこういう上のようなテーブルが、以下のように縦並び表示されます。いわゆる MySQL の バックスラッシュジー(\G) です。 $ kubectl get pods -o wide | vl ********** 1 ******************** NAME: hello-web-84bb7495c8-lkn5k READY: 1/1 STATUS: Running RESTARTS: 0 AGE: 4m IP: 10.60.2.6 NODE: gke-hello-cluster-default-pool-a2103b40-sjpd `vl` というコマンドがそれです。ぶい・える、です。vertical だから。 インストールはこんな感じで、PATHの通ったところに置いてください。 $ curl -o vl -L http://bit.ly/App-vl $ chmod +x vl オプションなど詳細はこちらのドキュメント {{cpan: vl}} を参照してみてください。 これで、障害対応で広い画面使えないよーとか、横広CUIテーブルをslackに貼りたい!とかプレゼンで見せたい!とかいう場面で困らなくてすみますね! (ちなみに最近は --vertically 的なオプションを持つコマンドもある様子。でもコマンドごとのオプション覚えたくないしね)